不動産投資の最大のデメリットは退去予測が難しい点です。
貸主が退去事実を把握するのは「退去される1か月前」です。そのため退去連絡が入った際には再募集を行うことになります。
ただ物件によって「早期に部屋が埋まる」ところもあれば、数か月間募集をしても「反響が得られにくい」物件もありこの差は歴然としてしまいます。
一般的に賃貸集客ができないのは
募集部屋の築年数が古いから
募集時期が閑散期だから
管理/仲介会社の営業努力不足だから
と捉える貸主は非常に多いですがこれは100%間違った認識です。賃貸集客ができないのは、募集部屋自体に問題があり、部屋が埋まらない理由を見つけ対処しない限り、客付けは難しくなります。
本投稿は、賃貸集客ができない理由と弊社が実践~効果が出た集客方法についてお伝えいたします。
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▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
"集客ができるようにするためのポイント”
1.賃貸集客ができない理由とは?
物件募集して一定期間経過しても集客が思うようにいかない場合、つい管理会社や仲介会社の責任にしてしまいがちになります。しかし根本的に集客がうまくいかないのは…
顧客が貸主物件を必要としていない
顧客が貸主物件の存在を知らない
のどちらかです。ここをしっかりと理解しないと集客が間違った方向に行ってしまう可能性があります。
それでは集客がうまくいかない原因について、みていきましょう。
顧客が貸主物件を必要としていない
部屋探しされる方は、賃貸検索サイト等を利用して希望条件に近い物件を見つけ内見予約していきます。
当然ではありますが希望条件に該当しない物件は成約候補から除外されますし、また内見が入ったとしても、内見者にとって満足できるような部屋でなければ他の物件に流れてしまいます。
顧客が貸主物件の存在を知らない
賃貸業界では物件募集する際、賃貸検索サイトを利用することが多いですが、リフォームやリノベーションしたとしても、家賃や築年数で引っかかってしまえば、反響数を伸ばすことができません。
築年数が経過している物件で価格競争が発生するのは上記が主な原因です。
2.賃貸集客をラクにする方法とは?
賃貸集客をラクにするには
顧客が住みたいと思うような部屋を提供する
仲介会社が紹介したいと思うような部屋にする
ことがカギとなり、内見者や仲介会社担当者が物件の存在を把握できれば募集時期や家賃相場より高い家賃設定であっても安定した集客をすることができます。
そこで重要となるのが、室内クオリティー+物件の見える化です。
物件見える化を強化することによって、特に部屋探ししている方の悩み/不安を解消させることができるため、入居促進に繋げることが可能となってきます。
▶物件の見える化の詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
3.弊社物件集客がラクなのは?
弊社物件は築年数が経過しているため、2018年からリノベーションを展開していますが…
物件がある山梨県は日本一空室率が悪い
エリア内にある同築年の競合他社は価格競争となっている
家賃相場を無視した家賃設定を徹底している
競争が厳しいエリアにも関わらず、本執筆時の2024年2月26日現在満室状態を継続しています。
弊社物件は家賃相場より1万円以上高い家賃設定していますが、退去が発生しても数日~1か月程度で入居申込が入るのが当たり前となっています。これを実現したのは見込み客を今すぐ客に変えるリノベーションをしているからです。
内見されたとしても、部屋探しされている方の中には
部屋は気に入ったが家賃予算が合わない
部屋は気に入ったけれど、今すぐ入居するわけではない
と考えている方がいるため、入居申込してもらうためには悩みや不安を解消させるクロージングが必要となります。
そこで重要となるのが上述した見える化です。見える化することによって、内見者の不安や悩みを解消させることができるため、入居促進に繋げることが可能となります。
弊社物件が早期成約を実現できているのは、見える化集客することで今すぐ客に変えることができるからです。
▶今すぐ客の詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
4.まとめ
今回は、賃貸集客ができない理由と弊社が実践~効果が出た集客方法についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
賃貸集客がうまくいかないのは顧客離れと物件存在が把握されていないため、この部分を改善させることで集客そのものがとても楽になります。
空室部屋を埋めたいと思っても「どこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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