空室対策のリノベーションで一番大切なことは、入居後快適に暮らすことができるかどうか?


こんにちは。


賃貸物件の空室解消させるために、室内を丸ごとリノベーションを行うことはよくあります。空室率が全国ワースト1位の山梨県においても、近年では築20年以上経過している物件を中心に、室内の設備や内装を丸ごと変えている物件が多くなったので、見違えるぐらいおしゃれな部屋になっています。



ただその一方で…

これは大多数のリノベーション賃貸物件に共通していることですが、室内の内装や設備は交換すれば、確かに古さは一切感じることはなく使い勝手が向上すると思いますが、

ただ室内の居住性の部分において、リノベーションでしっかりと対応しているのかというと、残念ではありますが、多くのリノベーション賃貸においては、その部分は後回しにしていますよね。



少し古いデーターではありますが…

LIXIL住宅研究所が2015年に発表したプレスリリースによると、

賃貸アパートの機能性に不満(防音、断熱効果、湿気)に不満を持っている方はおよそ8割

で、築年数が経過すればするほど不満を感じる方が多いことがわかっています。



防音に関しては、上階の部屋の場合には、吸音効果が期待できるクッションフロアを施工することにより、ある程度予防することができますが、ただ全ての生活音を減らすことは最新の新築物件であっても、対応できないことから、防音に関しては割愛できるとしても、断熱効果や湿気に関しては、しっかりと対応すれば、入居後に不満を感じるようなことはまずありません。


しかし、リノベーションを行った築年数が経過した物件の殆どは、断熱性や湿気に関してリノベーションで対応していないことから、恐らくリノベーション物件に入居されてしばらくたった後、住みづらいと不満を口にされる方は多くなるはずです。





弊社は空室率全国ワースト1位の山梨県甲府市に、2LDK賃貸物件を3棟所有しています。

1993年に建てられた物件ということもあり、新築物件と比べると機能性の部分においては劣ることが予想されたことから、リノベーションを行う時には、断熱性の向上及び調湿効果が期待できる自然素材の漆喰を、上級グレードの部屋に標準装備しています。


その結果、漆喰を使ったリノベーション部屋の場合、家賃をリノベーション前と比べて最大10%値上げしたのにも関わらず、コロナ禍であっても募集部屋は全て満室となり、また先日漆喰を使ったリノベーション部屋に、昨年ご入居していただいたお客様に「入居後の暮らし」について取材をした所、以前住んでいた賃貸物件よりも、快適な生活を送ることができ、また夏場の電気代が以前の部屋と比べて2000円程度安くなっていたことに、驚きを感じ得なかったとお話ししていました。

(※取材の詳細については、こちらをクリック!▶▶▶記事を読む


入居後快適な暮らしを手に入れることができれば、よほどの事情(転勤・部屋手狭になったなど)がない限り長期入居が見込まれますので、リノベーション費用を早期に回収することも夢ではありません。


一方、デザイン性を重視したリノベーション部屋の場合、入居促進には効果的ではありますが、機能面において特に対応をしていなければ、入居後不満を感じてしまい、退去のきっかけとなる可能性も否定できません。



空室対策でリノベーションを行うことは、とても重要なことではありますが、長期的な視野(長期入居をして頂く)に立ったリノベーションをしなければ、たとえデザイン性で優れていたとしても、長期入居=利益確保は難しくなります。



#空室対策 #リノベーション #居住性

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