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​家賃を下げても部屋は埋まらない

賃貸業界では、今ある問題に直面しています。

それは、家賃を下げても部屋が埋まらない事。

​一昔前までは、家賃を数千円値下げをしただけで、すぐに物件問合せや見学希望連絡があったものの、最近では家賃を相場以下に下げても、場合によっては問合せそのものがないような状態となっています。

物件供給数が過剰に

現在、不動産賃貸物件数は、地方によっては超過剰と言っても過言ではありません。山梨県甲府市では、空き室率が約3割と言わていますが、実際的にはもう少しあるのではと思えるほど、賃貸の空き室は深刻化になっています。

2000年代以降に建てられた賃貸物件では、空き室があっても毎月の家賃は保証する「サブリース契約」を結んでいる物件が殆ど(サブリース契約でなければ銀行が融資そのものを認めない)ではありますが、毎年のように人口減が続けば、確実に賃貸物件数は飽和状態となることから、どうしても価格競争(家賃値引き)に陥ってしまいますが、ここにきてある変化が生じています。

​それは、家賃を下げてもお客様が入居してくれない事。

お客様にも変化が…

家賃を下げると、賃貸市場はものすごく反応するのが基本ですが、ただここ最近、家賃を下げても部屋が埋まらないことに関して、おそらく今までの常識ではもう通用しないことを示唆しているような感じがしてきます。

物件数が飽和状態となった今、お客様の立場から見れば、自分が理想とする部屋に入居したいと考える人が多くなったのではと推察します。

​相場家賃より高くても集客可能

弊社所有物件・グレイスロイヤルでは、コロナ禍の影響で繁忙期(2020年1月~3月)はお客様見学数がほぼゼロ状態になってしまったものの、緊急事態宣言解除後、リノベーションをした部屋全てが満室となり、一部の部屋を除き基本的には、フルリノベーションを行うことで、今までの家賃と比べると8~10%値上げしたのにも関わらず、成約に至ることができました。

一般的に、家賃を値上げして募集することはタブー視されていますが、お客様のニーズに沿ったリノベーションを展開することにより、相場家賃の影響を受けず、弊社の希望家賃で成約できたことは、しっかりとした部屋をご提供できれば、家賃相場を気にすることはないということを証明しています。

​これからますます空き室が増えていきますが、ニーズに合った部屋をご提供することができれば、空き室を心配することはありません。