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5年入居したリノベ部屋の原状回復費用が意外な結果に!

更新日:9月15日


一般的に借主の入居期間が長くなるほど、経年劣化による影響が大きくなるため、退去後には壁紙の張替えが必要になるケースが多く見られます。



壁紙の張替えは、リフォームの中でも比較的安価で、一面だけ部分張り替えが可能なため、貸主にとっては取り組みやすい選択肢となっています。


壁紙の全面張替えは意外にコストがかかる


しかし張り替え範囲が広がればコスト増に繋がります。例えばファミリー物件で部屋の壁紙を全て張り替えるとなると、費用は約30万円~40万円程度に達します。



壁紙の償却期間は6年とされているため、もし6年ごとに張替えを行うとなると、多数の物件を所有している貸主にとってはランニングコストが増加し、負担が重くなる可能性があります。



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弊社物件では築年数が経過しているため、2018年から空き室を順次リノベーションしています。2025年8月末時点で、全20戸中15戸リノベーションが完了しています。



弊社リノベーションは、フルリノベーションし家賃値上げを行うエレガントルームと、部分リノベーションで家賃を据え置くセカンドラインの2つのタイプを用意しています。上級グレードのリノベーション部屋には、自然素材の漆喰を施工しています。




2019年にフルリノベーションした部屋に長年入居していた借主が、戸建て住宅に住替える理由で2025年8月末で退去しました。退去後室内を確認したところ、経年劣化による修繕はほとんど必要なく、次のような点のみが見受けられました。



  • キッチンから発生した油汚れが、漆喰壁の数か所に付着していた

  • 壁の角部分にクラックが見られた

  • 巾木の劣化



これらの原状回復費用は、約15,000円で済みました。



一般的な賃貸物件(全面張替え)


弊社リノベ部屋の場合

30~40万円程度

壁材原状回復費用

約15,000円


繰り返しになりますが、一般的なファミリー物件で壁紙を全面張替えする際には、約30~40万ほどの費用が発生します。一方で、今回の弊社リノベーション部屋においては、その5%程度の費用で済ませることができました。



原状回復費用を抑えることができれば、キャッシュフローをより安定させることが期待できます。



この事例から分かるのは、今後古くなったアパートをリノベーションする際に、壁材の選択肢を慎重に検討する価値があるということです。



壁紙を使用する場合と比べ、漆喰を採用した方が長期的なコストパフォーマンスが優れていることが実証されつつあります。そのため壁材選びの際は初期費用だけではなく、維持管理やリノベーション後の費用対効果も視野に入れることが賢明と言えるでしょう。



▶漆喰に関しては、こちらをご覧下さい。




今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


あなたのアパート経営を支援させていただきます!


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