【賃貸リノベーション】北側の部屋の印象を明るくするには?
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 4月14日
- 読了時間: 4分
北側にある部屋は南側の部屋と比べ自然光が入りにくく、暗い印象を与えがちです。一見すると致し方がない問題のように思えますが、賃貸リノベーション次第で、北側の部屋を明るく魅力的な空間に変えることができます。
競合物件では殆ど対応していないため、リノベーションを機に対応することで、内見時の物件印象が向上し入居促進に繋げやすくなります。
今回は賃貸リノベーションを通じて北側の部屋の印象を明るくするコツをお伝えいたします。
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北側の部屋の問題点とは?

一般的な賃貸物件は南向きに設計されているため、1LDK以上の物件では北側に洋室が設定されています。北側の部屋は南側の部屋と比べて「暗い」「寒い」「夏は湿気が気になる」といった問題が発生します。
特に築年数が古い物件は、新築物件と比べて室内機能性が低下し、不満を抱く方が増える傾向にあります。そのためリノベーションを機に室内機能性を改善させる対策を行うのがベストですが、これらの問題を解決するには…
気密性が高い窓に交換する
窓を新設する
エアコンを新設する
といった対策が必要ですが、エアコン新設以外はコストの観点から現実的ではない場合が多いです。
北側デメリットは漆喰が解消!

北側の部屋における「暗い」「寒い」「夏は湿気が気になる」の問題は、賃貸リノベーションを機に漆喰を施工することでほぼ解決できます。漆喰は消石灰を主原料とした塗り壁材のことで、漆喰を室内に施工すると、以下の効果が期待できます。
保冷保温効果により少ない冷暖房でも快適に過ごせる
調湿効果により夏のジメジメ、冬の乾燥を軽減する
漆喰は光の反射率が高いため、北側でも日中に暗さを感じにくい
これにより北側の部屋の印象を明るくすることができます。
漆喰は壁紙の約3倍のコストがかかるため、施工する物件は皆無に近いですが、リノベーション物件は女性に人気があり部屋探しの主導権を握っています。
デザイン性が優れ壁全体に温かみを与える漆喰は、必ず興味を示すので対応することで訴求力が高まり、入居促進に繋げやすくなります。
北側漆喰施工事例
弊社物件は築年数が古いため、2018年から空き室を随時リノベーションしています。本執筆時の2025年4月14日現在、全20戸中15戸改修済みで満室状態となっています。
弊社リノベーションは基本的にフルリノベーションを行い居住スペースに自然素材の漆喰を施工しています。


今回紹介するこちらの部屋は2025年3月に完成したリノベーション部屋です。リノベーション前の北側洋室は、アクセントクロスが施されているものの全体的に明るさは欠け、エアコンを新設しない限り居住性の向上が難しい状況でした。
リノベーションを機に漆喰を施工し、さらに床材もクッションフロアに変更しました。室内配色を抑えたことで、室内空間がスタイリッシュになり、さらに室内機能性が向上したため、北側の部屋でも快適に過ごせられるようになりました。
▶こちらのリノベーション部屋については過去記事をご覧下さい。
まとめ
北側の部屋は採光が少ないため、どうしても部屋全体が暗い印象となってしまいます。
貸主の中には「北側は洋室だから特に問題はない」と考える方がいますが、リノベーション物件を探している方は、室内全体の状態を確認しています。
そのため室内機能性と明るさを向上させなければ、入居促進は難しくなります。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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