
今すぐ賃貸反響を得たいならば、SNS投稿が有効的
空室部屋を埋めるためには、とにかく反響がなければ「永遠に部屋が埋まる」ことはありません。
一般的に募集部屋において「賃貸サイト上における反響を得やすく」するためには…
掲載されている物件写真のクオリティーを挙げる
ホームステージングを行う
募集条件を緩和(家賃値下げ)
広告料を別途設定する
等が挙げられます。

ただ現在の賃貸業界は、一部エリアを除けば「賃貸物件数が飽和」状態となっているため、反響を得やすくするために、様々な対応をとったとしても、そもそもお部屋探しをされているお客様は「事前に入居希望物件を絞り込み」して来店しているので、賃貸サイト上で対策を講じたとしても、それが果たして有効的かどうかというと、昔と比べると「確率的には低く」なっているのが現状。
それを裏付けるものとして、一昔前では「建物が完成する前に」全室満室が当たり前でしたが、近年では「建物が完成後であっても、全てが埋まる」物件はケースバイケースではあるものの、昔よりかも少ないのが正直な所なので、必ずしも賃貸サイト上に物件情報を掲載していれば、部屋が確実に埋まるという保証はありません。

また一部の専門家の方は、賃貸サイト上において「一定期間反響が思ったよりなかった場合には、客付けに強い仲介会社」に訪問して、物件PRすることをおススメしていますが、仲介会社は「自社管理物件」「成約になりそうな物件」「広告料がついている物件」など優先順位をつけていることが予想されるので、訪問営業をしたとしても、必ず結果が出るとは限りません。
繰り返しになりますが、仲介会社は「1件でも多くの物件契約」が欲しいので、オーナー様の物件が「担当者の眼鏡に合う」物件でなければ、問い合わせなどが入った時「紹介してもらえない可能性」が高いというのが、正直な所です。
では、今すぐ反響を得やすくするには、どのような対策を講じればいいのか?
それは、オーナー様自ら集客をすることです。

今の時代は、若い世代ほど「SNSを日常生活上」において活用しているので、オーナー様の募集している部屋の写真などを、SNS上において投稿することにより、ハッシュタグ検索をした方に「ダイレクトで情報拡散」することが可能となるため、賃貸サイト集客よりはるかに効果的。
SNS集客の最大のメリットは「条件入力」が一切ないため、築年数が経過している物件であっても、投稿内容を多くの方に見ていただくことができる点は、少なくとも「賃貸サイト以上の効果がある」と言っても過言ではありません。
弊社所有物件は、築29年目を迎える2LDK賃貸物件の為、賃貸サイト上における集客では「限界」になっているため、2018年に物件専用HPを開設。それと同じ時期に、公式サイト(Instagram、Twitter)も開設しました。
Twitter上では、主にリノベーション工事の進捗状況、また賃貸全般に関する悩みごとに対する解決方法などを、投稿しています。
ハッシュタグをつけることによって、Twitterを見ている方が「ハッシュタグ検索」をした際、ダイレクトに情報がどくため、投稿内容に満足して頂ければ、リンクしてる物件HPも見てもらえる可能性があり、実際にTwitterやInstagramからの反響で、物件成約になった事例が年々増加傾向となっています。
Instagram投稿をする際に、気をつけるべき部分とは、室内写真と投稿文章。
Instagram上において、反響を得やすくするためには、とにかく「映えるような写真」を掲載しないといけないため、弊社では、可能な限りホームステージングを行い、一眼レフで写真撮影をしています。
また投稿文は、「この部屋に入居する事によって、どのような生活が送れるのか?」を想像しながら、投稿文を作成しています。
賃貸サイトでは、この様な投稿文などは掲載できないため、お部屋探しをされている方にとっては、より具体的に部屋の様子などを把握することができます。
弊社物件は、2022年2月10日現在、全室満室となっていますが、昨年度の繁忙期(1月~3月)2部屋募集を行っていましたが、1部屋は物件HP上から、あと1部屋はSNSからお問合せをされた方で、賃貸サイト上からの反響はゼロ。
しかも弊社では「指定仲介会社と協力関係」を築いているので、一般的な初期費用と比べて、約4分の1程度にまで圧縮することに成功したことから、クロージングがとてもしやすく、内見して頂ければ、約8割の確率で成約となります。
SNS集客は、情報拡散能力がとても強いので、より多くの方に情報を届けることができます。ただその一方で、例えSNS投稿したとしても、物件のクオリティーが低ければ、反響率は決して多くないと思います。
さらに最近の空室対策で人気を博している「低予算リフォーム+ホームステージング」は、見た目的には、おしゃれな部屋であるものの「設備面や内装があまりにも古いものを使用」していると、ステージング類を撤去した後「イメージとは違っている」と指摘され、場合のよってはクレームにつながってしまう可能性がありますので、要注意です。
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