空室対策コンサルタント ㈲山長

2月6日4 分

不動産賃貸サイト依存集客が危険な理由とは?

最終更新: 4月1日

賃貸物件を募集する際、仲介会社に大手賃貸検索サイトに「物件情報」を載せてもらうよう依頼しますよね?

同サイト掲載依頼をかける理由は…

  • 原則主要サイト掲載は仲介会社しかできない

  • 部屋探し=大手賃貸サイトを利用している

からです。

掲載後は反響を待つだけとなりますが、数週間たっても「反響/内見予約が入らない」場合、管理会社/仲介会社は募集自体に問題がある可能性が極めて高いと捉えます。

ただ適切なリフォーム/リノベーションを行っているのに反響が少ない場合、もしかすると賃貸検索サイト集客自体に問題がある可能性が高いと言えます。

価格競争が発生しやすくなる

賃貸検索サイトは希望条件を自由に入力することができます。そのため希望条件に1つでも合致していない部屋は自動的に成約候補から外れてしまいます。

賃貸検索サイトの家賃設定は「5,000円刻み」となっています。反響数を伸ばす目的で家賃を数千円値下げするだけで、一気に反響数が伸び早ければ数日で問合せ/内見予約が入ることがありますが…

エリア内で家賃値下げを行うと競合物件も同様の対応をとる

ため価格競争が起きやすくなり、場合によっては逆効果になってしまうことがあります。


▶家賃値下げの本当の恐ろしさについては、過去記事をご覧下さい。

【過去記事】家賃値下げ集客は、絶対にしてはいけない。 


仲介会社が物件掲載を外すかも?

仲介会社が賃貸検索サイトに物件情報を掲載する際、掲載料金が発生し費用は仲介会社が負担しています。

そのため客付けに時間がかかる=掲載コストが高くなるため、仲介会社は「掲載に対する費用対効果が期待できない」と考えます。

大手管理会社が管理している物件では、直営の仲介会社を運営し、自社管理物件を最優先で客付けするため、仮に客付けに苦戦しても同サイト掲載を止めることはありません。

しかし自主管理物件/一般媒介契約の場合は、早期客付けさせるために同サイト掲載しているため、結果が出ない物件は仲介会社判断で掲載を取りやめることがあります。

賃貸検索サイトの問題点

賃貸検索サイトは部屋探しされる方は希望条件に合致する部屋を短時間で見つけることができるため、早期に部屋を決めることができます。

一方物件を募集する貸主/仲介会社は、希望条件に合致させるよう募集体系を変更しなければならないため、一定期間反響がなければ家賃値下げを検討せざるを得なくなります。

また運よく内見に繋げることができても、内見から申込までの確立は約2割であるため、内見数を伸ばさなければ早期客付けは厳しくなります。

脱・賃貸検索サイト集客

早期客付けを目指すのであれば集客自体を見直す必要があります。一般的に賃貸募集=仲介会社のイメージが強いですが、賃貸の場合募集媒介は「専任」「一般」のどちらかであるため、貸主自ら対応しても何ら問題はありません。

つまり貸主自ら物件募集を行うことで、賃貸検索サイト集客のデメリットを解決することができます。

弊社物件は1993年築の2LDK物件のため賃貸検索サイト集客では「築年数」「家賃帯」で検索に引っかかり反響数を伸ばすことが厳しくなります。

そこで2018年に収益UPを目指した差別化リノベーションを展開+物件公式サイトを開設したことによって…

  • 家賃相場より高い家賃設定でも早期客付けに成功

  • 物件クオリティーが高いため、SNS映え効果もあり反響数UP成功

することができ、今では弊社所有物件に入居される「約8割」は弊社HPからとなっているので、価格競争/空室長期化の懸念は一切感じなくなりました。


▶詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。

【過去記事】【アパート経営】相続してから空室0にするまでやってきたこと②

【過去記事】賃貸集客・家賃アップさせるには戦略がとても重要


今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。

過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。


有限会社 山長

取締役 長田 穣(オサダミノル)

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