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賃貸リノベーションの新常識!間取り変更で得られる新たな価値


築年数が経過した物件の中には、現代のライフスタイルにフィットしない間取りのものも、少なくありません。



しかしリノベーションを機に間取り変更を行うことで、顧客ニーズに応えることができ、さらに付加価値も高められるため、成約期間の短縮や家賃値上げを実現することが期待できます。



本投稿は、賃貸リノベーションで間取り変更を行うことで得られる新たな価値について、お伝えいたします。


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【本記事でお伝えする結論】




1.賃貸リノベーションで間取り変更を行う理由とは?


賃貸リノベーションで間取り変更を行う理由


築年数が古い物件を所有している貸主の中には、無理して間取り変更しなくても、適正家賃以下で募集すれば早期に部屋が埋まると考えている方もいます。



需要と供給が安定している賃貸市場であれば、家賃調整するだけで早期に部屋は埋まります。しかし近年の賃貸市場は需給バランスは逆転し、完全に借り手有利な状況となっています。



その結果、顧客は競争力が高い築浅物件に流れてしまうため、ライフスタイルに合わない間取りとなっている古い物件は、適正家賃以下で募集しても借り手が見つからず、空室期間が長期化傾向となります。



特にライフスタイルに合わない賃貸物件として挙げられるのは、DKタイプの間取りです。



実際弊社物件がある山梨県甲府市大里町で、2025年10月9日現在募集している2DK、3DKの物件では適正家賃で募集しているにもかかわらず、平均空室期間は約3か月となっており、一部の物件では6ヵ月~8か月空室が続いています。



部屋探しの価値観が多様化している現代では、リノベーションを機に間取り変更を行えば、築年数が古くても早期成約につながるケースが増えてきています。



特にファミリー向け物件を希望される方は、快適なリビング空間を求めているため、単純に家賃の安さより居住性を優先していることが伺えます。



これらの点を踏まえると、ライフスタイルに合わない古い物件は、安易な家賃値下げするより、間取り変更を含むリノベーションを行った方が、結果的には費用対効果は高いと言えます。



2.間取り変更が生み出す新たな価値


間取り変更が生み出す新たな価値


賃貸物件を探している方は家賃予算を設定していますが、家賃を可能な限り抑えたい方以外は、機能性や利便性が期待できない築年数が古い物件を選ぶことはまずありませんが…



  • DKから開放感が期待できるLDKに変更

  • 3LDKを2LDKに変更

  • 和室を洋室に変更

  • 水回り設備をリニューアル

  • 内装をターゲット層から支持が高いインテリアデザインに変更



などの間取り変更や改修を行うことで、築年数が古い物件でも、ライフスタイルを意識した間取りリノベーションを行うことにより、物件に新たな付加価値が加わり、さらに新築物件よりもリーズナブルな家賃で募集できるため、新たな価値を創出することができます。



その結果、部屋探しの選択肢のひとつとして考慮され、早期成約に繋がるほか収益性の向上にもつながります。これにより安定した家賃収入の確保が実現できます。



3.賃貸リノベーションで間取り変更を行う際の注意点


賃貸リノベーションで間取り変更を行う際の注意点


リノベーションで間取り変更を行う際、特に注意しなければならないのは「水回り」を移動させた場合です。水回りの排水管には、大きく分けて2種類あります。



ひとつは、コンクリート製の床スラブに埋め込まれる「床スラブ内配管」と、もうひとつは、床下空間や天井裏の配管スペースに設置されている「床下配管」です。



大幅に水回りを移動する場合、排水管を延長しなければならないため、コストが高額になってしまうため注意が必要です。



4.賃貸間取りリノベーションで後悔しないためには?


賃貸間取りリノベーションで後悔しないためには?


リノベーションを機に間取りを見直すことで従前と比べ資産価値が向上するため、家賃値上げが期待でき収益性を高められます。しかしその価値は新築物件を超えることが難しいため、家賃値上げは最大でも新築物件家賃の8割程度にとどまります。



そのため、リノベーション費用が高額になると、客付けできても返済までキャッシュフローが厳しくなり後悔する恐れが出てきます。間取りリノベーションを行う際には、以下の点を意識することが重要です。



  • リノベーション予算を明確に決めておく

  • 水回りは基本的に移動させず、同型タイプを設置する

  • 収納スペースを増やす際には、収納クローゼットリフォームやオープンクローゼットを採用する



これらのポイントを意識することで、リノベーション費用を抑えつつも、クオリティーの高い部屋を作ることができます。



5.まとめ


本投稿は、賃貸リノベーションで間取り変更を行うことで得られる新たな価値について、お伝えいたしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。





近年では部屋探しに対する価値観が多様化し、さらにインフレによる物価高の影響から、新築物件よりも家賃がリーズナブルなリノベーション物件の注目度はますます高まっています。



そのため築年数が経過し、間取りがライフスタイルに合っていない物件を所有している貸主は、この機会にリノベーションを検討されてみてはいかがでしょうか?






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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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