賃貸・低コストリフォームの隠された落とし穴とは?
更新日:3 日前
空室対策を施す際には、定期的なリフォームはどうしても必要となってきます。
代表的なリフォームというと、壁紙交換があります。壁紙は一般的に施工から5年以上経過すると日焼けの影響が出てしまいやすくなるため、退去のタイミングで張替えを行うことで前入居者の生活感をなくすことができます。
ただ近年の空室対策では、リフォームからホームステージングの方が重視されています。

ホームステージングを行うことで、入居後の生活のイメージがしやすくなることから、入居促進を期待することができます。
実際ステージングを行うことで、行っていない時と比べて成約日数が3分の1程度にまで圧縮されていることを踏まえると、ステージングをすることがいかに重要であるかが理解できます。
▶ステージング成約日数に関するレポートは下記をご覧下さい。
空室対策としてホームステージングを行っている物件の特徴として、ステージングに強化するあまり募集中の部屋に対してあまり投資していません。
低予算で空室対策を行い早期成約に結び付けることができれば、当然ではありますが貸主であればだれもがそちらを採用します。
しかし築年数がある程度経過している物件において、コストをかけないリフォームを行っていると、目視できない部分において劣化症状が進んでしまい、場合によっては大問題に発展することがあります。

これは実際に弊社物件で発生したことですが、数年前退去した部屋の洗面脱衣所の床をリフォームを行おうと思い、既存のクッションフロアを剥がした所、床下にある「根太」(床材を張り付ける床材のこと)が腐食していることがわかりました。
水回り部分は築年数の経過と共に、湿気の影響を受けやすくなるため、根太や大引(根太を支える太い角材)が腐食しやすくなります。これはどこでも同じようなことが起こりやすくなります。
工事担当者がすぐに教えてくれたこともあるので、すぐに新しい根太を設置することで、劣化を食い止めることができました。もし床材を変えなければ最悪床が外れてしまうこともあり得る話なので、今でもゾッとしてきます。
今回はたまたまリフォーム時において発覚することができたため、弊社物件は不幸中の幸いと捉えることができました。
室内リフォームに消極的な物件の中には、恐らく弊社みと同じような劣化症状が発生している可能性はあります。問題が発生してからでは遅すぎてしまうため、やはり低コストリフォームは避けたほうがいいのかもしれません。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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