競合他社物件に埋もれてしまわないようにするためには?


賃貸市場における「需要と供給」のバランスが保たれているエリアでは、募集を開始したのち、比較的早期に部屋が埋まりやすくなりますが、昨今では「賃貸空室率」が全国的に問題となっていますので、余程の好エリアではない限り、しっかりとした募集を行わないと、場合によっては「埋もれてしまう」可能性が高くなってしまいます。


一般的に、賃貸物件を募集する場合、仲介会社にお願いして「大手賃貸検索サイト」に物件情報を掲載してもらうことになるので、埋もれないようにするためには「同サイト内において対策」を講じる必要性が出てきます。


特に、築年数が経過している物件においては、価格=家賃勝負となってしまうため、家賃相場を意識した賃料設定/敷金や礼金などの条件見直し/フリーレントの設定等を行うと、競合他社物件に埋もれてしまうリスクを回避できると言われていますが、ただ近年における賃貸市場における集客は、イノベーションが進んでいることから、「大手賃貸検索サイト一強」とは言えません。どうしてでしょうか?


 

目 次

1.SNS普及によって、募集方法にも変化が…

2.賃貸情報のみで物件評価していない

3.まとめ

 

1.SNS普及によって、募集方法にも変化が…

今の時代、スマートフォンを持っていない人は、殆どいませんよね?

何か調べ物をしようと思った時、スマートフォン一つあれば、何でも検索ができてしまうので、とても便利なのですが、近年の賃貸市場では「SNSを活用した集客」をしている仲介会社が多くなってきています。


SNSと大手賃貸検索サイトにおける集客の根本的な違いは…

【大手賃貸検索サイト】

  • お客様が希望条件を入力すれば、条件に合致する物件だけが掲載される

  • 条件に1つでも合致していないと、掲載されないので、価格競争が生まれやすい

【SNS集客】

  • ハッシュラグをつけて投稿すると、ハッシュタグ検索した方にダイレクトに届く

  • しっかりと管理しないと、おとり広告になってしまう

仲介会社にとって、お部屋を成約させない限り「仲介手数料」をもらうことができないため、物件情報を掲載する時には「室内写真をきれいに撮る」「条件の見直し」等をオーナー様と確認した上で掲載することになりますが、ただ需要より供給数が多いエリアでは、少しでも条件が良い物件に集中してしまいがちになってしまうため、反響を得られにくくなってしまいます。


一方、SNS集客は、ハッシュタグをつけて投稿することで、ダイレクトに情報拡散ができるため、一回の投稿で沢山の方に物件情報を見てモラルことができる点は、やはりSNS集客の方がメリットとしては多きと思われます。


ただその一方で、SNS情報は「そのまま残ってしまう可能性」が高いことから、モラルが守れない仲介会社が「おとり的な勧誘」をしてくる可能性が高くなるので、その点は要注意となります。



弊社物件においては、築年数が30年近く経過し、さらに物件があるのは「日本一空室率が悪い山梨県」にあるので、通常の集客では「客付けすること自体が難しくなる」のはわかっていたので、2018年から行っている「物件リノベーション事業」と合わせて「公式サイト」と立ち上げました。


もともと弊社リノベーションは、「ナチュラルテイストに特化した部屋」となっていることから、所謂「映える部屋」となっているので、SNS集客はむしろプラス。最初こそなかなか反響が得られなかったのですが、2020年以降は「SNSからの反響」が多くなり、今ではご入居されるお客様の約8割は、SNSからお問合せをされた方となっています。



2.賃貸情報のみで物件評価していない

賃貸情報のみで物件評価していない

賃貸検索サイトは、お客様が好きな条件を自由に入力することができるため、すべての条件に合致した部屋のみが掲載される点においては、物件候補を絞り込むのには、とても便利なツールと言えます。


そのため、少しでも成約候補に残れるようにするためには、条件緩和(家賃値下げ/敷金や礼金を無料化など)する物件が多いのですが、近年では必ずしも「条件を緩和すれば部屋が埋まりやすくなる」とは言えない状況になっています。


弊社物件は、リノベーションを機に「家賃値上げ」を実施していますが、そもそも弊社の家賃は「相場を意識」したことがなく、相場より家賃設定が高い状態となっています。普通であれば、家賃相場より高い設定をしていた時点で、物件反響を得ることは難しくなってしまいますが…


実は弊社物件は、今年の3月末ごろまでは「満室状態」が続いていたものの、3月末/4月初旬/5月末に、転勤や転職などの理由によって「退去が連続して発生」しまったものの、4月中旬に他社仲介会社から「入居申込」が入ったのを皮切りとして、5月末に退去した部屋は、わずか1週間足らずで申込が入り、残りの1部屋は先月中旬に申込が貼りましたが、3件とも他社仲介会社からの申込で、賃貸検索サイトからとなっていました。



3.まとめ

「オーナー様物件が他社物件に埋もれてしまわない」ようにするためには、条件の見直しをする前に、まずは「物件自体のクオリティーを上げる」「集客媒体を変えてみる」と、新たな顧客を創造することが可能となってきます。


管理会社に管理委託している物件であっても、契約自体が「専任媒介」であれば、オーナー様ご自身が集客することが可能で、もし入居希望となった場合、専任媒介先の仲介会社に「紹介」という形をとれば、専任媒介先の仲介会社も「ラクして仲介手数料が貰える」ので、お客様・オーナー様・仲介会社が「三方ヨシ」の関係を築くことができます。


#SNS集客

#賃貸検索サイト

#賃貸集客



閲覧数:0回0件のコメント