賃貸リノベーションを機にダウンライトを設置する理由
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 4月16日
- 読了時間: 4分
賃貸物件では室内照明が設置されていないことが一般的で、物件築年数は関係ありません。
照明器具が設置されていない理由としては、貸主がコストを抑えたいという意図と、借主が好みに合った照明器具を選びたいというニーズが考えられます。
近年では部屋探しの多様化が進み、築年数が古いリノベーション物件に入居される方が増加しています。しかし家族が寛ぐLDKにデザイン性が高い照明器具がないと、リノベーション物件の魅力を十分に引き出すことが難しくなり、訴求力が低下する恐れがあります。
本投稿は弊社物件で賃貸リノベーションを機にダウンライトをあえて設置する理由をお伝えいたします。
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ダウンライトが人気の背景

ダウンライトは現在の住宅や商業施設において非常に人気が高い照明器具ですが、ダウンライトが人気の背景には…
照明が天井に埋め込まれることで室内全体が、スタイリッシュな空間になる
突出した部分がないため、空間を広く見せる効果がある
多様なデザインがあり、部屋のテーマに合わせて選べる
といったメリットが期待できるからです。
ダウンライトを新設する場合、本体購入の他に人件費や電気配線工事費用がかかるため、1台あたりの費用は3万円~となっています。リノベーションは費用が高額になるため、ダウンライトを新設すると更なるコストを伴いますが…
競合物件では対応していないケースが多いため、差別化に繋げられ付加価値が高まる
ダウンライトはデザイン性が高く、室内全体がおしゃれ空間になる
生活感が薄れるため、リノベーション価値をさらに高めることができる
ことから、費用対効果は十分期待できると言えるでしょう。
賃貸リノベーション ダウンライト導入事例
弊社物件は築年数が古いため2018年から空き室を随時リノベーションしています。家賃値上げを行うフルリノベーション部屋では、リノベーションを機に玄関エントランス、LDK、洗面脱衣所にダウンライトを新設しています。
こちらの部屋は2025年1月に退去となりました。約8年入居されていたため、退去後フルリノベーションを行いました。


リノベーションを機に壁には漆喰を施工し、また天井は壁紙を張り替えたため、同じ部屋でありながら室内採光は大幅に改善されました。照明をダウンライトに変更したことで、より洗練された空間が実現しました。
ダウンライトの設置にかかった費用は、合計で約14万円となりました。しかしダウンライトを設置したことでデザイン性が向上し、更に従前と比べ12%家賃値上げに成功したことを踏まえると、費用対効果の点では十分期待ができると言ってもいいでしょう。
▶こちらのリノベーションの詳細は、過去記事をご覧下さい。
まとめ
リノベーションコストを意識する貸主にとって、費用がかさむダウンライト新設はリノベーション対象から外されます。
しかしダウンライトをリノベーションで導入することで、物件の魅力を一層引き立てるだけではなく、インテリアとの調和が図りやすくなり、さらに競合物件との差別化にもつながるため、費用対効果は十分期待できると言えるでしょう。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
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