近年ではリノベーション物件に興味／入居される方が非常に多くなったため、築20年を超えたタイミングでリノベーションを行う物件は多くなっています。
水回りが一新されていると築年数の古さ／機能性の低下は一切感じなくなるため、利便性は高くなりますが、多くのリノベーション物件はキッチンや浴室は強化するものの、トイレリフォームは正直あまり力を入れていない傾向です。
ただリノベーションの際、トイレもキッチンや浴室同様力を入れないと客付けに影響が出てしまうため注意が必要です。今日は賃貸トイレリフォームを強化すべき理由についてお伝えします。
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私の経営する有限会社 山長ではアパートの経営改善、空室対策など賃貸経営者を支援するコンサルティングサービスを行なっています。自己破産寸前の状態から空室ゼロへ、そして安定した入居率を実現するまでに至った経験をもとにオーナー様と一緒になって改善のお手伝いをさせていただきます！
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女性は男性よりトイレに求める欲求が高い
リノベーション物件は男性より女性の方が興味を示しているため、リノベーション部屋を作る時はとにかく「女性目線」を意識することが成功のカギ。このことは弊社ブログで何回もお伝えしていますが、実はトイレリフォームも女性目線で作らなければ、入居促進に繋げられません。
少し古いデーターになりますがリクシルが2011年8月に発表した「トイレの女性意識調査レポート」によると…
男性に比べ女性はトイレに満足していない
女性はトイレ空間のデザインにこだわっている
女性はトイレのニオイに人一倍敏感に感じている
ことがわかりました。つまりトイレリフォームを行う際上記を意識しなければ訴求力が高まらないため、場合によっては客付けにも影響が出てしまうことが推察できます。
リノベーションの際トイレ本体は交換すべきか？
現在使用しているトイレを最新トイレに交換すると以下のメリットが期待できます。
従来と比べ約3分の1以下の水で流せるため水道代節約につながる
トイレ本体（タンク付き）交換費用は約20万円→30万円未満であれば「青色申告の少額減価償却資産の特例」が使えるため全額経費扱い
トイレ交換のみであれば全額経費扱いになるため節税効果が期待できるものの、20万円近い費用が掛かってしまうため、トイレの保存状態／見た目的に悪くなければトイレ交換は行わず内装だけ張り替えても、客付けには影響は出ません。
弊社リノベーショントイレリフォーム
弊社物件では2018年から空き室を随時リノベーションしていますが、トイレ本体は交換せず内装のみリフォームしています。内装リフォームしただけでトイレ本体の古臭さは全く感じられず、内見者からも特に意見を求められることもありません。
弊社物件ではトイレリフォームを機に…
両壁と天井に消臭機能を持つ機能性壁紙を採用→使用状況によって5～10年効果が期待できる
正面の壁紙→タイル風のアクセントクロス
無垢材のウォールシェルフを新設→観葉植物を置けるスペースを確保
（トイレに観葉植物を置くと風水的に運気が高くなる＝女性は風水に興味あり）
テラコッタ風のクッションフロアを貼ることで、おしゃれ空間を演出
アンティークなタオル掛けを設置することで、トイレ空間にアクセントをつける
上記対応を行うことで女性が求めているトイレ空間とリンクするため、訴求力は高まり入居促進に繋げることが期待できます。
トイレは部屋の中で最も面積が小さいため、内装リフォームを全て行っても費用は数万円程度なため、リノベーションする際はトイレ内装は全て張り替えた方が物件印象は確実に高くなります。
※なお弊社が採用したトイレ内装の型番は、有償コンサルティングをお申込みされた方のみお伝えいたします。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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