空室対策コンサルタント ㈲山長
3月27日4 分
昨今の賃貸市場は、空室率悪化が深刻となっています。
特に築年数が経過している物件では資産価値が低下しているので、価格競争になりがちになり、場合によっては競合他社物件に埋もれてしまう可能性が出てきてしまいます。
競合他社物件に埋もれないようにするためには、徹底した差別化戦略が必要となります。
弊社物件は日本一空室率が悪い山梨県にありさらに築年数が古いものの、徹底した差別化リノベーション+独自集客を確立したことで、本執筆時の2024年3月27日現在「満室」を継続することができています。
本投稿は、競合他社物件に埋もれないようにするための方法として、集客をメインにお伝えいたします。
賃貸検索サイトは短期間で希望条件に合致した部屋を検索することができるものの、条件に1つでも合致していない物件はその時点で成約対象外となってしまいます。
つまり競争力が低下した築年数が古い物件は必然的に「埋もれてしまう」可能性が高くなるため、早期客付けが難しくなってしまいます。
築年数が古い物件の反響数を上げるには、募集条件を緩和するしか方法はありません。そのため大多数の物件では家賃相場に合わせた家賃設定を行っているものの、近年の賃貸市場は物件数が飽和状態となっているため、適正家賃に設定しても早期客付けは厳しくなっています。
競合他社に埋もれないようにするには、ブルーオーシャンを目指すしか方法はなく、具体的にはSNS集客を展開することです。
株式会社ライボが2,235人の社会人男女にスマートフォンに関する調査を行ったところ、約9割が「携帯電話を所有し、その内スマートフォンを所持者は100%だったとのことです。
またICT総研が調べた所によるとSNS利用者は年々増加傾向となり、2022年末には8270万人に達する見込みとのことです。
▶株式会社ライボ、ICT総研のリリースはこちらをご覧下さい。
弊社物件は築年数が古いため2018年から差別化リノベーションを展開していますが、同年から物件独自の公式サイトを立ち上げ独自集客を行っています。
リノベーション+独自集客を行うようになった背景には前年度の繁忙期集客に大失敗し赤字転落してしまったからです。
▶集客失敗した理由に関しては、過去記事をご覧下さい。
独自集客を始めた当初は集客スキルが全くなかったため、客付けに非常に時間がかかりましたがその後SEO+SNS強化したことで2年後から成約期間を大幅に短縮させることに成功しています。
▶弊社集客に関する詳細は、過去記事をご覧下さい。
今回は、競合他社物件に埋もれないようにするための方法についてお伝えしました。
築年数が経過すると反響数が低下するため物件が埋もれやすくなります。そのため大多数の物件は埋もれないように価格競争を行っていますが、家賃値下げして客付けできたとしても従前と比べ家賃収入は減少するため貸主にとってメリットは何もありません。
競合他社に埋もれないようにするには、物件クオリティーを高めSNS媒体を使った集客を行うことが重要です。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。
取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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