空室対策ならリノベーションがおススメ。その理由とは?
更新日:2022年9月29日
こんにちは。
賃貸物件は、新築当初は集客をそれほど力を入れなくても、すぐに部屋が埋まることはよくあることですが、ただ時間の経過と共に、だんだんと人気がなくなってしまい、築10年を経過してしまうと、外壁の色や設備が古くなってしまうことから、どうしても家賃を値下げしなければ、集客することが難しいと言われてます。

ただ、見方を変えてみれば、築年数が経過した物件に興味を持ってもらえない最大の理由は、ずばり物件に価値がないからである以上、物件に新たな価値を見出すことができ、またお客様に物件の魅力が伝われば、築年数が経過した物件であっても、十分集客をすることは可能となります。
そこで、最近多くの管理会社が力を入れているのが、物件を再生させるリノベーション。
リノベーションは、基本的に室内の設備や内装、間取りを変更することにより、物件に新たな価値を見出して、新築物件に対抗できるぐらいに、室内空間を魅力的になりますので、おしゃれな部屋に住みたいと考えている方のニーズに合致する可能性が高くなります。
弊社でも2018年より自社物件をリノベーションを行っていますが、リノベーションをするにあたり特に気を付けているのが、室内空間の明るさ。

室内は暗い部屋より明るい部屋の方がいいに決まっていますが、明るい部屋にすることで、見学時のお客様の物件印象度を上げることができ、また日中の時間帯電気をつけないで生活ができれば、電気代の節約にもなります。

建具に関しては、築年数が経過すると、どうしても古さが目立ってしまうので、リノベーションを機に交換する物件もありますが、ただ建具を交換するとなると、結構いい金額となってしまうので、リノベーション費用を抑えたいと考えている方にとっては、頭が痛い所ですよね。
ちなみに写真の建具ですが、これは建具そのものは一切変えずに、ドアノブだけおしゃれなアンティークなものに交換しただけ。
ドアノブも古いものを使用していると、時代を感じさせるものとなり、古さが前面に出てしまいがちになりますが、ドアノブを変えるだけで、古さをあまり感じることはまずありません。ちょっとした工夫で予算を削ることができる点も、リノベーションのメリットのひとつ。

築年数が経過した物件をお持ちのオーナー様の中には、和室部屋を洋室に変更したいと考えている方もいると思います。
近年ではライフスタイルの変化などにより、和室離れが深刻化となっているので、和室部屋を洋室に間取り変更される物件が増えてきていますが、ただ和室を洋室に変更しても、押し入れなどはそのまま活用することになるので、どこか違和感を感じてしまいがちになります。
それならば、和室部屋はあえて生かしながら、若い世代にも受け入れられるような部屋にした方が、いいのではないでしょうか?
弊社所有物件は1993年に施工されているので、和室部屋は標準装備になっていますが、リノベーションをする時は、通常の畳をそのまま敷くのではなく、おしゃれでモダンな琉球畳を敷いています。
琉球畳にすることで、通常の畳ではよくありがちな「日焼け」「ダニ」を防ぐことができ、また通常の畳の場合、退去時に表替え費用が発生しますが、琉球畳の場合、日焼けがしにくいことから、退去時表替えの費用は掛からないので、お客様にとっては、和室部屋を選ぶ際に起こる弊害が一切なくなったことから、和室部屋であっても特に抵抗を感じるような方はいなくなりました。

リノベーションをすることにより、物件の付加価値が向上することから、場合によっては新築物件以上の価値になることもあり得ます。またどこか一つでも他社リノベーション物件にはない差別化できる設備などがあれば、リノベーション物件の供給数が増えることにより発生しがちな「価格競争(家賃値下げ)」の影響を受けにくくなりますので、安定した賃貸経営を行うことも夢ではありません。

取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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