
どうして適正家賃に設定しているのに、空室部屋が埋まらないのか?
更新日:1月20日
賃貸業界において、空室対策を行う際「募集している家賃が適正家賃かどうかをまず調べ、もし募集中の家賃が適正家賃よりも高い場合には、適正家賃並みに揃えなければ、部屋は埋まらない」と言われれいます。
この背景には、賃貸検索サイトの影響があると言われています。

賃貸検索サイト上の検索画面には
希望エリア
希望築年数
希望家賃(上限~下限:5000円刻みで設定可能)
を自由に選択できることから、新築物件や築年数が浅い物件以外では、正直家賃勝負になってきます。
ただ競合他社物件が「集客対策」と称して、家賃をさらに値下げしてくると、当然ではありますが他社物件もそれに追随して値下げをしてきます。
近年の賃貸業界は明らかに需要より供給数の方が多いことから、家賃値下げをしても昔みたいにすぐに埋まるような時代ではありません。特に築年数が経過している物件では、需要そのものが少ないことから、値下げ効果は期待されず逆に値下げを行うことによって負のスパイラルが発生しやすくなります。
▶負のスパイラルに関しては、過去記事をご覧下さい。
新築物件や築年数が浅い物件は家賃帯が高いことが多く、中には相場家賃より高い物件もよくありますがすぐに埋まってしまいます。
一方、築年数が経過している物件においては適正家賃を意識した集客をしている所が多いのですが、中には埋まらない物件もあります。
ではどうしてこのような差異が発生してしまうのか?
答えはとても簡単です。部屋が埋まらないのは「貸主の物件に興味がない」事をお部屋探しをされている方が言っているようなものです。

弊社所有物件は、築年数が経過しているため、空き部屋を順次リノベーションを実施しています。
その際、気を付けていることは、弊社のリノベーション物件に入居する事によって、借主がどのようなメリットがあるのかと、しっかりと伝えられる部屋にするように常に意識しています。
例えばこちらのカフェスタイルキッチンは…
カフェスタイルキッチンとなっているため、おうちカフェをいつでも楽しめます。
おしゃれなペンダントライトがついているので、カフェ気分を楽しめます。
賃貸で本格的なカフェスタイルキッチンはないので、お友達はびっくりしますよ。
上記は、実際に入居されている方から直接聞いた話ですので、内見時にお伝えすることによって説得力が増します。さらに弊社リノベーションは可能な限り自然素材を使用しているため、競合他社物件と比べると、室内のクオリティーがとても高いです。
▶弊社リノベーションキッチンの詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
【過去記事】弊社アパートの人気№1リノベーションルームを大公開!キッチン編
弊社リノベーション物件は、リノベーション時を機に家賃を8~10%値上げし、さらに家賃相場は一切無視した集客をしていますが、本執筆時の2023年1月20日現在、全室満室を達成しています。

適正家賃にしているのに部屋が埋まらないのは、顧客がその部屋には住みたくはないと言っているようなものです。家賃相場無視/家賃を値上げして募集している弊社リノベーション物件がどうして部屋が埋まっているのかは、顧客が創造できるようなリノベーションを展開しているからです。
この部分をしっかりと把握して空室対策を行えば、適正家賃で募集しなくても客付けすることは十分可能です。
▶顧客の創造する部屋作りに関しては、過去記事をご覧下さい。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。


取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
あなたのアパート経営を支援させていただきます!
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