弊社物件が和室リノベーションにこだわるワケとは?
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長

- 2024年4月26日
- 読了時間: 6分
更新日:2025年2月19日
近年の賃貸業界は物件供給数が全国的に飽和状態となり、特に競争力が低下した築年数が古い物件は過当競争に陥りやすくなっています。
早期客付けを目指すには、反響数を上げることが非常に重要です。
築年数が古い物件には和室が設定されているケースがありますが、ライフスタイルの変化や顧客ニーズにより和室があると反響数を上げることが難しくなります。そのため最近では和室がある物件は一部物件を除きほとんど見られなくなったと言っても過言ではありません。
弊社物件は施工当時から和室があり2018年からリノベーションを行っていますがあえて和室を残したリノベーションした結果逆に集客にプラスとなり、本執筆時の2025年2月19日現在満室状態を維持しています。
本投稿は弊社物件が和室リノベーションにこだわる理由についてお伝えいたします。
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【本記事でお伝えする結論】
1.賃貸物件で和室が減少した理由

少なくとも1990年代後半に施工された2DK以上の物件には和室が設定されているケースが多かったのですが、近年では洋室化が進み新築物件には和室設定がなくなっています。
和室が減少した理由は以下2点が挙げられます。
退去時表替え費用が発生する
イメージが悪い
それではそれぞれの理由を見ていきましょう。
退去時表替え費用が発生する
一般的な畳は丁寧に使用していても日焼けしてしまうため、退去時には必ず表替えが必要です。
国交省が平成23年に発表したガイドラインによると…
入居者の入れ替わりによる物件の維持管理上の問題であり、賃貸人の負担とすることが妥当
としていますが、賃貸業界の商慣習で表替えは借主負担となるケースが多いです。理由は賃貸借契約書の特約事項に「表替えは借主負担」と記載されているからです。
近年では退去費用を抑えたい方が増えているため、最初から退去費用が発生する和室には入居したくない方が多くなったことが、賃貸和室減少の要因になっています。
イメージが悪い
賃貸和室が敬遠されるひとつに、イメージの悪さが挙げられます。
例えば夏から秋にかけては高温多湿が続くため、ダニが発生しやすくなります。和室でダニの発生を抑えるには換気や掃除を徹底しなければならならず、これが住みにくいイメージを強めてしまいます。
また一般的な畳には縁があるため、堅苦しいイメージが先行してしまい室内レイアウトが難しくなってしまうのも敬遠される理由のひとつです。
2.弊社物件が和室リノベーションにこだわるワケとは?
1)和室が嫌われているのは?

賃貸物件で和室が減少していることは注文戸建て住宅でも和室は少ないと考えるのが自然です。しかし住環境研究所が2019年に発表したリリースによると…
タタミルームの採用率は若い世代ほど高く、年代別では20代が最も多い
ことが明らかになりました。タタミルームが多い理由について同研究所は客間として使用するのではなく自由に使える「場」のニーズが高くなったからと分析しています。
注文戸建て住宅を購入される年代と賃貸物件を最も利用する年代は同じであるため、賃貸和室が敬遠されるのは表替え費用に問題があると弊社代表は考えています。退去費用が発生しない和室を提供できれば若い世代でも受け入れられる可能性は十分にあると見ています。
2)和モダン空間が魅力

そこで弊社物件ではリノベーション時和室を洋室に変更するのではなくあえて和室を生かしたリノベーションを展開しています。
リノベーションを機に一般的な畳からおしゃれでモダンな琉球畳に変更しています。琉球畳に変更することで…
堅苦しさがなく室内全体が広く見える
畳を交互(縦向き/横向き)に置く事で市松模様を楽しめる
一般的な畳と比べ日焼けがしにくいため、退去時表替えが原則不要となる
ベージュ色を採用することでリラックス効果が期待
でき和室生活に慣れていない若い世代でも受け入れやすくする工夫をしています。
3)借主の声
琉球畳を敷いている部屋に入居されている借主は、和室についてどのように感じているのでしょうか?弊社物件では入居後の暮らしを調査するため一部借主に取材を行っています。
昨年8月に入居された借主は、和室に関して次のように述べています。
私、娘とも和室に強い抵抗がありましたが、琉球畳は縁がなく更に部屋とマッチしていたので抵抗を感じることはなくとても気に入っています。もし通常の畳だったら敬遠していたはずです。
このような声が多く寄せられており、琉球畳の魅力を再認識することができます。
▶上記取材の詳細は過去記事をご覧下さい。
4)凹みは大丈夫?

畳は重い荷物を載せると凹みやすく、場合によっては元に戻すことができません。しかし対象部分のみを表替えすることで対処できるため、ランニングコストが発生するようなことはあまりありません。
弊社物件では2018年から琉球畳を随時入れ替えしていますが、退去後表替えが発生したのはわずか1件のみです。
3.まとめ
今回は弊社物件が和室リノベーションにこだわるワケについてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。
賃貸で和室があると集客上不利になるイメージが強いですが、実際には和室を敬遠している方は少なくデザイン性と表替え負担を改善出来れば、和室を洋室に間取り変更しなくても何ら問題はありません。
和室の魅力を引き出し、現座のライフスタイルに合った空間を提供できれば、顧客にとって大きな価値となります。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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