アパート経営収益改善策として、プロパンガス会社を見直す

更新日:9月15日


不動産投資を行うオーナー様の悩みのひとつとして、経年劣化に伴う「設備交換」が頻繁にあると、例え稼働率が良い物件であったとしても、頭がいた所ですよね?


さらに昨今では、原油価格の高騰などによって、都市ガス/プロパンガスとも「ガス料金が高い状態」が続いています

基本的に夏の時期は「ガス使用量が少なくなる」ため、ガス単価は値下がりするのが一般的ですが、今年に限って言えば「冬場から殆ど値下がりしていないままの状態が続き、ガス会社担当者の話では、間違いなく冬に向かって値上がり」していくとのことですので、場合によってはご入居者様からクレームを頂戴する可能性は高くなってしまいます。


ただ、たとえこのような状態になったとしても、どのガス会社とガス供給契約を結ぶかによって、ガス単価はもちろんのこと、付随サービスも変わってきます。地方都市においては、都市ガスがあまり普及していないエリアが多いため、プロパンガスを設置している賃貸アパートは多いのですが、プロパンガス会社を見直すことによって、様々な恩恵を受けられることから、今回のブログは、ぜひオーナー様には一読してもらいたい内容となっております。


 

目 次

1.プロパンガス業界は、群雄割拠状態

2.無償貸与してもらうことで、コストゼロへ

3.悪質なプロパンガス会社もあり注意

 (1)無償貸与したことでガス料金が値上がりした

 (2)悪質なガスブローカーには要注意

 (3)ガス会社の質

4.より良いサービスを受けるためには?

 (1)入居率をとにかく上げる

 (2)オーナー会には参加するようにする

5.まとめ

 

1.プロパンガス業界は、群雄割拠状態

プロパンガス会社は、群雄割拠状態

都市ガスは、プロパンガスと比べて「熱量が小さい」ため、ガス単価は安くなっていることから、都市ガスが普及されているエリアで、プロパンガスに切り替えてほしいと、オーナー様にお願いしても「難しい」のが正直なところです。


しかし、先程もお伝えしたとおり、都市ガスは大都市圏/地方都市の主要エリアのみしか、ガス導管が通っていないので、上記以外のエリアでは、必然的にプロパンガスを使用することになります。


今では都市ガスも「ガス料金は自由価格」になっていますが、プロパンガスは昔から「自由価格」となっており、さらに賃貸アパートでプロパンガスを使うとなると、1契約で10~20世帯分と必然的に契約することになることから、プロパンガス会社では「オーナー様にぜひ当社のガスを使ってほしい」と、ご自宅に訪問営業をすることがあると思います。


そのため、少しでもオーナー様に恩恵が得られるように、無償貸与サービスを行っているガス会社は多くなってきています。



2.無償貸与してもらうことで、コストゼロへ

無償貸与してもらうことで、コストゼロへ

プロパンガス会社における「無償貸与サービス」の中で、最も効果的なものと言えば、やはりエアコン。


近年の電化製品は、製品寿命がとても長くなっているものの、エアコンに関しては、設置してから10年以上経過してしまうと、劣化により不良が発生してしまうことがあります。


お部屋の大きさによって、取り付けるエアコンサイズは異なるものの、一般的に12帖ぐらいの部屋に取り付けるエアコン価格は「5~7万円」となっていますが、プロパンガス会社と無償貸与契約を結んでいると、ガス会社が全額負担して「取付まで」行ってくれるので、オーナー様負担は一切ありません。


なお、無償貸与ではなく「オーナー様負担でエアコン取付」を行う場合、家電量販店で取り付けるより、ガス会社に依頼した方が「料金的に安くなる」ので、もしオーナー様の方で支払いを検討されている場合には、ガス会社に依頼したほうがいいかもしれません。


またこれは、今ではどのガス会社でも行っていますが、ガス給湯器が故障してしまった場合においても、ガス会社の方で「無償貸与」してくれるので、オーナー様負担がありません。


 

ガス会社における貸与期間

ガス会社によって違いはあるものの、貸与期間は「10~15年」と言われています。貸与期間が終了する前に「別のガス会社に切り替え」した場合においては、残存金を精算することになります。

 


