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シンプルリノベーションに固執している理由 


弊社では1993年築のファミリー向け賃貸アパートを所有・運営し、2018年から空室が発生するたびに順次リノベーションを行っています。



リノベーションでは、機能性や利便性だけでなく、室内の印象を左右するデザインも重要です。室内の一面にアクセントクロスを採用して変化をつける方法もありますが、当物件では一貫して白を基調としたシンプルな内装を採用しています。



その理由は、単に私自身がシンプルなデザインを好んでいるからではありません。




主な入居ターゲットは20~30代のカップルや新婚世帯です。白を基調とすることで、家具やインテリアと合わせやすく、リノベーションの特徴でもあるカフェスタイルキッチンの魅力も引き立てやすいと考えています。



実際にリノベーション後は従前より家賃を引き上げて募集しており、2025年に退去した2室でも家賃を見直したうえで、1室は退去3日後、もう1室は入居中に次の入居申込が入りました。



そこで今回は、なぜシンプルリノベーションにこだわっているのか、実際の施工事例と再募集結果を交えて紹介します。


▶︎お知らせ◀︎


私の経営する有限会社山長では、アパート経営改善・空室対策コンサルティングを行っています。かつて私自身が直面した「自己破産寸前」だった状態を、独自の高付加価値リノベーションで再生。入居率77%から年間平均95%以上への改善、年間家賃収入約430万円増加という、自社物件での実績をもとに、オーナー様の経営改善をサポートしています。


その実績は『全国賃貸住宅新聞』『楽待』などのメディアにも多数紹介されています。まずはお手軽な無料相談からお気軽にご相談ください。 [→詳しいプロフィールと解決事例は記事末尾へ]





家具やインテリアと合わせやすい内装にする


家具やインテリアと合わせやすい内装にする


弊社でも以前は、壁紙を張り替える際に一面だけアクセントクロスを施工していた時期がありました。しかし、リフォームした部屋を知人に紹介した際、「女性は内見時に、家具やインテリアが部屋と合うかを意識して見ている」と教えてもらいました。




この話をきっかけに、入居者が持ち込む家具やインテリアとの合わせやすさも考えて、室内の色使いを決めることが重要だと考えるようになりました。



室内に多くの色を取り入れると、貸主側が完成時に「おしゃれ」と感じても、入居者が持ち込む家具やカーテンなどによっては、色を合わせにくくなる可能性があります。



そこで現在では、壁・天井・床など室内の大きな面積を占める部分について、白を基本にしています。一見するとシンプルですが、白を基調とすることで室内を明るく見せやすく、さまざまな色の家具やインテリアとも合わせやすくなります。



また、内見時に家具やインテリアを置いた状態をイメージしやすい空間にすることも意識しています。



▶室内配色や色数の考え方については、関連記事「【賃貸リノベーション】おしゃれな部屋作りに欠かせない色使いテクニック」をご覧ください。



シンプルな内装でカフェスタイルキッチンを引き立てる


シンプルな内装でカフェスタイルキッチンを引き立てる


弊社物件では、リノベーションを機にカフェスタイルキッチンを導入しています。



このキッチンを単なる住宅設備ではなく、室内デザインのひとつとして見せることも、内装の色数を抑えている理由のひとつです。



壁や床に多くの色や柄を取り入れるのではなく、周囲をシンプルにすることで、木目を活かしたカフェスタイルキッチンが室内のアクセントになるようにしています。



また、過去に行った入居者アンケートでは、リノベーションした設備の中でもキッチンを評価する回答が多く見られました。



そのため、内装そのものを華やかにするのではなく、入居ターゲットが重視しているキッチンを引き立てるために、周囲の内装をシンプルにするという考え方で施工しています。



シンプルリノベーションを継続した結果


内装を1~2色にするとレイアウトしやすい


白を基調としたシンプルな内装は、貸主から見ると「無難で特徴がない」「もっと色や柄を取り入れた方がおしゃれに見える」と感じるかもしれません。



しかし弊社では、完成時の華やかさよりも、入居ターゲットが家具やインテリアを合わせやすく、カフェスタイルキッチンなどの特徴を引き立てられることを重視して、シンプルな内装を続けてきました。



