空室対策の一環で相場並みの家賃設定にしておくと、最悪の結果しかありません。


こんにちは。


賃貸物件の空室対策の一環として、家賃の見直しを考えているオーナー様は結構多いはず。


物件探しをお客様がされる場合、近年ではSUUMO等の不動産賃貸物件検索ポータルサイトを活用される方が殆どなっているので、オーナー様が空室で困っている場合には、検索画面上にオーナー様物件が表示させるためには、家賃を最低でも相場並み~相場より少し低い家賃設定にすることで、反響率が高くなり、成約に近づけることはできます。



退去リフォームにあまりお金をかけたくはないオーナー様にとっては、家賃の値引きをすることによる集客は、オーナー様の懐にはそれほど影響を受けずに集客ができる点においては、メリットといえそうですが・・・


ただ残念ではありますが、家賃値引きをしているような物件は、お客様が住みたくはないと考え、退去につながる恐れが非常に大きくなるので、長い目で身えば明らかにデメリットしか残りません。




Jタウンネットのページに興味深い記事がありましたので、一部を引用させてもらうと、


神奈川県のとある賃貸物件に入居するYさん(30歳女性)が入居する賃貸物件は、立地条件が良く相場より安い家賃ということもあり、入居したものの、快適に過ごすことができたのはわずか1年余りで、それ以降は様々な騒音トラブルに巻き込まれてしまったとの事です。


夜中から明け方に至るまで、夫婦喧嘩/大音量の音楽をかける/夜中にベランダにごみを置いていることによる窓の開閉/早朝5時からリフォームなど、思わずこれは本当の出来事なのか?と疑ってしまうようなトラブルが次々と発生し、Yさんは管理会社に相談はしたものの、相手にしないような態度だったとの事なので、Yさんはコロナが終息したら、家賃が高めの物件に引っ越したいとのことです。


この記事を読んで、物件を所有するオーナー様はどのように思うかによって、今後の賃貸経営に大きな影響を及ぼす言っても過言ではありませんが、この記事の内容は自分の物件には関係がないといった「対岸の火事」的なニュアンスで読まれていると、残念ですが今後の賃貸経営は黄色信号となってしまいます。




家賃が安くなれば、当然毎月の居住費が抑えられるので、成約率は格段に上がります。


ただ、家賃が安い物件は、見方を変えれば「入居者の質」が悪くなることが大いに予想され、今回の事例の物件みたいに、モラルが低下した人ばかりが集まってきて、本来ならば管理会社がしっかりと始動しなければならない所、この記事を読むと「管理会社でさえもさじを投げたのでは?」と思うばかり管理の質が低下しています。


トラブルが連日のように発生しているような物件に入居していると、お客様の心理としては(家賃が安いのに)毎月の家賃がとても高いといったイメージしか残りません。

当然ですが、良識があるお客様は、すぐに退去してしまいますが、問題はココからであり、このような物件はおそらく口コミで物件評価が低下しているので、仮に家賃をもっと下げたとしても、客付けに苦しむことは間違いありません。

(家賃が安い物件は、仲介手数料も安く、また評判が悪いような物件は仲介会社でさえもお客様におススメしません)



また家賃を下げるような集客をしていれば、当然利幅も減ることになるので、緊急修繕が必要な場合であっても、オーナー様の資金力が低下していれば、修繕をしない/部分的しか行われないので、ますます室内の機能性は低下してしまいます。



つまり、家賃値下げ集客を続けることによって、誰も入居したくはない物件をオーナー様が創り上げてしまうことにもなりかねませんので、もし空室でお困りのオーナー様は、家賃値下げをする前に室内の居住性を高めるような対応をした方が、トータル的な部分においてもプラスになることは間違いありません。





弊社所有物件がある山梨県は、空き家率が全国でワースト1位となっていて、賃貸単体では約3割は空き室であると言われています。

弊社所有物件は、1993年に建てられた賃貸物件ではありますが、室内をフルリノベーションを行うことにより、家賃値上げをしても集客ができるような部屋となりましたので、コロナ禍であっても安定的な賃貸経営を実現しています。


家賃を値上げをした集客は、管理会社にとっても管理料が増える=仲介手数料も増えることになりますので、優先的な客付けが期待できます。


お客様=管理会社・仲介会社にとって、喜ばれるお部屋を作れば、長期入居・クレーム件数を減らすことができるので、誰もが得することにつながります。




#家賃値下げ #空室対策


0回の閲覧