効果100倍!費用対効果抜群の空室対策とは?
更新日:6月22日
賃貸経営にとって、永遠のテーマとなってしまう「空室対策」。
退去されてしまうと、次の方が入居されるまで「家賃入金が0円」となってしまうため、早急に空室対策を行わないといけません。
空室対策は「費用が多く発生」してしまうこともあるため、貸主としてみたら「可能な限り低コスト」で対策を講じることができれば、費用対効果が高い対策となりシュエ規制
低予算でも早期に部屋を埋める方法はあれば、賃貸集客がとても楽になりますが、弊社物件では築年数が古い/空室率全国ワースト1位という状況下であっても、費用をそこまでかけずに早期に成約にさせた実績が多数あります。
本投稿は、弊社物件が実際に試して効果があった「費用対効果抜群の空室対策」をお伝えいたします。
▼目 次
1.壁付キッチンのデメリットを解消するキッチンカウンター
築年数が経過している「ファミリータイプ物件」のキッチンは、恐らく「壁付けタイプ」のものが多いです。ファミリー向け新築物件では人気が高い「対面キッチン」が設置されているため、壁付けキッチンが設置されてあると集客上マイナスになってしまいがちに…。
壁付けから対面キッチンに変更すること自体は「可能」です。
ただ配管工事が必要となるためは「工事費込みで100万円近い費用が発生」してしまう可能性が出てきてしまいます。
弊社物件では2018年からリノベーション事業を展開しています。
基本的にフルリノベーションを行い設備内装は一新していることから、古さを感じることはまずありません。
フルリノベーション部屋は従前家賃と比べて8~10%値上げしているため、内見された方の中には「部屋自体は気に入っているが予算的に合わない」というお声を多数頂きました。そこで、リノベーション個所を限定的にし家賃を抑えた「セカンドライン」の部屋を2019年から随時展開した所、短期間で成約に繋げることができました。
▶セカンドラインの詳細については、プレスリリースをご覧下さい。
築古物件を魅力的にする「Elegant Room」セカンドラインを始動 甲府市の賃貸アパート「グレイスロイヤル」
セカンドラインの部屋は、家賃を抑えなければならないためどうしても既製品に頼らざるを得ません。2021年夏にたまたま試験的にIKEAのキッチンカウンターを設置したところ、わずか1週間で成約に繋げられることができました。
IKEAは若い世代から圧倒的に認知されている有名ブランドであり、さらに賃貸物件でIKEA製品が導入されているところは少ないため、SNS配信すると多くの反響を得られることができました。
気になる費用ですがIKEAのキッチンカウンターは約5万円。一方フルリノベーション部屋に設置されているカウンターはオーダーメイドということもあるので約30万円かかります。
使い勝手がよくコスパが安いIKEAキッチンカウンターは、空室対策の切り札になるといっても過言ではありません。
▶弊社リノベーションキッチンについては、過去記事をご覧下さい。
【過去記事】弊社アパートの人気№1リノベーションルームを大公開!キッチン編
2.1000円程度で玄関照明を劇的に明るくしてくれる
次にご紹介したい「効果が期待できる空室対策」は、玄関エントランス。
築年数が経過している物件の玄関は、正直言って「とても暗い」です。
玄関に設置されている照明が「電球」タイプであることから夜の時間帯には特に顕著になってしまいます。
そこでおススメなのが、IKEAのスポットライト照明。
照明を除く本体のみの価格は、1500円程度。
玄関エントランスを少しでも明るくしたいと考えている貸主にとっては、コスパ的もとてもいい照明と言えます。
ただ唯一のデメリットがあるとすると、
LED電球が「別売り」になってしまう
既存の照明からIKEAの照明に切り替える場合、5000円程度の工事費が別途発生
してしまいますが、それでも設置する前と後では、エントランスの雰囲気も劇的に変わりますので、個人的にはおススメしたい照明です。
▶IKEA照明を取付けた玄関インテリアについては、過去記事をご覧下さい。
【過去記事】賃貸玄関でもおしゃれインテリアが楽しめる。グレイスロイヤル
3.浴室リフォームにお金をかけられない場合、ここを変える!
築年数が経過している物件は、水回り部分が「古臭く」見えてしまいます。
そのため、集客力をアップさせたいのであれば交換するのがベストですが、ただ交換となると、費用的にも高額になってしまうので物件によっては対応することができない可能性が出てきます。
ただちょっとした部分を交換するだけでも、見違えるぐらいに変わってきます。
「ひねるタイプのシャワー水栓」を「サーモスタットシャワー」と呼ばれるシャワー水栓に変えることです。
同じ浴室なのに、シャワー水栓を交換しただけで、浴室の雰囲気ががらりと変わってきます。
4.意外と少ない浴室収納棚
築年数が経過している物件では、意外と脱衣所収納棚が「標準」となっていない所が多いです。
脱衣所内に収納棚があることによって、バスタオルや下着類、または洗濯洗剤を収納する時とても便利です。
もし収納棚がないと「自分で対応」しないといけなくなるので、収納棚があるのとないとでは、集客の面から言っても大きな差が生じてしまいます。
5.できればクッションフロアは張り替えてほしい!
築年数が経過している物件では、濃いめの合板フローリングが施工されているケースが多いです。
ただ、床を明るくするだけでも、室内印象はガラリと変わってきます。
床材を変更する際、クッションフロア若しくはフロアタイルのどちらかを選択することになります。よりリアル的な床材を求める場合には、費用は掛かりますがフロアタイルを選択されたほうがいいと思います。
ただし、フロアタイルは「吸音性は期待できない」ので、そこの部分が唯一のデメリット。
一方、クッションフロアは「ロール状になっている」ことから、費用面+施工面においても、フロアタイルより安く施工することができます。室内をより魅力的な部屋にしたいのであれば、クッションフロアでも十分OKなので、張替えされることをおススメします。
▶クッションフロアの詳細に関しては、こちらをご覧下さい。
「クッションフロア」とは?メリット・デメリットから貼り方・掃除方法まで解説
6.まとめ

いかがだったでしょうか?
近年では、「賃貸物件の供給数が飽和状態」となっているエリアもあるので、家賃を値下げしただけでは「部屋が埋まりにくく」なっています。空室率の悪化は今後もさらに増加することが明白となっているため、しっかりとした空室対策を講じていない物件では、部屋がさらに埋まりにくくなることが予想されます。
ただし、例え少額であったとしても「しっかりと空室対策を施している」物件では、客付けがしやすくなり、少なくとも「家賃を据え置いて募集」するぐらいであれば、少額程度のリフォームでも十分対応することができます。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。


取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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