
築古物件に将来はあるのか?
不動産賃貸物件は、築年数が経過すればするほど、その価値は減少していきます。 物件があるエリアや構造躯体によって、多少差異はありますが、概ね築10年を超えてくると「旬の時期」は終わってしまい、空室が目立つようになります。 ただ、築10年以降の物件であるならば、築浅~築古の境界という立場であるため、家賃下落率は、それほど多くはないと思われますが、ただ築20年を超えてくると「設備の古さが全面的に目立ってくる」ので、どうしても家賃を今までと同じように「維持」することが、非常に難しく、家賃値下げをしなければ集客することが、難しくなってしまいます。 家賃値下げを行えば、確かに反響をすぐに得やすくなるので、空室期間を短くすることができますが、ただし… 入居者の質及びトラブルが多くなる可能性 キャッシュフローが回らなくなる 設備修繕がすぐに行えない 家賃滞納リスクが多くなる(保証会社を使っていても) 上記のリスクは、賃貸管理上においても「デメリット」でしかなく、さらに上記のような問題が頻発していると、家賃を安くしても「成約につながらない」=悪い意味での口コミが広