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賃貸壁紙リフォームの注意点とポイント


賃貸物件の壁紙リフォームはリフォームの中でもコストパフォーマンスが優れ、部屋の雰囲気を一新できるため空室対策において非常に重要な要素です。



しかしポイントや注意点を理解せずに壁紙リフォームを行うと、逆効果になり入居促進が難しくなることがあります。



本投稿は賃貸壁紙リフォームする際の注意点とポイントをお伝えいたします。


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【本記事でお伝えする結論】




1.賃貸壁紙リフォームのメリット


賃貸壁紙リフォームのメリット

賃貸壁紙リフォームを行うと以下3点のメリットが期待できます。



  • 居住空間のイメージを変えることができる

  • コストが安く種類も豊富

  • 施工柔軟性が期待できる



それではそれぞれのメリットを見ていきましょう。



居住空間のイメージを変えることができる


天井、床、壁は、部屋全体の雰囲気に大きな影響を与えます。



そのため壁紙を含む内装を一新することで居住空間のイメージを変えることができ、特に前借主の生活感を排除し清潔感を強調することができます。これにより、訴求力を高めることが可能になります。


コストが安く種類も豊富


内装壁材には様々な複数ありますが、その中でも壁紙は最もコストが安く種類も豊富にあるため、非常に使いやすい壁材と言えます。



壁紙は主にベーシックな量産品と、機能性やデザイン性が優れた1000番クロス(アクセントクロス)の2種類あります。



相場としては量産品が1,500円/㎡、1000番クロスが1,800円/㎡となっており、かつては1㎡1,000円~1,500円程度で施工出来ましたが、円安や原油価格高騰の影響により数年前に平米単価が値上げされました。



施工柔軟性が期待できる


壁紙は経年劣化により日焼けしやすい特性を持っています。一般的に壁紙の耐用年数は6年とされており、通常6年周期で張替えが行われます。



ただし同じ室内であっても自然光の影響を受けにくい部分もあります。壁紙は面単位で施工可能なため、ワンポイントのみ張替えができるため、施工の柔軟性とコスト削減が期待できます。



2.賃貸壁紙リフォームの相場


賃貸壁紙リフォームの相場

壁紙リフォーム費用は選んだ壁紙と張り替える壁紙の面積より大きく変動します。先程もお伝えしましたが、壁紙には…



  • 量産品:柄やカラーは少なくシンプルなものが多い

  • 1000番:機能性やデザイン性が優れ、アクセントとして使う場合とても便利



の2種類あり、施工相場は量産品は1,500円/㎡、1000番クロスが1,800円/㎡となっています。



なお壁紙施工単価は基本的には平米単価を採用されますが、一部施工会社ではメートル単価を用いることがあります。


3.賃貸壁紙リフォームの注意点とポイント


賃貸壁紙リフォームの注意点とポイント

アクセントクロスの使いすぎに注意


アクセントクロスを使用することで、部屋ごとにデザインを変えたり、空間にメリハリをつけることができるため多くの物件で採用されています。またプラス300円/㎡で壁紙のグレードを上げられる点も、アクセントクロスの魅力のひとつです。



しかし人の好みは十人十色で、トレンドを意識したデザインや柄は時間が経つにつれて飽きられることが殆どです。また顧客が持っている家具と室内内装が調和しないと、内見時の魅力が低下し、客付けに影響が出る可能性があります。





▶アクセントクロスの使い過ぎについては、こちらをご覧下さい。


インテリアの黄金比率を理解する


壁紙リフォームに失敗する物件は、インテリアの黄金比率を理解していない可能性が高いです。



インテリアの黄金比率とは、室内全体の色を100%した際「70:25:5」の割合で配色することでバランス感覚がとれたおしゃれな部屋を作りだすことができます。



つまり家具やカーテンなどのインテリアと相性が良い室内内装を施せば、部屋全体に統一感が生まれるため内見時の訴求力は必然的に高まります。ポイントは内装色を1~2色以下に抑えることです。


水回りは機能性が高い壁紙を選ぶと良い


戸建て物件とは異なり賃貸物件には水回りに換気用の窓が設置されていないことが多いです。浴室には換気用窓が設置されている物件もありますが、洗面脱衣所とトイレは一切ありません。このため壁紙リフォーム時に…



  • 洗面脱衣所:吸湿効果がある機能性壁紙

  • トイレ:消臭効果が期待できる機能性壁紙



を施工することで機能性が高まり、内見時のPRポイントとなるため入居促進効果が向上します。ただし機能性壁紙は効果が限られているため、6年周期で張替えることをおススメします。


4.まとめ


今回は賃貸壁紙リフォームする際の注意点とポイントをお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。





弊社リノベーション物件


弊社物件は築年数が経過しているので、2018年から空き室を随時リノベーションしています。リノベーションを機に白を基調としたシンプルインテリアにし、原則トイレ以外は一切アクセントクロスは採用していません。



一見すると地味に見える部屋ですが…



  • 白は膨張色なので室内が広く感じられる

  • 室内に統一感が生まれレイアウトが容易になる

  • 部屋全体が明るくなる



ためアクセントクロスを採用するより訴求力は数倍向上します。2025年の繁忙期(2025年1月~3月)は2件退去が発生しましたが…



  • 1件は退去前

  • 1件はリノベーション前



に入居申込が入り現在満室状態となっています。つまり壁紙リフォームを行う際は統一感を意識することが早期客付けのポイントになると言えます。






今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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