仲介会社が紹介したくなるリノベーション賃貸とは?
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 3月6日
- 読了時間: 6分
近年築年数が古い物件を再生させる「リノベーション」の認知度が高まり、以前と部屋探しの際に築年数で物件判断される方は少なくなりました。
しかしリノベーション物件は今後増加することが予想されるため、仲介会社担当者が紹介したくなるようなリノベーション部屋を提供することが求められます。
本投稿は仲介会社が紹介したくなるリノベーション賃貸について、お伝えいたします。
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【本記事でお伝えする結論】
"仲介会社が紹介したくなるリノベ物件ポイント”
1.リノベーションしても結果が出ない物件

築年数が古い物件をリノベーションすることで、資産価値が大きく向上するため…
早期客付け
家賃値上げ
が可能になります。しかし中にはリノベーションを行ったにも関わらず結果が出ない物件もあります。結果が出ないリノベーション物件には、共通する4つの特徴があります。
水回りが一新していない
水回りはリノベーションの重要な要素であり、設備交換していないと古さが目立ち、客付けに不利になります。
at-homeが発表したリリースでも証明されている通り、部屋探しされる方の約半数以上はインターネット検索で水回り写真を確認しています。そのため…
シャワータイプの洗面台ではない
浴室水栓が2ハンドルタイプ、浴室がリニューアルされていない
キッチン交換せず、扉にダイノックシートを貼付しただけ
のような物件は、貸主が思っている以上に清潔感が欠けてみえるため、入居促進を図ることが難しくなります。
和室がある
近年ではライフスタイルに伴い洋室化が進み、また退去費用を抑えたいと考える方が増えています。そのため退去時に表替え代が必然的に発生する和室がリノベーション物件にあると、敬遠される可能性が高くなります。
しかし若い世代にも受け入れやすい琉球畳を敷いた和室であれば、原則として表替えが不要となるため、受け入れられる可能性が高まります。
▶琉球畳に関する詳細は、過去記事をご覧下さい。
統一感がない
近年では室内空間をよりおしゃれにするために、アクセントクロスを施工する物件が増えてきています。
室内空間に調和したアクセントクロスであれば問題ありませんが、一部のリノベーション物件では、奇抜なデザインが採用されていることがあります。
あまりにも奇抜すぎる色を選ぶと、室内インテリアが難しくなり統一感が損なわれるため、内見時に不利になる可能性があります。
▶アクセントクロスの注意点に関しては、過去記事をご覧下さい。
物件清掃が行き届いていない
内見時一番最初に確認されるのは物件共用部や外観です。第一印象はたった3秒で決まるため、共用部や外観周りが清潔でなければ、たとえリノベーションが施されていても逆効果となり、入居促進が難しくなります。
清潔感がある環境が、顧客の心をつかむカギとなります。
▶物件清掃の重要性に関しては、過去記事をご覧下さい。
2.仲介会社が紹介したくなるリノベーション賃貸とは?

同じ築年数であっても原状回復程度の部屋と比べ、リノベーション済みの部屋はクオリティーが高く反響数/内見数アップが期待でき、早期成約に繋げやすくなります。
仲介会社が紹介したくなるリノベーション賃貸にするには、以下の3点が重要になると弊社代表は考えています。
1)デザイン性
リノベーション賃貸に入居される方は、室内デザイン性を非常に重視しています。ただしおしゃれな部屋を作るだけではなく、入居後も「飽きさせない」部屋を作ることがポイントです。
室内デザイン性を高めるには…
室内インテリアの色は2~3色にまとめ、統一感を意識する
白を基調とした明るい部屋作りを意識する(インテリアとの相性が一番いい)
ことで、インテリアとの相性が良くなります。
2)利便性
内見者は事前にエリア内家賃相場を調べるため、リノベーション部屋の利便性に満足できなければ「家賃が高い」という印象を持ってしまい他の物件に流れる可能性があります。利便性に関して確認されるポイントには…
キッチン収納、調理スペース
室内収納(クローゼットがあるか、収納力があるのか)
洗面脱衣所内に収納があるか
などがあります。特にファミリー物件に入居される方は、荷物が多くなるため収納に関する関心はとても高いです。そのためリノベーション時にこれら対応がされていないと、内見時に不利になってしまいます。
3)客付けに協力的な貸主
賃貸経営を理解している貸主は、内見時や入居申込時に家賃交渉があった際、可能な限り交渉に応じてくれます。
集金管理物件では条件変更には貸主決裁が必要ですが、迅速に対応してくれる貸主物件は仲介会社からは「クロージングがしやすい物件」と認識されるため、優先的に紹介される可能性が高まります。
広告料を設定することで、仲介会社は積極的に紹介してくれます。しかし近年では物件供給数が飽和状態となっており、昔と比べて広告料設定の費用対効果が期待できないのが現状です。
▶広告料に関する詳細は、過去記事をご覧下さい。
3.まとめ
今回は仲介会社が紹介したくなるリノベーション賃貸について、お伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から空き室を随時リノベーションしています。
デザイン性と利便性を強化したカフェスタイルに特化したリノベーションを展開することで、年々反響数が増加し他社仲介会社からも積極的に案内されるようになりました。
魅力的な住空間を作ることで、顧客の心をつかむことに成功しています。
▶弊社リノベーションの詳細は過去記事をご覧下さい。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
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