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賃貸リノベーションで実現する明るいリビング空間の作り方


賃貸業界では部屋探しの価値観が多様化し、築年数が古い物件でもリノベーションを施せば築年数で物件判断する方は昔と比べると少なくなっています。



賃貸リノベーションを成功させるには、物件の魅力を最大限に引き出すことが重要です。特にファミリー向けの場合、魅力的なリビング空間を提供することが、入居促進の大きなカギとなります。



本投稿は賃貸リノベーションで実現する、明るいリビング空間の作り方についてお伝えいたします。


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【本記事でお伝えする結論】




1.リビングの重要性


リビングの重要性

本題に入る前にリビングの重要性について、改めてお伝えいたします。かつての賃貸業界では「部屋数が多い」物件が人気を集めており、ファミリー物件に入居される方は「間取りがDK」を選ぶ傾向がありました。



しかしライフスタイルの変化に伴い、「部屋数より家族とのコミュニケーションやリビング空間の充実」を重視する方が増加したため、賃貸物件で二人暮らしを検討している方は、間取りがLDKを選ぶケースが増えています。



リビングは家族とのコミュニケーションを深める大切な場所となるだけでなく、リラックスをするための空間、友人をもてなすための場所としても利用されます。そのため賃貸物件でリビング空間に求められるものは…



  • デザイン性:家具やインテリアとの調和が取れるか?

  • 機能性:圧迫感を感じないか?



この2点となり、リノベーションする際両者が意識されないと内見時の訴求力が低下し、客付けにも影響が出てしまいます。


2.賃貸リノベーションで実現する明るいリビング空間の作り方


賃貸リノベーションで実現する明るいリビング空間の作り方

賃貸物件は限られたスペースの中に家具や設備を設置しなければなりません。また角部屋以外は一面からの採光しか得られないため、借主が明るく開放的なリビング空間を作るのは難しいです。




しかし賃貸リノベーション時にある工夫を行うことで、借主も魅了する明るいリビング空間を実現することができます。それではその具体的な方法についてお伝えいたします。


白を基調としたシンプルデザイン


白を基調としたシンプルデザイン

賃貸物件のLDKの広さは物件によって異なりますが、一般的には10~12帖程度です。この空間にダイニングテーブル、ソファー、テレビを設置することになるため、家具が大き目であったり部屋全体の広さが10帖しかないと、圧迫感を感じてしまいます。



また家具と部屋とのインテリアのバランスが悪いと、リラックスできず疲労感が残ってしまいます。



これらの問題を解決するには、リノベーションを機に白を基調としたシンプルデザインにすると効果的です。



シンプルデザインの効果

白色は膨張色であり、また反射しやすいため、壁や天井を白で統一することで、部屋全体が広く明るく感じられます。



また白はどの色とも調和しやすく、室内の配色を3色以下にまとめることで、統一感のあるおしゃれな空間が生まれます。



白を基調としたリノベーションに対して一部の貸主から「これでは訴求効果が期待できない!」と懸念を示されることがありますが、部屋探しされる方は内見時に家具やインテリアとの相性を確認するため、むしろシンプル過ぎる部屋を提供した方が魅力的に映り、客付けにおいても効果的になります。


照明を工夫する


照明を工夫する

賃貸物件の居住スペース(LDKや洋室)には照明器具が設置されていないことが多いです。天井に引っ掛けシーリングが取り付けられているため、借主が照明を用意することになります。



借主は明るさを求めシーリングライトを設置することが多いですが、天井に凹凸ができ目立つため、デザイン性が高いリノベーション部屋を提供しても、入居後に生活感が強調されてしまいます。



賃貸リノベーションは基本的に収益性を高めるために行われるため、リノベーションを機にLDKにダウンライトやペンダントライトを新設すると、リビング空間が魅力的に映るため、より明るい空間に生まれ変わります。


3.事例紹介


弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から空き室を随時リノベーションを行っています。2025年4月末現在、全20戸中15戸改修済みで、全室満室となっています。



リノベーションを機に白を基調としたシンプルデザイン空間にしていますが、従前と比べると開放感が感じられる明るいリビング空間が生まれ、借主から高い評価を受けています。




また照明もリノベーションの際にダウンライトとペンダントライトを新設しています。ダウンライトを設置により天井と一体化し、部屋全体がすっきりとした印象を与え、リノベーションの魅力をさらに引き立たせています。



こちらの部屋は上級グレード仕様で2018年~2025年3月にかけて8戸リノベーションを行い、その内6戸は現在も入居されています。2戸は転職や戸建て住宅住替えにより退去しましたが、すぐに借主を見つけることができました。



このことから明るいリビング空間の創出が、長期入居に繋がることが推察できます。


▶弊社リノベーションの詳細は、過去記事をご覧下さい。



4.まとめ


今回は賃貸リノベーションで実現する、明るいリビング空間の作り方についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。





賃貸リノベーションを機に明るいリビング空間を提供することで、訴求力が高まるため入居促進に繋げやすく、またリラックス効果が期待できるため、入居後の顧客満足度も向上します。



これにより長期入居の可能性が高まり、リノベーションにかかる費用も入居中に回収し利益を残すことができるため、コストパフォーマンスの面でもメリットが期待できます。






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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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