ホームステージング頼みの集客が危険な理由。


こんにちは。


近年では、一部のエリアを除き不動産賃貸物件数は人口と比較して、明らかに供給過剰状態となっていることから、空室が深刻化になっています。


日本で最も空き家率が多く、また賃貸単体では約3割は空き室であると言われている山梨県においても、空き室・空き家は深刻な問題。




築年数が経過した古い物件は、家賃保証がついていない物件が多く、リノベーションをする際の費用は、全額オーナーの方で負担しなければならないことから

リ ス ク

をかけてまで、リノベーションをしようと考える方は、正直少ないのが現状。



そこで、最近注目されているのが、募集されている部屋の中に、ちょっとした家具や家電を置くことで「入居後のイメージ」を湧き立たせることにより、集客力アップを目指した「ホームステージング」をする物件が増え始めています。





確かに何もない殺風景の部屋より、少しでもいいのでおしゃれな家具などが設置されてあると、特に女性の方は「入居後のイメージ」を頭の中にインプットしながら、お部屋見学をされるので、成約になる確率が格段とアップします。



ホースステージングは、基本的に室内をしっかりとニーズにこたえた部屋に改装(リノベーション)した上で行うと、効果はものすごいものになりますが、ここで問題なのは、最低限の退去リフォームしかしてなくて、ホームステージングをしてしまうと、残念ながら、将来的に価格競争の波に巻き込まれてしまう可能性が高くなります。




ホームステージングを提案している専門家のHPなどを拝見してみると、最低限の退去リフォームしかしていない部屋に、おしゃれな家具を配置し、入居後のイメージを描き立たせるような「うまい写真」をとっているので、一見すると差別化しているように思えます。



ただし、このような物件がエリア内に複数あったらどうでしょうか?

●同じようなホームステージング

●同じような部屋

があった場合「条件が同じであれば、家賃が安い所を選ぼう」という心理が働いてしまいます。




賃貸でホームステージングをする物件の多くは、築年数が経過した古い物件が多いのですが、SUUMO HPによると「入居後の機能性の不満」を訴える人は4人に3人いるとのことで、その中でも部屋の断熱性や湿気を何とかしてほしいと考えている人は非常に多いことがわかっています。





ただ退去リフォームを最低限しかしてないので(リノベーションをすることが機会損失と考えているらしいのですが…)部屋の断熱性や湿気対策などは、行っていない以上、入居後快適な暮らしができるという保証は全くありません。またホームステージングは、ご成約御撤去(場合によってはオーナー様のご厚意で差し上げることもありますが…)してしまいますが、契約されて鍵を渡され、いざ新居に入った時「見学時に見た部屋とはイメージが違う」と思われても、もう遅すぎます。



ホームステージングをする物件の中には、リノベーションをしない代わりに相場家賃並みに家賃を設定しているので、場合によってはクレーマーが入居する可能性が高くなることも考えられます。



#ホームステージング #集客 


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