
空室対策リノベーションで大切なこと。
こんにちは。
現在、オーナー様が所有している賃貸物件で、空き室がある場合、来月から始まる繁忙期に備えて「リノベーション」を検討されていると思いますが、リノベーションを行うことにより、室内空間が180度変わりますので、集客対策としては、ものすごく効果的になる反面、間違ったリノベーションをしてしまうと、せっかくリノベーションを行ったのに部屋が埋まらないということもあり得ます。
間違ったリノベーションとは何か?
まずは、こちらの公開されている動画をご覧下さい。
賃貸に入居希望されている方の殆どは、賃貸であっても自分達にあったおしゃれな生活を送りたいと考えている方が非常に多いです。
ただ、賃貸に入居されている方の一部の方は、
原状回復可能な範囲内でDIY
をされていますよね?
これってどういう意味か、おわかりでしょうか?
正解は、現在住んでいる賃貸が、生活感丸出し=住みにくいことを意味しているので、少しでもおしゃれな空間にするべく、壁などを傷つけないように気を付けながら、DIYをされています。
つまり、誰もがおしゃれな部屋で暮らしたいことがわかると思います。
賃貸でもおしゃれな暮らしをしたいと考えている人のニーズは、思っている以上に多いことがわかっていますので、そのお客様を自分達の物件に入居させるためには、お客様が納得して頂ける部屋となるように、リノベーションをすることがどうしても必要となります。
ただ、現在多くの賃貸物件が展開しているリノベーションは、実は大きな間違いを犯しています。それは、入居者目線に立ったリノベーションを展開していない事。

よくありがちな事例として、お部屋の壁紙(前面)を黒を選んでいる物件があります。
室内空間に高級感を出すために、ワンポイントとして黒色の壁紙を使用しているとは思いますが、賃貸で黒色を使用することは正直マイナスポイントの方が高いです。
最大の理由は、黒色のイメージは正直ポジティブというより、ネガティブなイメージ(暗い・恐怖など)の方が強すぎてしまうので、黒色が好きなお客様以外の方でしたら、居心地的にも暮らしにくくなります。また家具との相性にも気を付けなければならないので、少なくとも弊社所有物件においては、まず採用しない色。
個性的な部屋を作りたいオーナー様や、男性向け賃貸物件をお持ちの方でしたら、まだ理解はできますが、ファミリー向け賃貸の空室対策リノベーションとして、黒色の壁紙前面にわたり採用しているような管理会社は、恐らく担当者の好みで壁紙を選んでいる場合が高いと思われます。

ファミリー向け賃貸物件の空室対策リノベーションの場合、お部屋を決める方は100%の確率で女性(奥様)であることがわかっています。
空室対策リノベーションをする時に、一番大切なことは、契約を最終的に決めるであろう女性だけをターゲットに絞ったお部屋作り=リノベーションをすることが、早期契約につなげることができる唯一の近道。
弊社所有物件の場合は、おしゃれな無垢材キッチンや、自然素材の漆喰を導入したりするなど、室内空間にいながら「おうちカフェ」を堪能できるような室内となっています。
(実際にご契約して頂いたお客様は、このキッチンが成約の決め手になったとお話されています)
弊社のリノベーションキッチンは、ホンモノの無垢材を使用しているので、リノベーション費用が高額になってしまうことから、ここまではできないと思うオーナー様もいるとは思います。
ただ、中途半端なリノベーションをしても、お客様はお部屋見学をされている時「入居後のイメージ」を頭の中に描きながら見学をされているので、中途半端すぎるようなリノベーションをしている部屋だったら、家賃がたとえ相場並みであったとしても、家賃が高いと感じてしまいます。
近年では築年数が経過した物件をリノベーションを行う所が増え始めていますので、中途半端なリノベーションは、その姿がお客様にも伝わってしまい、成約がしにくい物件となってしまいますので、もしリノベーションをするならお客様が高い評価を頂けるような部屋にするべきです。