空室対策コンサルタント ㈲山長

2023年12月28日4 分

今までの賃貸空室対策ではもう通用できない理由

空室対策を行う際「エリア内情報を確認すること」はとても重要です。特に家賃は「適正家賃」にしなければ客付けは難しいと言われています。

ただ実際のところ適正家賃に合わせても部屋が埋まらず、更に以下対策を行っても客付けがうまくいかないことがあります。

  • インターネット無料化にする

  • 適正相場を知り、正しい家賃設定をする

  • 成約報酬として、広告料を倍増する

なぜ空室対策しているのに、部屋が埋まらないのか?弊社代表は空室対策しても部屋が埋まらない理由として以下の2つが原因であると考えています。

  • 賃貸供給数飽和による空室率悪化

  • 同質化物件の増加

日本の人口は2008年をピークに下落傾向が続いています。ただその一方で賃貸物件の供給数は一部エリアを除き飽和状態となっています。

空室率悪化は二極化が生まれる要因となり、競争力が低下した築年数が20年以上経過した物件は空室が埋まりにくく、また空室対策を行っても「競合物件と同等」の対策を行っていることから、空室がさらに埋まりにくくなっています。

つまり賃貸需要より供給数が上回っている以上

  • インターネット無料化

  • 広告料倍増

  • 適正家賃に合わせる

対策をしても、焼け石に水となってしまう可能性が高く、また今後賃貸空室率は悪化することが明白となっているため、空室で悩む貸主はさらに増加することが予想されます。

競争力が低下している築年数が古い物件が、今後生き残るためには「ランチェスター戦略」を採用し差別化戦略を強化するしか方法はありません。

ランチェスター戦略を賃貸業界に置き換えてみると、強者は「新築、築浅物件」/弱者は「築年数が古い物件」になると思います。強者及び弱者が行うべき対応は以下の表のとおりです。

弱者である築古物件が生き残るためには、強者が真似できない差別化戦略を全面的に打ち出し、得意技で戦うことができれば築浅物件に入居希望者を入居させることができます。

一般的に築古物件の差別化戦略としてリノベーションがあります。

リノベーションとは古くなった部屋を新築並みに蘇らせる方法で、リノベーションを行うと古さは全く感じられずまた家賃帯もリーズナブルになっているため、最近ではあえてリノベーション物件を選択する方が増えてきています。

ただし競合リノベーション物件と同じような部屋を作ってしまっては、ランチェスター戦略上の差別化戦略とは言えません。差別化リノベーションを行う際には

  • 集客ターゲットをペルソナ設定する

  • 集客ターゲットが好きなインテリアにする

  • 競合他社が絶対真似できない設備などを導入

するとクオリティーが高くなるため家賃が高くても住みたいと考える人が多くなり集客が楽になります。

弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から空き部屋を随時リノベーションを行っています。リノベーションする際…

  • 成約のカギを握る20~30代女性が気に入るカフェスタイルに特化した部屋にする

  • 自然素材を取り入れたナチュラルリノベーションを行い差別化を徹底

するようにしています。もともと弊社物件は家賃相場より高めの設定にしていましたが、リノベーションを機に家賃を8~10%値上げしていますが2020年以降増収増益+満室継続できるようになり本執筆時の2023年9月20日現在満室継続中です。


▶弊社リノベーション実績は過去記事をご覧下さい。

【過去記事】【2022年】弊社アパート人気№1リノベーションルームを大公開


弊社物件が成功した差別化リノベーションは、恐らく今までの空室対策にはなかったことでさらに発想すらされないことだと思われます。

また本ブログをご覧になった方は少なくとも現在の空室状況を何とかしたい/空室対策に興味を示している方だと思われます。

ただ本当に結果を出すことができるのか、またリノベーション費用をどう捻出すればいいのかわからない方は多いと思います。わからない方は是非下のボタンをクリックしてもらえれば専用ページにて解説しています。一読して頂けると嬉しいです。

今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。

過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。


有限会社 山長

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント

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