競合他社物件に埋もれないようにするためには?
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 2024年3月27日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年6月8日
昨今の賃貸市場は、空室率悪化が深刻となっています。野村総研の予測では2040年に空室率40%前後になるとのことですが、山梨県を含む一部エリアでは現在空室率30%台に達しています。
そのためエリアによっては2040年を待たずに空室率40%に到達するのは間違いなさそうです。
空室率悪化は競争力が低下した築年数が古い物件は不利になるため価格競争が起きやすくなりますが、場合によっては適正家賃以下にしても競合他社物件に埋もれてしまう可能性があります。
競合他社物件に埋もれないようにするためには、徹底した差別化戦略が必要となります。
弊社物件は日本一空室率が悪い山梨県にありさらに築年数が古いものの、徹底した差別化戦略(リノベーション+独自集客)を確立したことで、2020年以降増収増益を達成しています。
本投稿は、競合他社物件に埋もれないようにするための方法として、集客をメインにお伝えいたします。
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私の経営する有限会社 山長ではアパートの経営改善、空室対策など賃貸経営者を支援するコンサルティングサービスを行なっています。自己破産寸前の状態から空室ゼロへ、そして安定した入居率を実現するまでに至った経験をもとにオーナー様と一緒になって改善のお手伝いをさせていただきます!
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部屋探しされる方は基本的に賃貸検索サイトを利用しています。そのため物件募集する際は同サイト掲載しなければ客付けは事実上難しいと言っても過言ではありません。
部屋探しされる方にとって同サイトは短時間で希望条件に合致した部屋を検索することができる点ですが、募集する側(貸主/仲介会社)は希望条件が1つでも合致しなければその時点で成約対象外となってしまいます。
そのため競争力が低下した築20年以上の物件は、検索にヒットしにくくなるため、やむなく家賃値下げを行い反響数を高めようとしています。
先程もお伝えした通り近年の賃貸市場は物件供給数飽和状態により空室率が悪化しています。そのため競合物件も早期客付けのため家賃値下げを行ってくるため、行き着く先は「負のスパイラル」となってしまいます。

競合他社に埋もれないようにするには、ブルーオーシャンを目指すしか方法はなく、具体的にはSNS集客を展開することです。
株式会社ライボが2,235人の社会人男女にスマートフォンに関する調査を行ったところ、約9割が「携帯電話を所有し、その内スマートフォンを所持者は100%だった」とのことです。
またICT総研が調べた所によるとSNS利用者は年々増加傾向となり、2022年末には8270万人に達する見込みとのことです。
▶株式会社ライボ、ICT総研のリリースはこちらをご覧下さい。

弊社物件は築年数が古いため2018年から差別化リノベーションを展開していますが、同年から物件独自の公式サイトを立ち上げ独自集客を行っています。
リノベーション+独自集客を行うようになった背景には前年度の繁忙期集客に大失敗し赤字転落してしまったからです。
▶集客失敗した理由に関しては、過去記事をご覧下さい。
独自集客を始めた当初は集客スキルが全くなかったため、客付けに非常に時間がかかりましたがその後SEO+SNS強化したことで2年後から成約期間を大幅に短縮させることに成功しています。
▶弊社集客に関する詳細は、過去記事をご覧下さい。
今回は、競合他社物件に埋もれないようにするための方法についてお伝えしました。
独自集客を展開すると、物件情報をダイレクトに拡散させることができるため、競合物件に埋もれてしまうリスクは少なくなります。ただし募集物件クオリティーが低いと仮に独自集客しても訴求力が期待できないため、客付けは難しくなります。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。


取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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