賃貸物件は築年数の経過と共に資産価値が下落します。そのため家賃相場も右肩下がりになるため安定した家賃収入を得ることが難しくなります。
ただ築年数が経過しても資産価値を高める対策を行えば家賃下落を抑えるばかりか、逆に家賃相場より高い賃料で貸し出すことも期待できます。
本投稿は家賃相場の下落率と下落対策についてお伝えいたします。
▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
1.平均家賃下落率
三井住友トラスト研究所では東京23区の賃貸マンションを対象とした築年数による家賃下落率をリリース発表しています。
その結果築1年毎の家賃下落率は平均1%であることがわかりましたが、築浅と築古とでは下落率が異なっているのが特徴と言えます。
参考までに弊社物件がある山梨県JR甲府駅周辺・1LDKの築年数の家賃相場を調べてみると…
同研究所のデーター通りの下落率になっています。
新築時と比べ築10年/築20年目は資産価値が大幅に下落するため家賃下落も大きくなっています。そのため空室対策を行う際には築年数に応じた対策を講じないと、逆効果になる可能性が高いことが推測できます。
2.家賃下落を抑える方法とは?
株式会社リクシル住宅研究所が2015年に発表したリリースによると、築年数の経過と共に室内機能性(断熱、湿気、防音)に対し不満に感じる方が多くなり、約3割の方は不満を解消するため引越しを検討しているとのことです。
家賃下落は顧客満足度低下も要因であると考えられます。そのため家賃下落を抑えるためには室内機能性向上を含めた資産価値を高めることが重要となります。
上記を意識した部屋を提供すると、顧客は家賃以上の価値があると理解してくれるため…
家賃相場より高い家賃設定でも早期客付けが期待できる
居住満足度が期待出来れば、契約更新時家賃値下げ要求が発生しにくい
ため家賃下落リスクから解放されます。
弊社物件は築年数が経過しているため2018年から随時リノベーションを展開。カフェスタイルに特化したナチュラルリノベーションを行うことで「差積化」を図ることに成功。
その結果家賃相場より1万円以上高い家賃設定しても「早期客付け」することができたため、過当競争からの脱却ができ収益を伸ばすことに成功。弊社物件では「家賃下落」は無縁となっています。
▶弊社リノベーション物件の詳細は、過去記事をご覧下さい。
3.まとめ
今回は家賃相場の下落率と下落対策についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。
家賃下落が続くと安定した家賃収入を得ることができません。
しかし競合他社が追随できないぐらいの差積化戦略を打ち出すことで、資産価値を最大化にすることができるため家賃下落リスクから解放されます。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。
取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
あなたのアパート経営を支援させていただきます!
▶︎〒400-0053 山梨県甲府市大里町2090
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