不動産投資は他の投資と比べてリスクが少なく、高稼働率を保つことができれば毎月安定した家賃収入が期待ため副業感覚で行うことができます。
面倒な賃貸管理は管理会社に「管理委託契約」を結ぶことで、煩わしい業務からも解放されることから不動産投資は投資の中でも比較的チャレンジしやすいといえます。
ただその一方で大手管理会社の管理担当は「思っている以上に不動産投資は甘くない」と考えています。不動産投資のリスクは以下の4点を挙げることができます。
今後は確実に人口減少が発生し、賃貸を借りる人が少なくなる
サブリース契約はサブリース会社(管理会社)が借地借家法上借主の立場となり家賃減額請求をされると拒否できない。(貸主の立場が弱くなる)
建物の老朽化と共に、修繕費が必然的に多くなる=利幅の減少
家賃は必ず下落する=収益が悪化する
実際物件稼働率低下により物件を売却される貸主は多くなっていますが、一方で不動産投資に成功している貸主もいます。不動産投資に成功している貸主は今回紹介する内容を実践しているため、安定した家賃収入を得ています。
本投稿は不動産投資に成功している人の特徴について、お伝えいたします。
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▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
1.不動産投資に成功している人の特徴とは?
不動産投資に成功している人は、他人任せにせず積極的に対応し取引先との連携を非常に大切にしています。
不動産投資に成功している人の特徴をまとめると、以下の4つを挙げることができます。
積極的に設備投資している
金融機関に積極的に相談している
管理会社からの相談には積極的に対応している
仲介担当者からの評価が高い
それではそれぞれの対応を見ていきましょう。
1)積極的に設備投資している
物件資産価値は築年数の経過と共に下落します。そのため築年数が古くなれば機能性が低下するため「家賃維持」「早期客付け」が難しくなり、家賃収益が悪化してしまいます。
しかし適切な設備投資をすることで資産価値が高くなり、その結果家賃維持or家賃値上げしても稼働率を高めることができます。
弊社物件は設備投資に積極的だったため、今まで客付けに苦戦することはあまりありませんでした。しかし2017年の繁忙期今までの空室対策が全く通用せず客付けに失敗。
同年を機にリフォームからリノベーションへと舵を切り翌年から本格的にリノベーションを展開。2年後から増収増益+満室達成しやすい物件となり弊社空室対策は多くの不動産系メディアから注目されるようになりました。
▶メディア取材に関してはこちらをご覧下さい。
2)金融機関に積極的に相談している
不動産投資に成功している貸主は、融資担当者との連携を強化するために、定期的に訪問し状況説明をしています。
例えは「メディアからの取材があった」「満室達成できた」など貸主/物件の価値が高まる情報を伝えると、金融機関内での社会的評価が高くなり経営的に困ったことがあると積極的に支援してもらうことができます。
突発的なトラブルが発生した際、金融機関によって「対応」が180度変わってしまいます。都市銀行/地方銀行は「営利組織」なため、クライアントの業績が低下すると態度が硬化し新規融資が難しくなります。
一方信用金庫/信用組合は地域の発展や相互扶助を目的とした非営利組織なため、クライアントの業績が低下しても「将来性」を見た上で柔軟な対応をしてくれることから、不動産投資をする上では頼りになる金融機関と言えます。
▶銀行と信用金庫の違いについては、過去記事をご覧下さい。
3)管理会社からの相談には積極的に対応している
室内設備は概ね5~10年周期で経年劣化が発生するため借主から設備不具合連絡が発生した際は、基本的に交換しなくてはなりません。
2020年に民法が大幅に改正され、建物設備に関して「一定の期間内に設備交換」できないと借主は家賃減額請求することができることになりました。そのため管理会社は借主とのトラブルを避けるために早期解決を図りたいと考えています。
集金管理物件では設備交換する際貸主決裁が必要になりますが、不動産投資に成功している貸主は設備投資の理解度が高いため、設備交換に対して拒否することはありません。
4)仲介担当者からの評価が高い
不動産投資に成功している貸主は、「どうすれば仲介会社から物件紹介してくれるのか」先読みしています。そのため貸主の中には…
仲介担当者にある程度の権限を与えている
難しい交渉が入った場合は、貸主電話OK
対応にしている所もあります。客付けしやすい部屋+クロージングがしやすい環境であれば、どの仲介会社でも客付けしやすいため評価が高くなります。
2.まとめ
今回は不動産投資に成功している人の特徴についてお伝えいたしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
賃貸市場は今後空室率がさらに悪化するため競争がさらに激化することが予想されます。そのため今までのような空室対策では通用することが難しくなり、物件によっては淘汰するところも出てきます。
不動産投資で成功したいのであれば、一経営者の立場として管理会社と協力し対応することが重要となります。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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