実際に2017年には年間入居率が77%まで低下しましたが、2018年から空室が発生するたびに順次リノベーションを進めた結果、2020年以降は年間入居率95%以上を継続しています。



ただし、この入居率の改善はシンプルな内装だけによるものではありません。リノベーションでは間取りや設備なども見直しており、家賃設定や募集方法など複数の要因が影響していると考えています。




また、リノベーションした部屋については、基本的に従前より家賃を8~10%引き上げて募集してきました。



2025年には、リノベーション済みの2室で1月と2月にそれぞれ退去が発生したため、再募集時に家賃を次のように見直しました。





2室とも家賃を引き上げましたが、1室は退去3日後、もう1室は入居中に次の入居申込が入りました。

従前と比べて毎月12,000円、年間では144,000円の家賃収入増加となります。



弊社では、シンプルな内装を取り入れたリノベーションを継続する中で入居率が改善し、数年後の再募集でも内装デザインを大きく変更することなく、家賃を見直したうえで次の入居申込につながった事例が出ています。



そのため貸主としては、完成した瞬間の華やかさだけではなく、数年後の再募集まで見据えて内装を決めることが重要だと考えています。



▶リノベーション後の再募集で実際に家賃を見直した事例については、関連記事「リノベーション物件再募集時家賃値上げしたい!」をご覧ください。



▶弊社が実際に行ってきたリノベーションの施工内容や、入居率・家賃収入などの改善結果については、「空室対策リノベーション実績」をご覧ください。



まとめ


今回は、弊社がシンプルリノベーションにこだわっている理由について、実際の施工事例や再募集結果を交えて紹介しました。



賃貸リノベーションで重要なのは、貸主自身が「おしゃれ」と感じる部屋をつくることではなく、入居ターゲットの年齢やライフスタイル、好みに合わせて、どのようなインテリアが選ばれやすいのかを考えることだと私は考えています。



また、リノベーションは完成直後だけではなく、数年後の再募集まで見据えることも重要です。貸主の中には、流行している色やデザインを積極的に取り入れたいと考える方もいると思います。



しかし、トレンドは時間とともに変化します。流行への依存度が高い内装にすると、次回の募集時には以前ほど魅力を感じてもらえず、内装の見直しが必要になる可能性もあります。



そのため、目先のトレンドだけでデザインを決めるのではなく、入居ターゲットに合っているか、数年後の再募集でも活用しやすいかまで考えて内装を決めることが、長期的な空室対策では重要だと考えています。



今回ご紹介した内容は、私自身が1993年築のアパートを運営する中で実践し、試行錯誤を重ねながら取り組んできた空室対策です。



空室対策リノベーションの考え方や施工内容、費用、投資判断などについては、関連記事「空室対策リノベーション完全ガイド」をご覧ください。



しかし、「何から始めればよいのかわからない」「自分の物件でも活用できるのか判断できない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。



そのような場合は、(有)山長の無料相談をご利用ください。






空室対策コンサルタント 有限会社山長

有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)    空室対策コンサルタント


1993年に祖父が建設した3棟のアパートを、2007年に突如相続。当時は赤字経営に陥り、修繕費すら捻出できない絶望的な状況からのスタートでした。


暗中模索の中、2018年より独自の「高付加価値リノベーション」を本格開始。


その結果、2020年以降はリノベーション前の入居率77%から、年間平均95%以上へと大きく改善しました。築30年以上の物件ながら、周辺相場より10%以上高い家賃設定で「年間収入430万円アップ」を達成しています。


この逆転劇は『全国賃貸住宅新聞』などの業界メディアでも大きく取り上げられました。


現在は、山梨県内を中心に空室対策コンサルタントとして活動。自ら苦境を乗り越えた「大家の痛みがわかる専門家」として、コストを抑えつつ物件収益を最大化する、持続可能な満室経営をサポートしています。


あなたのアパート経営を支援させていただきます!


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