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リノベーションコンセプトが重要な理由


賃貸物件の築年数が経過すると、競争力が低下するため、通常の空室対策だけでは客付けが難しくなります。



空室期間を短縮し収益性を改善したいのであれば、リノベーションがおススメです。リノベーションを行うことで資産価値が向上し、設備や間取りが現在のライフスタイルと一致するため、客付けが容易になります。



ただしリノベーションを行う際には、明確なコンセプトを設定することが重要です。



なぜなら顧客が求めているニーズと提供側(貸主物件)のコンセプトが一致しなければ、客付けが非常に難しくなるからです。



弊社物件は築年数が経過しているため2018年からリノベーションを展開してます。後述しますが明確なリノベーションコンセプトを持ってリノベーションを行っているため、早期客付けに成功しています。



本投稿はリノベーションコンセプトの重要性についてお伝えいたします。


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【本記事でお伝えする結論】



1.リノベーションコンセプトが重要な理由


リノベーションコンセプトが重要な理由

近年の賃貸業界では部屋探しの多様化が進み、リノベーションを行えば築年数の古さで物件判断されることは少なくなりました。



そのため最近ではリノベーション物件に入居される方が増えていますが、そもそもリノベーション物件に入居する方は…



  • 新築/築浅物件に入居したいが、家賃予算の関係でリノベーション物件を選んだ

  • リノベーション物件はデザイン性が優れている、または興味があった



上記ののいずれかであり、個人的には後者の方が多いと推測します。



デザイン性がいい部屋とは?
デザイン性がいい部屋とは?

それでは「デザイン性が優れた部屋」とはどのような部屋を指すのでしょうか?デザイン性が優れた部屋とは、顧客が求めるインテリア空間が実現されていることだと弊社代表は考えます。



つまりリノベーションで成功するためには…


  • どの様なリノベーション部屋なのか?

  • 誰に向けてリノベーションを行うのか?

  • 入居後に得られるメリットは何か?



といったコンセプトを明確にしなければ、客付け自体が難しくなってしまいます。


2.リノベーションコンセプト事例紹介




弊社物件がある山梨県は、賃貸空室率が約30%であり、1993年9月に施工された2LDK賃貸アパートです。



一見すると収益性が期待できない物件と思われるかもしれませんが、明確なリノベーションコンセプトを打ち出した結果、2020年以降4期連続で増収増益を継続し、本執筆時の2025年6月11日現在満室状態となっています。



弊社物件のリノベーションコンセプトは次の通りです。



どの様なリノベーション部屋なのか?


どの様なリノベーション部屋なのか?

山梨県内でもリノベーションを行う物件は増えていますが、殆どのリノベーション物件は設備や内装を変えただけで、新築物件と似たような部屋になっています。



これでは「新築物件のセカンドライン」のような部屋となり、誰に訴求しているのかわからなくなってしまいます。



弊社物件はファミリー向けであり、入居される方は20~30代のカップル/新婚夫婦/子供が2人までの子育て家族が圧倒的に多いです。



そこで成約のカギを握る女性が好む「カフェスタイル」に特化した部屋を提供することで、競合物件との差別化を図ることに成功しました。



無垢材を使用したオリジナルのカフェスタイルキッチンは、温かみや心地よさを感じられるため、女性の入居者から高い評価を得ています。





誰に向けてリノベーションしたのか?


誰に向けてリノベーションしたのか?

ファミリー物件では女が成約のカギを握っています。そのため弊社リノベーション部屋における成約ターゲットは…



ナチュラルシンプルを好む20~30代女性



に設定しています。



実際の入居者の年齢と成約ターゲットの年齢は合致しており、さらに入居動機を確認したところ「ナチュラルインテリア」に興味を持つ方が多いことが明らかになっています。



これを踏まえると、弊社のリノベーションコンセプトは間違っていないことがわかります。


入居後のメリットはあるのか?


入居後のメリットはあるのか?

どんなに素晴らしいリノベーションを行っても、物件築年数は相当数経過しています。そのため入居後に築年数の古さを感じさせないようにしなければ、他の物件に流れてしまいます。



弊社リノベーション物件の場合…



  • カフェスタイルキッチンは、借主から使い勝手がいいと評価されている

  • 漆喰を施工した部屋では、調湿効果により夏場の電気代を抑えられている

  • 設備不良が発生しても貸主がすぐに対応してくれる



等といったメリットを内見時に伝えているため、内見当日の入居申込確率は驚異の8割越えです。

3.まとめ


今回はリノベーションコンセプトの重要性についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。






リノベーションのコンセプトが明確であると、内見時における顧客印象がとてもよくなります。そのため募集時期関わらず早期客付けが期待できます。



弊社物件では2025年の繁忙期に2件の退去が発生したものの、1週間以内に部屋が全て埋まりました。




今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。







空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


あなたのアパート経営を支援させていただきます!


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