賃貸壁紙リフォームの注意点とポイント
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長

- 2025年8月8日
- 読了時間: 7分
更新日:2025年9月15日
賃貸物件の印象が、成約の決定にどれだけ大きな影響を与えるか、ご存知でしょうか?
実は内見時に、最初に目に飛び込むのは「壁」です。そのため、壁紙のデザインや色合いを変えるだけで、部屋全体の印象はガラリと変わることがあります。
賃貸物件における壁紙リフォームは、比較的リーズナブルなコストで実施できる上、部屋の雰囲気を大きく変化させられるため、空室対策として非常に効果的です。
この手軽で高いコストパフォーマンスは、貸主にとって見逃せない要素と言えるでしょう。しかし、壁紙リフォームを進める際、抑えるべきポイントや注意点を理解せずに行うと、内見者にとって魅力に欠ける部屋となり、かえって入居促進が難しくなるケースがあります。
効果的な壁紙選びは、単なるでデザインの変更以上に、顧客目線での工夫が必要です。
本投稿は賃貸壁紙リフォームする際の注意点とポイントをお伝えいたします。
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【本記事でお伝えする結論】
1.賃貸壁紙リフォームのメリット

賃貸物件において、退去後に壁紙リフォームを行うと以下3点のメリットが期待できます。
居住空間のイメージを一新できる
コストパフォーマンスに優れ、選択肢が豊富
施工方法に柔軟性があり、効率的
それではそれぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
居住空間のイメージを一新できる

住宅の天井、床、そして壁は、部屋全体の印象を決定づける要素として非常に重要です。その中でも壁紙は、視覚的な影響が大きく、インテリアとしての印象を左右します。
例えば、壁紙を張り替えるだけで部屋の雰囲気をガラリと変えることができるため、以前の借主による生活感を簡単に払拭し、新たな清潔感やスタイリッシュな印象を生み出すことが可能です。
これにより、物件がより魅力的となり、新たな顧客へアピールする力が格段に向上します。
コストパフォーマンスに優れ、選択肢が豊富

内装材には多岐にわたる選択肢がありますが、その中でも壁紙は、最も費用対効果が高い素材のひとつです。価格が安価であるだけでなく、無数のデザインとカラーから選ぶことができるため、多様のニーズに対応できます。
壁紙は主にベーシックな量産品と、機能性やデザイン性に特化した1000番クロス(アクセントクロス)の2種類あります。
費用相場については、量産品が1,500円/㎡、1000番クロスが1,800円/㎡ほどになります。ただし近年では、円安や原油価格高騰といった外部要因により、以前と比べて若干の値上げが見られます。
それでもなお、その幅広い選択肢と利便性から、非常に魅力的な内装材と言えるでしょう。
施工方法に柔軟性があり、効率的

壁紙は経年劣化によって日焼けする特性があります。一般的には耐用年数は6年とされており、この周期を基準に張替えが行われるケースが多いです。
さらに同じ部屋の中でも、日航の当たり方や使用頻度によって劣化具合は異なることがあります。壁紙の優れた点は、面単位で部分的な張り替えが可能であることです。
そのため、劣化した箇所だけを張り替えることで、施工費用を抑えることができる上、短期間で新しい見た目を手軽に実現することができます。
このように、柔軟性とコスト削減の両面を兼ね備えている点は、大きな魅力となります。
このように賃貸物件における壁紙リフォームは、「コスト」「デザイン」「柔軟性」の観点から、非常に実用的な選択肢であり、その効果によって競争力のある物件づくりにつながります。
2.賃貸壁紙リフォームの相場

壁紙リフォーム費用は、壁紙の種類や施工面積によって大きく変動します。先程もお伝えしましたが、壁紙には、以下2種類があります。
量産品:柄やカラーが比較的少なく、シンプルなデザインが多い
1000番:機能性やデザイン性に優れ、アクセントとして使用する場合、非常に便利
施工相場は量産品は1,500円/㎡、1000番クロスが1,800円/㎡となっています。
なお壁紙施工単価は基本的には平米単価が用いられることが多いですが、一部施工会社ではメートル単価を採用している場合もあります。
3.賃貸壁紙リフォームの注意点とポイント

アクセントクロスの使い方には慎重さが必要
アクセントクロスを取り入れることで、部屋ごとに異なるデザインを楽しんだり、空間にメリハリを与えることができるため、多くの物件で採用されています。
またプラス300円/㎡で壁紙のグレードアップができる点も、アクセントクロスの魅力と言えます。
しかし人の好みは千差万別であり、トレンドを意識したデザインや柄は、時間が経つにつれて飽きられることが殆どです。
また顧客が持ち込む家具との調和を欠く場合、内見時の印象を損ねる可能性があり、結果として成約率に影響が出る場合もあります。
▶アクセントクロスの使い過ぎについては、こちらをご覧下さい。
インテリアの黄金比率を理解する

壁紙リフォームがうまくいかない場合、インテリアの黄金比率を理解できていない可能性が高いです。
インテリアの黄金比率とは、室内全体の配色を「70:25:5」の割合にすることで、視覚的バランスを整えた洗練された空間を作り出す方法です。
具体的にはベースカラーを70%、アソートカラーを25%、アクセントカラーを5%に配分します。
家具やカーテンなどのインテリアと調和する配色で、内装を整えることで、部屋全体に統一感が生まれ、内見時の印象も向上します。重要なのは、内装色を1~2色程度に絞ることです。
水回りは機能性壁紙がおススメ

賃貸物件は戸建て住宅とは異なり、水回りに換気用の窓が設置されていないことが多いです。浴室に換気窓がある場合もありますが、洗面脱衣所やトイレは一切ありません。
そのため、水回りの壁紙選びでは機能性を重視することがポイントです。例えば…
洗面脱衣所:吸湿効果がある機能性壁紙
トイレ:消臭効果に優れた機能性壁紙
これらを選ぶことで空間の快適性が向上し、内見時のアピールポイントになります。その結果入居促進効果も期待できます。
ただし、機能性壁紙には効果の持続期間があるため、おおよそ6年を目安に張り替えることをおススメします。
4.まとめ
今回は賃貸壁紙リフォームする際の注意点とポイントをお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。

弊社物件は築年数が経過しているので、2018年から空き室を順次リノベーションしています。リノベーションを機に白を基調としたシンプルなインテリアを採用し、原則トイレ以外は色や柄が入ったアクセントクロスは使用していません。
一見すると、地味に感じられるかもしれないこのインテリアですが、実は以下の特徴により高い訴求力を実現しています。
白は膨張色であるため、室内が広く感じられる
室内に統一感が生まれ、家具やレイアウトの配置が簡単になる
部屋全体が明るい印象になり、開放的な雰囲気を演出できる
これらの理由から、アクセントクロスを使用する場合に比べて、競争力が数倍向上すると言えます。2025年の繁忙期(2025年1月~3月)は2件退去が発生しましたが、1件は退去前、もう1件は退去3日後に申込が入り、現在では満室状態となっています。
この結果からもわかるように、内装リフォームを行う際には、統一感を意識することが、早期客付けのにおける重要なポイントになると言えるでしょう。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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