賃貸経営を成功させるには、物件第一印象はとても重要です。物件外観がきれいになっていると例え築年数が経過していても客付けに苦戦することは少ないです。
一般的に外壁は10年に1度塗り替えが必要と言われていますが、ただ乾燥や経年劣化、地震などの揺れによって10年以内であってもクラック(亀裂やひび割れ)が入ることがあります。
クラックを放置してしまうと、雨水が侵入し目視では確認できない部分(胴縁の腐食/石膏ボードの劣化、断熱材の劣化によるカビ発生、白アリ被害)で劣化が進み建物寿命を短くしてしまうリスクがあります。
ただ早期に発見すれば、修繕費用を抑えられるだけではなく建物寿命も伸ばせられるため、築年数が古くなっても構造上のリスクを回避させることができます。
弊社物件は3棟あり2017年に外壁塗装工事を行いました。コーキングは数年前に実施済みだったため劣化があった部分以外は対応しませんでした。
弊社物件を建てた大手管理会社では建物無料点検を5年に1度実施していますが、今回の点検で…
一部サイディング及びコーキングにクラックが発生
していることがわかりました。
担当業者さんに確認したところ
「外壁塗装施工後10年以内でも自然条件などの影響でクラックが入ることはあり得る」
とのことでした。早急に修繕を行いサイディングはパテで補修し、コーキングは打ち返しを行いました。
修繕箇所は合計で10か所程度ありましたが、いずれも1階ベランダ部分に集中していたため、修繕費用は6万円程度とリーズナブルでした。
アパート外壁は見た目はもちろんのこと建物寿命の点からも重要部分になります。そのため時間がある時には貸主自ら物件に足を運び、外壁メンテナンスされることをおススメします。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。
取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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