仲介会社から100%嫌われる賃貸オーナーの特徴とは?
更新日:1月6日
貸主の賃貸物件で空室が発生した場合、不動産仲介会社物件情報を大手賃貸サイトなどに掲載してもらったり、問い合わせなどを行ってもらうように依頼をかけます。
実は賃貸仲介会社には、優先的に紹介してもらえる物件と「捨て駒的」に扱われる=仲介会社から嫌われている物件があります。この事実を知らない貸主は意外に多いと思いますが、どうして募集依頼をかけたのに気われてしまう物件が出てくるのでしょうか?
本投稿は、仲介会社から嫌われてしまう賃貸オーナーの特徴をお伝えいたします。
▼目 次
1.不動産賃貸業界を馬鹿にしている

一昔前の時代は賃貸物件の供給数が「圧倒的に少なかった」ので、「空室対策を本格的」にしなくても、募集開始と同時に部屋が埋まりかったのですが、今はエリアによっては、物件数が飽和状態となっているため、募集をかけても「部屋が早期に埋まる」という保証は、どこにもありません。
賃貸物件を所有している貸主としてみると、空室が埋まらないのは「仲介会社の営業力不足」という認識をもたれる方が今でも若干名はいるはずで、一部の貸主は、仲介会社に対して「客付け強化をしろ!」と命令口調で指示される方がいます。
余りにも上から目線的な言動をしてしまうと、仲介担当者のやる気を損ねてしまいます。
貸主的には他意がなくても、受け止め方によっては精神的にきつくなってしまう可能性がありますので、もしなかなか結果を出すことができていない時には、丁寧な言い方で対応されたほうが勝手担当者にとってはプラスとなります。
2.客観的に見て、室内が汚い

空室を一日でも早く埋めるためには、募集している部屋が「お客様から支持」されていないと、成約に持ち込むことが難しくなってしまいます。
例え築年数が経過していたとしても、室内空間が「きれいでおしゃれ」になっていると、担当者も安心してご案内することができます。
一方で室内空間が「誰の目から見ても、汚い」部屋の場合では、担当者がどう頑張っても、お客様が「ここに住みたい」という考えには至らないので、むしろ「この部屋を捨て駒的に一時的に見せて、埋まりやすい本命の部屋を紹介しよう」という別の考えを持ってしまう担当者も出てきますので、要注意です。
▶賃貸集客苦戦に関しては、過去記事をご覧下さい。
3.告知義務あり物件となっている

一般的に告知義務が発生している物件というと、殺人事件が発生した場合や、自然死などでも「発見が遅れてしまい、特殊清掃をせざるを得ない」ような物件が対象となりますが、実は「騒音問題が頻繁に発生している」「入居者トラブルが頻繁に起こっている」「貸主の設備対応が遅れて、常にご入居者様に迷惑をかけている」ような物件も、告知義務の対象となってしまう可能性が強くなります。
重大な告知義務が発生していなければ、担当者から説明をするようなことはありません。
ただお部屋探しをされているお客様から、「前回の方の退去理由を教えてほしい」「物件対応は良いのか?」等といった質問を受けた際、告知をしなければならないような物件は、当然ながら「集客上不利」になってしまうので、担当者としてもお部屋紹介はしたくはないというのが本音ではないでしょうか?
4.会話のキャッチボールができない

不動産賃貸業界にとって、毎年1月~3月は、多くの方が「お部屋探し」をされることから、最大の書き入れ時となっています。土休日はもちろんですが、平日であっても「多くの方が来店・物件見学」をされるので、その場で交渉が入ることもあり得る話。
仲介担当者としてみたら、お客様からの交渉条件に対して、すぐに貸主に連絡して「可能な限り決済を得られる」ことができれば、契約に持ち込むことが可能となってきますが、ただ貸主が仲介担当者からの連絡・相談に対して「そっぽを向く」ような対応をしてしまうと、担当者のやる気はなくなってしまうので、客付けに非常に不利となってしまいます。
もし、どうしても電話対応ができない場合においては、時間を指定してかけ直してもらうか、もしくは貸主の方から直接折り返すか、どちらかをしないと、本当に嫌われ物件となってしまいます。
5.まとめ

弊社物件は築年数が経過しているものの、差別化リノベーションを展開していることから、多くの反響を頂くことができ本執筆時の2023年1月6日現在、満室状態が続いています。
家賃相場より1万円以上高い弊社物件がどうして満室を達成できたのか…
顧客が創造できるようなリノベーション部屋を提供している
土休日でも仲介会社からの連絡をOKにしている
としているため仲介会社側も紹介したくなるような物件と捉えて、自社他社問わず積極的に案内してくれています。
また弊社においては満室達成ができた時には、仲介会社に訪問して「しっかりとお礼対応」をさせてもらっています。唯一の訪問営業は「御礼」のみとなっています。
空室部屋を埋めたいと思っても「どこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。


取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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