築年数が古くなると間取りが現在のライフスタイルとは合わなくなるため、募集しても客付けが難しくなることがあります。
特にDK/和室がある物件はそれぞれLDK/洋室に間取り変更することで、ニーズとマッチしやすくなるため成約率が高くなりますが注意しなければならないポイントがあります。
そこで今回は賃貸間取り変更する際の注意点をお伝えします。
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DKからLDKに間取り変更する場合

注意点①:構造上取れない柱がある
DKからLDKに間取り変更すると新たにリビング空間が生まれ、また室内全が広く感じられるため反響数を高めることが期待できます。
DKからLDKに変更すること自体あまり難しいリフォームではありませんが、構造上取れない柱があるため完全にLDKにすることはできないことを予め理解しておく必要があります。
注意点②:内装は全て張替え

DKからLDKにリフォームする際、間仕切壁があった部分に床材を追加しなくてはなりません。合板フローリングが施工されている場合は、追加すればいいだけの話ですが、現況の床の色と完全に合わせることができないため違和感が出てしまいます。
そのため一般的には床材を含めた内装は全て張り替えた方が、リフォームした形跡を消すことができるため訴求力が高まります。
和室から洋室に間取り変更する場合

注意点①:襖はフラッシュドアに変更する
和室を洋室に間取り変更する際、襖はフラッシュドアに交換することをおススメします。フラッシュドアとは木製の骨組みの両面に合板などの面材を貼り付けたドアのこと。
襖の保存状態が良くても洋室に襖は完全にミスマッチしてしまうため、内見時の訴求効果を高めることが難しくなります。また襖をそのまま使い続けた場合、賃貸借契約上退去時襖の交換代が発生し、その費用は借主負担となるため、集客上マイナスになる可能性が出てきます。
襖をフラッシュドアに交換することで、和室感を軽減できるだけではなく契約上の問題点もクリアできるため、一石二鳥となります。
注意点②:押入はそのまま活用
和室から洋室に間取り変更する際押入も併せてクローゼットにした方が訴求効果が高まる可能性があります。
ただ布団や嵩張る荷物を収納する場合、クローゼットでは収納力が弱くなり逆に利便性が悪くなり、また費用も10~20万円かかるため費用対効果がどこまで期待できるか懐疑的です。
押入をそのまま活用しても、集客上マイナスになることは殆どありません。
まとめ
今回は賃貸間取り変更する際の注意点をお伝えしました。間取り変更すると従前と比べ利便性が向上するので訴求効果が高まるため成約率が高くなります。
ただし壁付けキッチンをリニューアルする場合、対面キッチンは避けた方が無難です。壁付けから対面に変更すると100万円近い費用が掛かり、さらに4帖程のスペースを確保しなければならないため部屋が狭くなってしまいます。
それなら同型キッチン+カウンターを導入した方がコストを大幅にカットでき、さらに利便性も高まるため費用対効果は十分期待できます。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
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