
費用対効果抜群の賃貸プチリフォームとは?
築年数が経過している物件においては、室内空間そのものが「古くなっている」ことから、近年の新築賃貸アパートと比べると、明らかに使い勝手が悪くなっています。
特に近年施工された新築物件は、収納力が強化されているので、季節ものの洋服などを収納する時、とっても便利な反面、古い物件の収納はというと、クローゼット化になっていないので、布団などを収納する時には便利なものの、洋服などを収納する時には、やはり不便になってしまいます。
空室を埋めるためには、可能な限り「お客様が喜んでくれる」部屋にすることが第一ですが、ただお客様が求めているヘアにするためには、どうしてもある程度の費用は掛かってしまうので、オーナー様としても「なかなか踏み込めない」ケースが多くなってしまいます。
ただ、工夫次第で「費用をあまりかけなくても、効果が出やすいリフォーム」を行うことは可能です。
①収納
弊社所有物件は、築28年目の2LDK~3LDK物件。
収納部分は「クローゼット化」になっていないので、リフォーム前の部屋では、洋服などを収納する時、つっかえ棒やプラスチック製の引き出し収納など用意しなければ、収納しづらい空間となっています。
しかし、リフォームを行うことで、大容量のクローゼットに生まれ変わったことによって、洋服などが沢山収納することが可能となります。中央に設置されてあった「棚」を取外し、ハンガーパイプ2本を設置し、仕上げに壁紙をただ張っただけと、至ってシンプルなリフォームですが、リフォーム前と比べると、使いやすさの面においては改善されているので、お客様も喜んでいただけるはずです。
②洗面脱衣所収納
築年数が経過している物件の「洗面脱衣所」には、収納棚が設置されていない物件が、意外に多いです。脱衣所に収納棚がないと、下着類はもちろんのこと、洗剤やバスタオルなどを置くことができないため、ご入居者様が入居ご用意しなければならないので、使い勝手の部分で言えば、マイナスポイントとなってしまいます。
そこで、弊社所有物件では「洗面脱衣所に収納棚」が設置されていない部屋においては、リフォームを機に新設しています。たったこれだけでも、女性のお客様は喜んでいただけます。
③玄関エントランス照明
築年数が経過している物件の「玄関エントランス照明」は、外出/帰宅するたびに「玄関照明を操作」しなければならず、また照明自体も昔のものを使用しているので、明るさ的にはあまり期待することができません。
そこで、弊社では今年8月に行ったリフォーム部屋において、玄関照明をIKEA製のものを採用し、工事担当業者さんに取り付けていただきました。
(今までの照明を取外し、ソケットを新規設置した上で取り付けています)
IKEAの照明はLEDになっているため、見かけ以上に明るくなっていることから、リフォーム前と比べると、格段に玄関周りが明るくなっています。またリフォームを機に玄関照明のみ「人感式」に変えたので、外出・帰宅時にスイッチ操作をすることなく、照明が自動的に点灯・消灯してくれるので、利便性が高い照明と言えますよね。
今回ご紹介したリフォームは、費用的にはそれほど掛からないものばかりであり、また実用性があることから、入居の決め手のひとつにもなりやすくなります。現在空室でお悩みのオーナー様で、今回ご紹介したものがまだ取付けていない場合は、是非取り入れてみてはいかがですか?