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【賃貸リノベーション】成功するにはキッチンの差別化

更新日:5月31日



近年ではSDGsが認知されている/部屋探しの多様化が進んでいることもあり、築年数が古い物件でもリノベーションを行えば昔と比べると築年数だけで物件判断されることは少なくなりました。



リノベーション物件の最大の魅力と言えば…



  • 室内空間がおしゃれで古さを感じない

  • 新築より家賃がリーズナブル



な点です。ただ競合他社が次々とリノベーションを展開すると、将来的には確実に価格競争が発生しやすくなります。



リノベーションで成功するためには、競合他社との差別化はとても重要となりますがその中でもキッチンはリノベーション成功のカギを握っているといっても過言ではありません。




本投稿は賃貸リノベーションでキッチンの差別化を図ることがなぜ重要なのか、その理由についてお伝えいたします。


 

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▼目 次

 

【本記事でお伝えする結論】


"キッチンリノベーションの差別化で重要なポイント”


1.どうしてキッチンが重要なの?


どうしてキッチンが重要なの?

築年数が経過した物件をリノベーションすると、資産性や収益性が向上できると言われています。ただしリノベーションで成功するにはキッチンの完成度が非常に重要となります。



リノベーションで成功している物件は、ニーズの変化を捉え成約ターゲットに響くキッチン製作をしています。それぞれの理由についてみていきましょう。


1)ニーズの変化


一般的にリフォームやリノベーションをする際、多くの方に注目してもらうように万人受けしやすい部屋作りをしてしまいがちになります。



しかし、クックパット調べによると「入居条件を妥協しても充実しているキッチンがある物件を選ぶ」と回答した方が過半数を超えたとのことです。



またSUUMOが調べた調査によると物件探しの際に妥協した点として「築年数と家賃」と回答したが全体の3割に達していました。



つまり部屋探しされる方は物件を決める際築年数ではなくクオリティーを重視していることがわかります。


 

▶クックパット、SUUMOのリリースに関しては、こちらをご覧下さい。



 


2)成約ターゲット


ファミリー物件はこれから二人暮らしされる方+20~30代の方が非常に多いです。



ファミリー向け物件はほぼ100%女性が成約のカギを握っているため、リノベーションする際には女性客を意識した部屋作りをすることが重要となります。



女性を意識した部屋作りをする際に、特に重要となるのがキッチン。



女性が求めているキッチンは機能性(調理台/収納スペース)+デザイン性です。特にリノベーション物件では築年数の古さをどう解消させるかがポイントとなるため、両者が充実しているキッチンを導入しなければ入居促進に繋げることはできません。



2.キッチンの差別化が重要な理由


既存キッチンをリノベーションする際、現況と同型のシステムキッチン/若い世代に人気が高い対面キッチンを導入するケースが圧倒的に多いです。



しかし既製品を導入してしまうと差別化を図ることが難しくなるばかりではなく、下手すればリノベーション部屋ではなく築浅物件の方を選択してしまう可能性があるため注意が必要です。



1)キッチンだけが浮いてしまう


既存キッチンからシステムキッチンを導入することで、使い勝手は格段に良くなるばかりではなく、真新しいキッチンを設置することで入居促進が図れやすいと言えます。



一方で、最新のキッチンを置いてしまうと「キッチンだけが浮いてしまう」ような感じになり統一感を出すことが難しくなってしまいます。



2)無理して対面キッチンを置いてしまうと…


リノベーション部屋を早期成約させるために、壁付けキッチンを対面キッチンにする貸主は多いと思います。



壁付けから対面キッチンに変更する場合、床下にある配管も変えなければならないため、100万円近い費用が掛かる可能性があります。100万円近い費用を出すことになれば、当然ながら費用対効果=成約期間/値上げ率がよくなければ投資した意味がありません。



物件があるエリアによってばらつきがありますが、地方都市において家賃を従前と比べて大幅アップは厳しくなってしまうため、正直費用対効果は期待できないと思われます。


女性にとってキッチンは部屋の中でも特別な存在。



家事の中でもキッチンにいる時間は最も長いことから、機能性が充実しているのはもちろんですが、キッチン全体が居心地が良い空間にしなければ、早期成約に結び付けることは難しいと思われます。



次章では弊社キッチン事例を紹介しています。



弊社物件は築年数が経過していることもあるため、2018年から空き部屋を随時リノベーションしていますがキッチンに関しては全室カフェスタイルに特化したリノベーションを行っています。



無垢材がもたらす温かみや温もりが体感でき、まるでカフェのお店みたいな空間で料理ができることもあって、借主からは多大な評価を頂いています。



3.弊社事例紹介



弊社物件では2018年から随時リノベーションを行っております。



キッチンをリノベーションする際、当初は既製品を導入する予定でした。



しかし既製品を導入してしまうと差別化を図ることが難しいため、それなら築年数の古さを逆に武器にしたカフェスタイルキッチンを作れば集客効果が期待できると判断。



そこでキッチン本体はそのまま活用しキッチン扉は無垢材に変更、キッチンパネルは新しいものを貼り付けました。



また使い勝手を強化すべく、弊社が開発した「調理台付の可動式キッチンカウンター」を設置することで、利便性が格段によくなりました。



差別化を図ったカフェスタイルリノベーションを行った結果、内見者及び入居希望者からの物件評価が高くなり早期成約に繋げることができるようになりました。



 

▶弊社リノベーションキッチンに関しては、過去記事をご覧下さい。


 

4.まとめ


今回は賃貸リノベーションでキッチンの差別化を図ることがなぜ重要なのか、その理由についてお伝えいたしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。



リノベーションすることで資産価値が向上するため、早期成約が可能なるばかりではなく、家賃値上げも可能となるため収益性を伸ばすことが期待できます。



一方で、成約のカギを握っているキッチンについて、借主目線に立った対応を取らないとキッチンだけが浮いてしまいリノベーションの価値を最大限に延ばすことが難しくなってしまいます。



弊社物件では成約ターゲットを意識したカフェスタイルリノベーションを展開していることから、家賃相場より高い設定にしつつも安定的な集客を実現しています。その結果本執筆時の2023年3月16日現在全室満室を継続しています。




今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


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空室対策コンサルタント (有)山長
有限会社 山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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