外壁塗装と耐震性はイコール。


賃貸物件の家賃が極端に安い物件の特徴のひとつとして、外壁塗装工事を全くと言ってもいいほど行わない物件があります。


外壁は常日頃から「紫外線」や「風雨」にさらされていることから、外壁パネル及び外壁と外壁を密着させる「コーキング」と呼ばれる「ゴムのようなパッキン」は、時間の経過と共にどうしても劣化しやすくなります。


最近の外壁塗料やコーキングは、耐用年数が長くなったものがあり、1回の施工で15年ぐらいもつものもありますが、ただ劣化に関しては絶対といっても過言ではないほど、劣化してしまいますので、どうしても外壁塗装及びコーキングの打ち直しは必要になってきます。


大手管理会社が管理をしている物件においては、基本的に10年に1度のタイミングで「外壁塗装工事」のお願いをするケースがあります。ただ費用がものすごくかかることから、オーナーさんによっては「もう少し様子を見てみたい」と工事を先延ばしにされる方が多くいます。


ただ工事を先延ばしにしても、劣化のスピードは遅くなるばかりか、逆に進んでしまうので、できる限り早急に対応しなければなりません。


外壁塗装工事がどうして必要なのかについてですが、まずは外観の景観を塗装を塗ることによりリフレッシュさせることによって、資産価値下落を少しでも防ぐ=家賃値下げを食い止める効果が期待できます。


またこれはあまりオーナー様には知られていないのですが、外壁塗装をすることにより「建物寿命を引き延ばす」効果も期待できます。


外壁塗装をしないと、外壁やコーキングが劣化してきて、外壁パネルやコーキングに穴が開いてしまい、そこに雨が降ってしまうと、雨水が中に浸透し、構造躯体に悪影響を及ぼし、最悪耐震性が弱くなってしまうことです。


1981年に建築基準法が新たに改正となり、1981年以前に施工された物件は「旧耐震」、同年以降に施工された物件は「新耐震」で施工されていて、注目すべきポイントは新耐震で施工された物件では、震度6~7程度の地震であっても倒壊や崩壊しないことが求められています。


つい数日前に発生した、福島及び宮城両県で発生した大地震では、最大深度は6強。

新耐震で施工された建物は、基本的に崩壊や倒壊は少ないと言われていますが、ただ宮城県のとあるアパートにおいては、2階通路部分が崩壊し、2階にご入居されている方が一時避難することができなくなってしまいました。


映像でしか物件のことはわかりませんが、もしかすると外壁塗装工事が長期間されていない可能性が高いと思われます。外壁部分を見てみると塗装の色が薄く見えていて、崩壊した部材を見てみると「サビ」のようなものを見えたことから、崩壊の理由はもしかすると「外壁塗装」をしないことによる耐震性が弱くなったからと推測できます。

(注意:あくまでも個人的な主観。もちろん地形が脆ければそれも考慮されます)



巨大地震が発生し建物が倒壊してしまったら、人的被害が大きくなるのは誰もが予想することはできますが、ただ外壁塗装を全く行わなかったことがわかってしまった場合、下手すればオーナー様に対して責任追及を受ける可能性が高く、他の建物は倒壊を免れて、オーナー様の物件だけ倒壊してしまったら、さらに責任を負わされることになります。



自然災害は「いつ」「どこで」発生するかわかりません。


地震に関しては、建物メンテナンスをしっかり行っていて、1981年以降に施工された物件ならば、震度7クラス級の地震が発生しても、建物が倒壊するようなことはあまり考えにくくなりますが、ただ外壁塗装を全く行っていなければ、倒壊してしまうリスクも大きくなります。


外壁塗装はやはり行うべきですね。



#外壁塗装 #地震 #耐震性

0回の閲覧0件のコメント
  • Facebook
  • Twitter

© 2020 賃貸 空室コンサルタント 有限会社 山長

お気軽にご相談ください
 

055-241-2218

yamanashi/Japan