客付け力が強い仲介会社にお願いすれば、空室問題を解決することができるのか?
更新日:1月27日
賃貸経営を成功させるためには、客付けを強化しなければならずその業務を担ってくれる仲介会社の協力なしでは、募集部屋を早期に埋めることはできません。
今の時代、物件供給数が飽和状態となっていることから、完全に借り手市場となっています。
そのため、競争力が低下している築年数が経過している物件では、集客に苦戦を強いられることが予想され、場合によっては空室期間が長期化してしまうリスクが増えてしまいます。

賃貸業界の常識として、客付けが強い仲介会社に募集依頼を行うと早期に部屋が埋まりやすいと言われています。
客付けが強い仲介会社の特徴としては・・・
借主のニーズに合った部屋を紹介できる
募集している部屋の写真が多く、物件情報が充実している
エリアの情報をしっかりと把握している
物件のメリット/デメリットをしっかりと説明してくれる
仲介会社は、客付け力が強いと言われています。
そのため、一部の貸主は客付けが強い仲介会社に訪問営業を行い、早期成約に繋げられるようにマイソクや名刺を渡したり、場合によっては広告料設定を行い物件PRを行っています。

ただ先程もご紹介した通り、賃貸の物件供給数はエリアによっては飽和状態となっており、さらに築年数が経過している物件では、少しでも成約をさせるために価格競争を行っている可能性があります。
また物件情報を賃貸検索サイトに掲載している仲介会社では、掲載料を同サイトに支払っていることもあるため、閲覧数や反響数が少ない物件は、場合によっては掲載を取りやめてしまう可能性があります。
そのため室内リフォームが甘いような物件、物件清掃が行き届いていない物件、借主同士のトラブルや家賃滞納トラブルがあるような物件は、仲介担当者にとっても成約に結び付けることができないと判断してしまうため、空室期間が長期化してしまいます。

客付けに強い仲介会社で募集を行ってもらうことは、とても重要なことではありますが、それ以上に募集部屋のクオリティーを高くしないと、集客したくてもできないのが現場担当者の本音です。
弊社物件は築年数が経過していることもあるので、2018年から空き部屋を随時リノベーションを展開しています。
家賃帯は築年数の家賃相場と比べると1万円以上高い設定となっているため、賃貸検索サイト上における集客では厳しい部分があります。そのため弊社物件ではリノベーションを介した2018年に公式サイトを立ち上げて、独自集客を展開しています。
独自集客を行ったことによって、入居される方の約8割は公式サイト経由からのお問合せをされた方となり、家賃相場の影響を受けなくなったため、2020年以降増収増益を達成することができるようになりました。
▶弊社リノベーション詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
【過去記事】【アパートのリノベーション】実体験をもとにメリットとデメリットを解説
また数的には少ないのですが、差別化リノベーションを展開してるため、仲介会社からのご紹介も入りやすくなりました。
特質すべき部分は2022年繁忙期。
3月までは満室状態が続いていたものの2か月の間に3件の退去が発生→すぐに3件成約となりましたが、3件とも仲介会社からのご紹介でした。3件とも所謂地元展開している仲介会社であったため、決して客付けが強いとは言えません。
しかし、しっかりとリノベーション対応をしていることから、恐らく弊社物件情報は確認されていたと推測することができます。
客付けに強い仲介会社に物件紹介してもらうことはとても重要なことですが、その前に物件のクオリティーを最低限保たれていなければ、客付けに強い仲介会社であっても苦戦を強いられてしまいます。場合によっては担当者から嫌われてしまう物件となってしまうため、注意が必要です。
私たち有限会社 山長では本記事で紹介したような手法でアパート経営をするオーナーさんの支援をさせていただいております。
「空室対策をしているのに、なかなか結果がでない・・・」
とお悩みの方は、まずはお気軽にお問合せ下さい。
▶︎お知らせ◀︎
私の経営する有限会社 山長ではアパートの経営改善、空室対策など賃貸経営者を支援するコンサルティングサービスを行なっています。自己破産寸前の状態から空室ゼロへ、そして安定した入居率を実現するまでに至った経験をもとにオーナー様と一緒になって改善のお手伝いをさせていただきます!
まずはお手軽無料相談からお問い合わせください。

取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
あなたのアパート経営を支援させていただきます!
▶︎〒400-0053 山梨県甲府市大里町2090
▶︎まずはお気軽にお問い合わせください
055-241-2218
090-8514-3562