3.悪質なプロパンガス会社もあり注意

(1)無償貸与したことでガス料金が値上がりした

プロパンガス会社が、オーナー様と「無償貸与契約」をすることによって、エアコンなどの設備交換しても、オーナー様に対して費用請求をすることはありません。良心的なガス会社は、無償貸与したとしても、ガス料金に上乗せすることはありませんが、一部の心無いプロパンガス会社は、無償貸与契約をすると、回収費用を「ガス単価に上乗せ」しているところがあります。


(2)悪質なガスブローカーには要注意

実は「プロパンガス会社」においても、ブローカーがいます。

ブローカーは、謄本などを手掛かりとして、いきなりオーナー様のご自宅に訪問し「ガス料金を最安値で提供するので、ぜひこの際ガス会社を切り替えませんか?」と営業を行います。当然ながらガス料金以外においても、様々なサービスを提案してくることもありますが、問題なのは「虚偽の説明をして、切替え当初は安く設定しているものの、短期間のうちにガス単価を値上げ」するところもあり、この様なことをしてしまうと、ご入居者様からクレームが発生し、場合によっては退去のきっかけを作ってしまうことがあります。


これは弊社物件においても、実際にあったことですが、某ブローカーが「謄本」を手掛かりに弊社事務所に訪問営業をして、「ガス会社を切り替えませんか」と提案してきました。


謄本は誰でも取得することができるため、突然自宅訪問したとしても、それは違法性はありませんが、問題なのは「弊社物件が提携しているガス会社」を調べたところです。

どのガス会社を使っているかについては、ガスタンクが設置している所に行かなければ、確認することはできません。しかしそのようなことをしてしまうと、オーナーに許可なく敷地内に侵入したことになり、刑法130条の「不法侵入罪」に抵触してしまう可能性が高くなってしまいます。


当然ながら、弊社ではブローカー社員に「このような行為は不法侵入罪に抵触する可能性が高い」と指摘し、状況によっては「訴訟も辞さない」と強い抗議を行い、その後管理会社に報告して、該当社員及びブローカーに対しては「管理物件も含めて出入り禁止処分」を下しました。


(3)ガス会社の質

プロパンガス会社は、大手~中小の会社まで大多数あります。

通常のガス会社は、しっかりと社員教育をしているので、まず問題はありませんが、ごく一部の心無い会社では、従業員教育が徹底していない所があり、オーナー様や競合ガス会社に対して「迷惑行為」をするところがありますので、要注意です。



4.より良いサービスを受けるためには?

どうせなら、プロパンガス会社には「より良いサービス」を提供してもらいたいものですよね?


それでは、プロパンガス会社に「より良いサービス」を提供してもらうためには、どのような対策を講じればいいのでしょうか?


(1)入居率をとにかく上げる

物件に空室が発生してしまえば、当然ながら「ガスを使ってもらえない」ので、ガス会社にとってはマイナスになってしまいます。しかし「入居率が良い物件」では、稼働率が高くなることから、ガス会社にとっても「恩恵」を受けやすくなります。恩恵を受けることができれば、オーナー様により一層のサービスを提供してくれることもあるので、可能な限り空室を出さない努力が必要です。


(2)オーナー会には参加するようにする

一部のガス会社では「オーナー会」を開催しています。

正直なところ、オーナー会に積極的に参加する方は「少数」であり、ガス会社も「多くのオーナー様に参加してもらい、ガス会社のメリット(殆どは営業活動ですが)を伝えたい」と考えているので、担当者に「ノルマ」を与えている場合があります。


オーナー会に積極的に参加すること=恩を売ることで、もしガス料金が社会情勢上で値上がりになったとしても、担当者が何とか頑張ってくれて、値上げ幅を抑えてくれる可能性もあるので、可能な限り参加しておいた方が、メリットは大きいです。



5.まとめ

いかがだったでしょうか?


プロパンガスは自由価格となっているため、物件によってガス単価に大きな差異が生じてしまうため、同じ使用量であったとしても、毎月のガス料金が場合によっては「2倍くらい」の差になってしまいます。


ただ、しっかりとしたガス会社とガス供給契約を結ぶことによって、ガス単価の値下げも可能となることと、また万が一設備が壊れた場合、独自ルートがあるため、ガス会社の方で早急に無償/有償対応してくれます。


関東地方でプロパンガスを設置している物件オーナー様で、ガス料金を見直したいと考えている場合、優良なガス会社を紹介することができますので、是非お気軽にお問合せ下さい。

 

有限会社 山長


取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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