家賃UP築古リノベ物件内見を成功させるためには?
更新日:11月8日
築年数が経過してくると物件資産価値が低下するため、家賃値下げしないと客付けすることが難しくなってしまいます。
ただ安易に家賃値下げを行ってしまうと、空室は埋まるかもしれませんが収益性が低下してしまうためキャッシュフローが悪くなってしまいます。
安定的な収益を確保するためには、競合他社より優れたリノベーションを展開し、家賃値上げを行って募集するしか方法はありません。
弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から家賃値上げ目的のリノベーションを展開しています。家賃相場より1万円以上高い家賃設定となっていますが、本執筆時の2023年11月8日現在満室状態となっています。
弊社リノベーション物件は、内見された方の約8割はそのまま契約して頂いているため、成約率はとても高い部類に入ると思われます。
本投稿は家賃値上げしたリノベーション物件の内見を成功させる秘訣について、弊社リノベーション部屋の事例を交えてお伝えいたします。
▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
"築古リノベ家賃UP内見成功させるうえで重要なポイント”
1.住みたくなるリノベーション部屋

一般的なリノベーション物件は、コスト削減を意識しているため既製品を導入しているケースが圧倒的に多いため、リノベーションのコンセプトがわかりにくく、まるで新築物件の部屋をそのまま再現したかのような感じに見えてしまいます。
同質化になってしまうとマーケティング的には確実に価格競争に巻き込まれてしまうため、収益性を確保することが難しくなってしまいます。
一方弊社物件のカフェスタイルリノベーションは、成約のカギを握ってる20~30代女性を意識した部屋作りをしています。
そのため可能な限り自然素材の材料を室内に取り入れることによって、本格的なカフェスタイル空間を演出することができるだけではなく、内見時において入居後のイメージも膨らませやすくなることから、家賃値上げしても早期成約に繋げられやすくなります。
▶弊社リノベーションの詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
【過去記事】【2022年】弊社アパート人気№1リノベーションルームを大公開
2.内見時に注意すること

部屋探しされる方は概ね1~2か月以内に部屋を決めたいと考えています。そのため部屋探しされている方は上図「見込み客の意識レベル」の「お悩み客」に該当します。
リノベーション物件は従前と比べ家賃を値上げを行い、場合によっては家賃相場より高い家賃設定になっているところがあります。部屋探しされる方はエリア内の家賃相場は確認しているため…
内見時には「この部屋に住みたい!」と感じるような室内説明しないと入居促進に繋げることができません。
そこで弊社代表は独自開催している見学会において、次のようなアプローチをかけています。
また内見時においては、初期費用がどのくらい発生するか気にしている方は多いはずです。
そこで弊社代表は、内見時に初期費用の見積もりを事前に仲介会社にお願いして作成してもらい、クロージング時に渡しています。また内見に来ていただいたお礼として、Amazonギフト券を差し上げています。
ちょっとした心配りが成約率をアップさせるだけではなく、口コミで広まる可能性が出てくるため、ギフト券購入に対する費用対効果はものすごい高いと言えます。

上述を実践したことで弊社物件の成約期間は年々減少傾向となっています。特に今年は5月に2件退去が発生したものの、退去後すぐに内見予約が入りその日のうちに入居が決まりました。
3.まとめ
今回は家賃値上げしたリノベーション物件の内見を成功させる秘訣について、弊社リノベーション部屋の事例を交えてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
リノベーションを行うと家賃値上げがしやすくなるため、収益性を高めることができます。
ただしリノベーションをしても「入居後のイメージにつながらない」ような部屋であったり、また部屋自体は言いが物件周りが汚ければ、入居促進を図れるどころか逆の方向に行ってしまうため注意が必要です。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。


取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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