近年では部屋探しの価値観が多様化しています。築年数が古くてもリノベーションを行えば築年数で物件判断されることは少ないため、今までと比べると早期客付けが期待できます。
最近の賃貸業界は築20年を超えたタイミングでリノベーションを行う物件が増えています。リノベーションを機に床材を変える物件は多いのですが、よく使用される床材を挙げると…
フロアタイル
クッションフロア
の2種類となります。両者ともそれぞれ特徴があるのでどちらがおススメか断言することはできませんが弊社はクッションフロアを選択した方が費用対効果が期待できると考えています。
本投稿はフロアタイルとクッションフロアの特徴、クッションフロアがおススメな理由についてお伝えします。
フロアタイルとクッションフロアの特徴
フロアタイルとクッションフロアの特徴をまとめると以下の通りとなります。
フロアタイル
素材:塩化ビニールでできたタイル状の床材
メリット:耐久性が期待できる/クオリティーが高い/メンテナンスがラク
デメリット:コストが高い/遮音性が期待できない
平米単価:1㎡:約4,400円
クッションフロア
素材:塩化ビニールでできたシート状の床材
メリット:水濡れに強い/コストが安い/施工がラク
デメリット:フロアタイルと比べクオリティーが低い/凹みやすく耐久性が期待できない
平米単価:1㎡:約2,200円~約4,500円
フロアタイルとクッションフロア、どちらがいい?
リノベーションで床材を変更する際、トイレ/洗面脱衣所はクッションフロア、あとは全てフロアタイルを採用するケースが一般的ですが、弊社代表は全面クッションフロアを採用したほうがいいと考えています。
理由は以下のとおりです。
廃番になると全てやり直し
フロアタイルのメリットのひとつとしてメンテナンスがしやすい点を挙げることができます。上述の通りフロアタイルはシート状となっているため、必要箇所のみ交換することができます。
ただし今まで使用していた床材が廃番になると、別の床材を選ばなくてはならないためコストがかかってしまいます。
コストカットが期待できる
クッションフロアはシート状の床材のため、フロアタイルと比べコストを抑えることができます。部屋探しされる方は床材の素材までは確認しないため、全面クッションフロアにしても集客上問題はありません。
遮音性が期待できる
弊社がクッションフロアを勧めたい最大の理由は遮音性が期待できる点です。Alba Linkが発表したリリースによると…
賃貸物件に入居された方の約9割は入居したことを後悔している
最も多かった意見は騒音トラブル
とのことです。築年数が古い物件は新築物件と比べ遮音性は劣るため遮音性が期待できないフロアタイルを採用するとトラブル発生率を抑えることはできません。
一方クッションフロアは間にスポンジ状の発砲層があるため、防音(遮音)効果が期待できます。フロアタイルと比べ耐久性は期待できませんが、コストカット+遮音効果が期待できる点から費用対効果は十分期待できると思われます。
デザイン性は?
上述の通りクッションフロアはフロアタイルと比べるとクオリティーは明らかに劣ります。ただデザイン性は決して劣っているとはいえず、ざまざまなデザインや柄が豊富に用意されているため、訴求力が高い室内空間を作ることは十分可能です。
まとめ
今回はフロアタイルとクッションフロアについてお伝えしました。リノベーションする際どちらの床材を採用すればいいのかは貸主の方針によって違いはありますが…
コストパフォーマンス
遮音性が期待できる
点においては、クッションフロアを採用した方が費用対効果は期待できると言えます。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。
取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
空室対策&築古物件の再生は(有)山長にお任せください!
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