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賃貸リノベーションで断熱性能を高める


新築物件が募集開始するとあっという間に部屋が埋まってしまいます。新築物件が人気なのは最新設備が充実/入居履歴が全くない部分が大きいと思われますが、それ以上に断熱性能がいい点も挙げることができます。



一方築年数が経過している物件は、新築物件と比べると断熱性能が劣ります。実際LIXIL住宅研究所が「賃貸物件の不満」について調べたところ・・・



アパート入居者の約8割は不満に感じ、断熱性能について不満に感じている人が約2割



いることが分かり、また不満を解消できない方の約3割は「引越し」を検討しているとのことです。



近年では築年数が経過している物件をリノベーションする所が非常に増えてきていますが、リノベーションを機に「断熱性能の改善」を図っている物件はまずないのが正直なところ。



ただ今後賃貸市場は少子高齢化の影響を受け競争が激化することが予想されているため、リノベーションを機に断熱性能を改善させることは、集客上にとってプラスになるはずです。



本投稿は賃貸リノベーションで断熱性能を高めることができる理由について、お伝えいたします。








 

▼目 次

1.賃貸で断熱性能を高めるメリット

2.賃貸リノベーションで断熱性能を高める

 1)漆喰を勧める理由

 2)内見時に有利

 3)ランニングコストがいい

 4)資産価値が下がりにくい

3.まとめ

 

【本記事でお伝えする結論】


"リノベーションで断熱性を高めるとメリットがいっぱい”




1.賃貸で断熱性能を高めるメリット


賃貸で断熱性能を高めるメリット

ロシアのウクライナ侵攻/石炭、天然ガスの価格上昇/円安の影響などによって、光熱費の上昇は歯止めがからない状態が続いています。


そのため特に消費電力が大きいエアコンについて


  • 設定温度を見直す

  • 断熱性が高いカーテンを使用する

  • サーキュレーターを使い循環をよくする


等といった節電対策を講じている方もいますが、ただ限度がどうしてもあります。




光熱費を抑えるためには「断熱で電気を減らす」以外方法はありません。


冒頭でもお伝えした通り賃貸業界ではリノベーションの際に断熱性能を改善させる物件は皆無。そこでリノベーションを機に断熱性能を改善させる対策を講じることで…


  • 家賃値上げが可能となる

  • 集客上有利になる


ため収益性/成約率を高められるメリットが生まれます。




2.賃貸リノベーションで断熱性能を高める

賃貸リノベーションで断熱性能を高める

一般的に室内の断熱性能を高めたい場合、二重サッシがいいと言われてます。


しかし弊社代表は窓より自然素材の漆喰を施工した方が、費用対効果を最大化させることができると考えています。




その理由としては…


  • 保冷保温効果、調湿効果が期待できる

  • 壁全体がおしゃれになるため内見時有利

  • 壁紙と比べコスパがいい

  • 資産価値が下がりにくい


からです。それではそれぞれの理由についてみていきましょう。




1)漆喰を勧める理由


冷暖房費が節約できる


漆喰には様々な効果がありますが、漆喰効果がすぐにわかるものと言えばやはり調湿効果と保冷保温効果です。



夏場は湿度が高い状態となっているため、体感温度も高くなってしまいます。そのためエアコン設定温度を低くしてしまいがちになり、光熱費上昇の原因となってしまいます。



漆喰を施工すると吸湿してくれるため、エアコンをつけなくてもジメジメ感はそれほど感じません。また漆喰は保冷保温効果によりエアコンの風を反射させるため、少ない冷暖房でも快適に過ごすことができ、光熱費を抑えることができます。


さらに漆喰には明光性があるため、日中の時間帯は室内照明を使用しなくても意外と明るいため電気代成約ができます。




2)内見時に有利


漆喰は100%手塗りとなるため、均一な壁にはなっていません。ところどころ「ムラ」が発生しますが、このムラこそ漆喰の魅力。


特に女性は温かみがのある部屋を好みます。漆喰壁に興味を示してくれる可能性が高くなるため入居促進に繋げやすくなります。



3)ランニングコストがいい

壁紙

漆喰

1200円~1400円

1㎡あたりの単価

4000円~

壁紙と比べ漆喰は完全手作業となってしまうため、壁紙と比べると3倍近い費用が掛かってしまいます。


しかし漆喰を施工することによって


  • 壁紙と比べ日焼けがしにくいため、塗り返す必要が原則ない

  • 漆喰はクラックが発生する可能性があるが、補修が可能


となるためランニングコストが発生しにくく、トータル的に見れば漆喰を施工したほうがコストを抑えることができます。




4)資産価値が下がりにくい


壁紙は日焼けがしやすいため、入居年数長くなると資産価値は低下し更新時に借主から家賃値下げ要求が発生してしまう可能性が出てきてしまいます。


一方漆喰は「日焼けがしにくい」「漆喰効果は半永久的」「施工物件が少ない」ことから、資産価値が下がりにくいため、家賃相場の影響が受けにくくなり安定した家賃収入を得ることが可能となります。




3.まとめ


今回は賃貸リノベーションで断熱性能を高めることができる理由について、お伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。





弊社物件は築年数が経過していることもあり、2018年からリノベーションを随時行っています。上級グレードの部屋には今回紹介した漆喰を施工していますが、借主からの評判はとてもよくその結果…


  • 従前と比べ家賃8~10%値上げに成功

  • 長期入居される方が多く、更新時の家賃値下げ要求ナシ


となっているため安定した家賃収入を得ることができ、また内見時においても借主の声を伝えることで入居促進に繋げやすくなっています。





なお、弊社が使用している漆喰に関しては有償コンサルティングをお申込みされる方のみお伝えいたします。




弊社漆喰に関する詳細は、過去記事をご覧下さい。

▶弊社アパートの人気No1リノベーションルームを大公開!壁材編







今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。



 

空室対策コンサルタント 有限会社山長

有限会社 山長

有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

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