空室対策コンサルタント ㈲山長

3月27日6 分

賃貸閑散期退去後わずか1日で入居申込実現できた理由

毎年1月~3月は新年度に向けて多くの方が部屋探しをされます。

そのため同時期に募集部屋があると早期客付けが期待できますが、5月の大型連休明けになると閑散期に入るため閑散期中に退去が発生すると空室期間が長期化になりやすくなります。

空室期間長期化を避けるためには、募集条件を大幅に緩和し反響数を上げるしか方法はないものの、需要そのものが少なすぎるため正直費用対効果は期待できません。

弊社物件は築年数が古いため2018年から空き室を随時リノベーションを展開しています。顧客目線に立った差別化リノベーションを行ったことで反響数が増加し、4年前から増収増益+満室達成できるようになりました。


▶弊社リノベーション詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。

【過去記事】【2022年】弊社アパート人気№1リノベーションルームを大公開


2023年の繁忙期中は満室状態が続いていましたが、同年5月9日付で1件退去となりました。しかし翌日に内見が入り僅か30分の内見で入居申込を頂くことができました。つまり賃貸退去後わずか1日で入居申込実現したことになります。

本投稿は賃貸閑散期退去後わずか1日で入居申込実現できた理由をお伝えいたします。


▼目 次

1.賃貸閑散期退去後わずか1日で入居申込実現できた理由

  1)映える部屋を作りSNS媒体でアップ

  2)入居後のイメージを連想させる説明を行う

  3)初期費用の見積もりを出しクロージング

2.まとめ


【本記事でお伝えする結論】

"わずか1日で入居申込に繋げることができた秘訣”

1.賃貸閑散期退去後わずか1日で入居申込実現できた理由

賃貸閑散期中に早期客付けができた理由について弊社代表は以下3点が良かったからと分析しています。

  • 映える部屋を作りSNS媒体でアップ

  • 入居後のイメージを連想させる説明を行う

  • 初期費用の見積もりを出しクロージング

それではそれぞれのメリットを見ていきましょう。

1)映える部屋を作りSNS媒体でアップ

部屋探しされる方は平均3件内見していると言われています。そのため内見予約が入ったことは成約まであと一歩のところにいると言っても過言ではありません。

早期客付けを目指すならば、競合物件との差別化は必須です。

弊社物件はファミリー物件で入居される方の大半は20~30代のカップル/新婚さんで、部屋探しの主導権はほぼ女性が握っています。そこで募集部屋を女性からの支持が高い「カフェスタイル」に特化したリノベーションを展開しています。

自然素材の材料をリノベーション部屋で使っているため、内見時の物件印象がとても高くなりまたSNS媒体を使って集客することで、映え効果も期待できます。

弊社物件に入居される方の約8割は公式サイトからとなっていますが、検索方法としては…

  • SNS媒体を用いたハッシュタグ検索→弊社物件HPにアクセス

  • Google検索で「山梨 賃貸 おしゃれ」等の検索ワードでアクセス

のいずれかとなっています。

ちなみに入居申込された方も、弊社X(旧Twitter)をご覧になって物件専用HPから問合せを頂きました。

2)入居後のイメージを連想させる説明を行う

弊社公式サイト経由で内見予約された方に関しては、弊社代表が内見に同行し室内説明を行いますが、弊社代表がいつも心掛けていることは、内見者側の気持ちに立った説明を行っています。

例えば弊社物件は和室が標準となっています。賃貸で和室があると退去時に表替えが発生するため、部屋探しされる方からの評価は下がってしまいます。

しかし弊社代表が和室を説明する際…

  • 和室を洋室に変えても和室感はどうしても残ってしまうから、和室はそのままにしています。

  • おしゃれでモダンな琉球畳にすることで、リラックスすることができます。

  • 室内には大容量の押入があるので、布団や嵩張る荷物を収納する時便利です。

  • 琉球畳は日焼けしにくいため、故意過失による破損や汚損がなければ退去費用は掛かりません。

といった琉球畳のメリットをしっかりと伝えることで、入居後の生活イメージが連想しやすくなります。

その結果、敬遠されがちになる和室や築古物件のイメージを好転させることができ、内見時にクロージングに持って行くことが楽になります。

3)初期費用の見積もりを出しクロージング

賃貸物件に入居される方は契約前に初期費用を支払うことになります。初期費用の相場は家賃4~6か月と言われていますが、大多数の方は「初期費用を何とか抑えたい」と考えています。

先程もお伝えした通り、部屋探しされている方は複数の物件を内見されていることから、競合物件の初期費用も把握しているはずです。そこで弊社物件では内見予約が入ると、仲介会社にお願いして初期費用の見積もりを作成してもらっています。

弊社物件に内見される方の約8割は、内見当日もしくは数日後に入居申込されますが、高い確率で入居促進に繋げることができているのは、部屋のクオリティー+初期費用の安さです。

弊社物件では入居申込が入った際、指定仲介会社に顧客紹介することにより、初期費用を大幅に抑えてもらっています。見積書を渡した際、多くの方は驚かれます。

弊社代表は「初期費用を大幅に抑えているのは、浮いた費用で新生活費用に回してほしいから」と伝えています。

このことを伝えることで、より具体的な新生活イメージを連想させることができるため、入居促進をさらに図ることができ、入居申込された方もこの言葉が決め手となりました

2.まとめ

今回は賃貸閑散期退去後わずか1日で入居申込実現できた理由をお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。

閑散期中の物件募集は需要そのものが少ないため、早期客付けは非常に厳しくなります。しかし部屋探しされる方は確実にいるため、少ないチャンスをモノにするには競合物件との差別化は必須となります。

今回紹介した内容は客付けに非常に有効的なので、特に閑散期中に物件募集される方は本投稿を参考にされるとよい結果が出ると信じています。

今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。

過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。


有限会社 山長

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント

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