
家賃値下げか、リノベして家賃値上げするか、どちらが効果的?
不動産投資の最大の弱点としては、物件賃料が「いつまでも同じ」にはならないこと。 余程の好立地(例えば、首都圏)でなければ、築年数が経過すればするほど「家賃は下落」していきます。一般的には「築年数が1年経過すると、家賃は1%下落」すると言われています。 築年数が経過すると、当然ながら「物件の価値」は低下していきます。 キッチンひとつとっても「新築時に設置されている最新型」のものと、「20年前に設置されたもの」とでは、価値は違うのはもちろんのこと、使い勝手においても「明らかな差異」が出てしまうことから、エリア内で「価格競争が起きてしまう」と、設備投資をしない限りは、その波に呑み込まれてしまう可能性が高くなります。 近年、地方都市においては「物件供給数が明らかに飽和状態」となっているため、エリアによっては「空室率が30%台」に達している所があります。 特にその影響を受けやすいのが「築年数が経過している」物件。 空室を早期に埋めるためには「家賃値下げ」をするのは効果的と言われています。 しかし、一部のエリア/物件においては値下げしても成約に結び付けること