和室があっても家賃値上げ集客は可能?


築年数が経過している物件の中には、和室部屋がある可能性があります。

賃貸物件において、和室部屋があると「退去時に表替え費用」が発生し、その費用は賃貸借契約ん特約によって、全額借主負担となってしまうことから、近年の賃貸業界では、和室部屋があると、洋室に間取り変更する物件が多くなってきています。


お部屋探しをされているお客様も、賃貸で和室部屋がある=古い物件の象徴といったイメージが強くなることから、和室がある賃貸物件に「入居したい」と考える方は、非常に少ないので、集客上不利になりがちになります。


しかし、和室の良さを伝えた上で、退去費用が原則かからないような部屋を作ることができれば、むしろ物件差別化を図ることができ、家賃値上げ集客も十分可能となると言えます。



弊社物件がある「山梨県」は、日本一空室率が悪い県で、さらに弊社物件は「築29年目の和室がある2LDK」となっていることから、集客上非常に厳しい物件ではありますが、御陰様をもちまして、和室部屋があっても、集客上不利になることはまずありません。


どうして不利にならないのかと言いますと、和室の概念を変えるような、差別化することができる畳を導入しているからです。


向かって左側は、リノベーション前の部屋で、右側はリノベーション後の和室部屋。


同じ和室部屋でありながら、部屋の印象が180度違って見えるのは、おそらく「畳」が違っているからだと思われます。


弊社では、空室対策強化のため、2018年以降「空き部屋を順次リノベーション」を展開していますが、和室部屋においては「洋室に間取り変更」するのではなく、畳を琉球畳と呼ばれるものに交換しています。


和モダン空間が魅力的で、一般的な畳みたいに「縁」がないことから、室内が広く見える琉球畳は、日焼けがしにくいことから、原則としては退去後に「表替えが不要」となるので、費用発生しない点もメリット。


実際に内見されたお客様も、「通常の畳では抵抗を感じてしまうものの、琉球畳であれば、おしゃれ&退去費用も原則不要」になるので、高い評価をして頂いております。

和室部屋を残したとしても集客上問題はありません

実際(琉球畳に変更した)弊社リノベーション部は、収益改善を目的としているので、フルリノベーションした部屋においては「最大で家賃10%値上げ」しているものの、値上げをしたからといって、集客にブレーキがかかっていることは、正直ほぼないといっても過言ではなく、当方が提示した家賃でご成約して頂いているので、費用対効果としては、とってもオトクと言えます。(和室から洋室に変更した場合と、琉球畳交換の費用の差異は、あまりありません)



「和室があると、集客上不利になる」から、洋室に間取り変更されるオーナー様は多いと思います。和室から洋室に間取り変更することは、ある意味においては「イノベーション」と言えると思います。


しかし、他の物件においても「同じような対応」をしていると、これはもはやイノベーションとは言えなくなってしまいます。和室を洋室にすることによって、集客上不利にはなりにくくなる一方で、和室を洋室に間取り変更すると、押し入れなどはそのまま使うことになることから、どうしても「和室感」が残ってしまい、室内の印象が悪くなってしまいます。


そこで、和室に新たな価値(おしゃれでモダン的な空間)を生み出し、更にはその価値がお客様にも共感することができる「琉球畳」を導入することによって、顧客を創造したことになり、更にはイノベーションを加速させたことになります。


顧客を創造することができる部屋を提供することができれば、家賃を値上げしても、そのこと自体で集客に不利になることはありません。実際弊社で琉球畳を導入した和室部屋を提供しても、「100%和室が嫌」なお客様以外であれば、むしろ受け入れてくれる方が多いため、他社が全く参入してくれないことから、差別化を図ることができて、むしろ助かっています。


近年の賃貸空室対策は、どの物件を見ても「同じような部屋」となっていることから、イノベーションが進んでなく、顧客を創造するような部屋になっている物件は皆無と言わざるを得ません。このような物件は、今後確実に衰退することは明白となるので、もし賃貸経営を今後も順調に進めたいと考えているオーナー様は、小さなことでもいいので、イノベーションを行うことが重要です。


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#空室対策


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