賃貸リノベーション費用を抑えつつも、おしゃれな部屋にする方法とは?
更新日:3月23日
地方都市を中心に、近年問題となっている「賃貸空室率」の悪化。空室率が多くなると競争力が低下している築年数が古い物件では、空室期間が長期化してしまうリスクが高くなります。
ただ空室率が悪化しても、室内の資産価値を高めることができれば、仮に築年数が経過している物件だとしても、改善の余地は十分に期待できます。
資産価値を高める方法として最も効果的なのはリノベーションですがと高額な費用が発生することから、貸主の中には消極的になってしまう方もいるはずです。
しかしやり方次第ではリノベーション費用を抑えることは可能となり、実際弊社物件でも費用を抑えたリノベーションを行うことで早期成約を実現しています。
本投稿は賃貸リノベーション費用を抑えつつも、効果的におしゃれにする方法についてお伝えいたします。
▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
"弊社リノベーション物件で重要なポイント”
1.床の色を変えるだけで、明るさが違う
上の部屋は同じ洋室ですが床の色を変えることによって、室内の印象ががらりと変わります。
築年数が経過している物件ではブラウン系の床材が施工されていることが多いです。
近年の部屋探しをされている方の傾向は、室内空間が明るめの部屋を希望されていることが多いため、弊社物件ではリノベーションする際、床材はすべて変更しています。
床材を変更する際、フロアタイルを選択する物件が多いのですが、弊社物件では「室内空間をより明るくし、吸音性が期待できる」白系のクッションフロアを選択しています。
クッションフロアにすると、フロアタイルと比べて「家具跡が残りやすくなる」のがデメリットになります。
しかし賃貸物件における生活音問題は、築年数や構造躯体関係なくどの物件でも発生していることを踏まえると、少しでも吸音性が期待できるクッションフロアを選択した方が、生活音リスクを軽減させることができます。
2.玄関エントランスを低予算で劇的に変える
賃貸の玄関エントランスは内見時一番最初に確認される場所です。
築年数が経過している物件の場合、備え付け照明が電球1個のため思っている以上にエリア内は暗く、靴箱も小さめとなっていることから、第一印象としては満足してもらえるような状態ではありません。
実は玄関エントランスは、低予算でもおしゃれ空間にさせることができ、弊社リノベーション物件でも実際に行っています。コストを抑えておしゃれな玄関エントランスにするためには、3つのポイントがあります。
①玄関照明を明るくする
弊社リノベーション・セカンドラインの部屋における玄関照明はIKEA照明を採用しています。
既存照明をIKEA照明に変える場合、工事が必要になるものの工事費込みで6000円程度となりますが、従前より倍以上明るくなることから、内見された方もとても驚かれます。
②アクセントとして棚を設置する
賃貸の玄関エントランス程、生活感が出てしまう空間はありません。
弊社物件では、数年前から少しでも生活感をなくそうと「玄関エントランスに棚」を設置するようになり、セカンドラインの部屋においては、IKEA製のものを採用しています。おしゃれな雑貨や観葉植物を置く事によってエントランスが華やかな空間となるため、部屋の第一印象がとてもよくなります。
③靴箱は変えたほうがいい
築年数が経過している物件では、靴箱は小さめとなっています。そのまま使い続けてしまうと利便性が悪い部屋といった印象をも絶えれてしまいます。靴箱に関してはメーカー品でも構わないので大き目のものを採用した方が皆さんから喜ばれます。
弊社物件においてもリノベーション対応した部屋においては原則靴箱を変えています。
3.和室は和室をあえて採用
築年数が経過している物件では和室部屋が標準となっている所がありますが、近年では「和室離れが深刻化」となっているため、洋室に間取り変更している物件が多くなっています。
弊社物件は築年数が古いこともあり、新築時から和室部屋がありますが、リノベーション時において「和モダン空間が魅力的な琉球畳」を採用しています。
琉球畳に変更することによって
日焼けがしにくいため、退去時における表替えが原則不要となる
畳自体吸音効果が期待できるため、生活音対策としても有効的
和モダン空間がおしゃれであり、若い世代からも受け入れる
メリットがあるため、弊社物件ではあえて和室部屋を残しています。
▶弊社和室リノベーションの詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
【過去記事】弊社アパートの人気№1リノベーションルームを大公開!和室編
4.キッチンだけは、変えたほうがいい理由
築年数が20年を超えてくると、水回り部分は貸主が思っている以上に古さがにじみ出てしまいます。
そのため交換しないままでいると、仮にどれだけ素晴らしいないそうであったとしても、統一感が出ない部屋となり集客上マイナスとなってしまいます。
早期集客を目指すのであれば、部屋の顔ともいうべきキッチンは費用が掛かったとしても交換対応することをおススメします。
弊社物件ではリノベーション対応した全部屋に、カフェスタイルキッチンを採用しています。
壁付けキッチンは正直若い世代からはあまり人気がないものの、カフェスタイルキッチンにすることで成約ターゲットとなる女性客から高い評価を頂くことができ、入居の決め手のひとつにもなっています。
▶弊社リノベーションキッチン詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
【過去記事】弊社アパートの人気№1リノベーションルームを大公開!キッチン編
5.浴室はワンポイント変えるだけでOK
キッチン同様浴室に関しても、築年数が古くなると古さが目立つため予算があるならば「交換」されたほうがベストです。
ただ交換となると、最低でも50万円以上はかかってしまうため、もし浴室が「バランス釜」だったならば絶対に交換した方がいいのですが、それ以外であれば「既存の浴室でも、十分対応は可能」であると言えます。
ただし築年数が経過している物件の「シャワー水栓」は、古いものとなっているケースが多いため、「サーモスタット水栓」に交換するだけでも、浴室の印象はガラリと変わります。
それと、浴室の明るさを変えるだけでも、印象度はガラリと変わります。
リフォームやリノベーションを機に、浴室電球をLEDに交換するだけ、交換前と比べると明るさが全く違ってくるので、見た目的にも違ってきます。
▶弊社浴室リノベーション詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
【過去記事】弊社アパートの人気№1リノベーションルームを大公開!浴室編
6.まとめ

今回は賃貸リノベーション費用を抑えつつも、効果的におしゃれにする方法についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認確認してみましょう。
今回ご紹介した費用を抑えつつもおしゃれな部屋にする方法は、弊社物件で実際に対応しているもので募集時の家賃は従前と同じであるものの、募集開始と同時にすぐに反響をもらえることから非常に効果的と言えます。
更にご紹介した対策はどれも低予算で対応できるものばかりとなっているため、実践して頂ければ確実に効果が期待できるはずです。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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