漆喰の大きな魅力とは?
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 1月8日
- 読了時間: 4分
近年では部屋探しの価値観が多様化し、リノベーションを施せば築年数で物件判断される方は少なく早期成約が期待できるためリノベーションを行う物件が多くなっています。
貸主にとってリノベーションは費用対効果は期待できる反面、コストがかかり過ぎる点が唯一のデメリットと言えます。そのため多くの貸主はコスト削減を図るため、内装は量産クロス+アクセントクロスを採用しています。
ただ今後のリノベーション価値の目減り+ランニングコストを抑えるのであれば、クロスより漆喰を採用した方が圧倒的にメリットが大きいのですが、多くの貸主はこのことを理解していません。
そこで今回は漆喰の大きな魅力についてお伝えいたします。
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壁紙が採用される理由

賃貸リフォーム/リノベーションで壁紙が採用される理由は、内装の中でコストが安いからです。壁紙と漆喰の平米単価を比較すると以下の通りとなります。
壁 紙 | 漆 喰 | |
1,200円~1,500円 | 平米単価 | 3,000円~3,500円 |
単純計算でも漆喰は壁紙の約3倍近いコストがかかるため、リノベーション全体のコストを考えた際、どちらがコストパフォーマンスに優れているかは一目瞭然。
ただランニングコスト/価値の目減りで考えると、漆喰を採用した方が圧倒的に有利になります。
漆喰の大きな魅力

メリット①:日焼けしにくい
壁紙は紫外線の影響により日焼けしやすい性質です。また壁紙の減価償却は6年のため、5~6年周期で壁紙張替えが必要になります。
2LDK物件で壁紙を全て張替え(量産クロス)する場合、35万円前後の費用がかかりますが、漆喰はそもそも日焼けしにくい性質なので、修繕回収を減らせるためランニングコストを大きく抑えることができます。
メリット②:補修しやすい

弊社物件では築年数が古いため2018年から空き室を随時リノベーションを行い、上級グレードの部屋のみ自然素材の漆喰を施工しています。
漆喰の最大のデメリットはクラックが入りやすい点。ただクラックが入っても上から補修することができるため、ランニングコストを抑えることができます。壁紙でもクラックが入ることがありますが、壁紙の場合は張り替えが必須になります。
メリット③:価値が保ちやすい
リノベーションクオリティー+物件管理を強化すれば長期入居してもらえる可能性は高くなります。ただ壁紙は紫外線の影響を受けやすくなるため、リノベーション価値は下落=契約更新時家賃値下げ要求が発生する可能性があります。
一方漆喰は日焼けの影響を受けにくく、また調湿効果や消臭効果などが半永久的に続くため価値の目減りが少なくなることから、家賃値下げ要求を回避させることが期待できます。
まとめ
リノベーションは費用が高額になるため、多くの貸主はコスト削減のこと第一に考えます。ただリノベーションで重要なのは価値の目減りを抑え費用対効果を最大化させることです。
漆喰はイニシャルコストはかかるものの、壁紙と比べると価値が高く目減りも抑えられ、さらに調湿効果など壁紙にはないメリットが大きいため、費用対効果は十分期待できます。
因みに弊社リノベーション物件で漆喰を施工している部屋においては、契約更新時家賃値下げ要求は一切発生していません。
▶漆喰の詳細は過去記事をご覧下さい。
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