top of page

賃貸内装工事でよくあるクレームとは?


賃貸物件に入居している借主はあくまで部屋を借りて生活しているため、いつかは退去してしまいます。退去後原状回復などの内装工事を行った後に再募集を行いますが、モラルを遵守しない施工会社が工事を行うとクレーム発生率が高くなり、場合によっては退去のきっかけを作ってしまいます。



本投稿は賃貸内装工事でよくあるクレーム及び予防対策についてお伝えいたします。



 

▶︎お知らせ◀︎


私の経営する有限会社 山長ではアパートの経営改善、空室対策など賃貸経営者を支援するコンサルティングサービスを行なっています。自己破産寸前の状態から空室ゼロへ、そして安定した入居率を実現するまでに至った経験をもとにオーナー様と一緒になって改善のお手伝いをさせていただきます!

まずはお手軽無料相談からお問い合わせください。


 

 



【本記事でお伝えする結論】





1.賃貸内装工事でよくあるクレームとは?


賃貸内装工事でよくあるクレームとは?

賃貸内装工事でよくあるクレームは以下4点を挙げることができます。



  • 通知文配布が遅くなる

  • 騒音

  • 納期遅れ

  • タバコ



それではそれぞれのクレームを見ていきましょう。


通知文配布が遅くなる


リフォームなどの内装工事は施工状況に応じて数日から数週間かかるため、施工中騒音は発生するのははもちろんですが、施工会社関係者が室内に出入りします。



借主は他室リフォーム工事を行うことに対し理解してくれる方が大半ですが、事前に告知されなければ日常生活に支障をきたす恐れがあり、小さなお子さんがいる場合は特に配慮しなければなりません。



そのためリフォーム通知文が施工前日など直前になってしまうと「誠意ない」と思われクレームに発展することがあります。

騒音


リフォーム工事中は騒音や振動が発生し、特に上階の場合階下に響いてしまう恐れが出てきます。



騒音や振動を抑えることは難しいのですが、リフォーム工事自体を日中の時間帯に限定し、夕方以降の施工は行わないなど配慮することで、クレーム発生率を抑えることができます。


納期遅れ


リフォーム工事を施工会社にお願いする際、引き渡し日を予め決めておきますが、ごく稀に引き渡しが遅延することがあります。



万が一遅延してしまうと募集に影響が出るのはもちろん、リフォーム直後に契約~引き渡しがあった場合、借主に迷惑をかけてしまいます。そのためリフォーム工事を発注する場合は予め取り決めを決めておいた方が無難です。


敷地内のタバコ


最近では数は少なくなっていますが、リフォーム工事の休憩中にアパート敷地内(社用車の社内)でタバコを吸う方がいます。当の本人は決して悪気はないのですが、敷地内でタバコを吸うこと自体現在はマナー違反で、即クレームとなります。



また敷地内で職人さんがタバコを吸うと、結果的に工事を発注した貸主に対するイメージも悪くなってしまいます。


2.賃貸内装工事でトラブルが発生した場合


賃貸内装工事でトラブルが発生した場合


借主から騒音などのクレームが入った場合、適切な対応を取らなければ「退去のきっかけ」を作ることになってしまいます。



クレームが発生した際、一番重要なのは自分に非がなくても謝罪→相手の話を聞き理解を示すこと。



そうすることで借主の不満や不快感は次第に収まってきますが、クレームの原因が協力会社の遅延などであっても、そのことを口に出してしまうと「当事者意識がない」と判断され逆効果になります。



その後クレームに対する解決策を考え借主に伝えます。



3.賃貸内装工事トラブルを防ぐには?


賃貸内装工事トラブルを防ぐには?

貸主によっては退去後のリフォーム工事を直接リフォーム会社に依頼されますが、内装工事トラブルを予防するには以下の対策を行うと効果的です。


事前に通知文を配布しておく


リフォーム工事を行う前必ずリフォーム会社と現地で打ち合わせを行い、施工日を確定します。打ち合わせから施行日まではある程度の時間があるため、すぐに通知文を配布することでクレームを予防することができます。



なお借主によっては通知文を配布しても見逃してしまう可能性も否定できないため、共用部エントランスなどに掲示すると、より効果的です。


騒音対策


騒音や振動を抑えることは事実上不可能ですが、基本的に日中の時間帯は仕事に行っている方が多いため部屋にいる方は少数です。



そこで作業音がどうしても出てしまう設備解体/搬入などは平日の日中の時間帯に行うと効果的です。また夕方以降&土休日は多くの方がアパートにいるため…



  • 施工時間は遅くても18:00までにする

  • 土曜日に作業を行う場合は騒音に配慮する

  • 日曜日は完全に休工にする

  • 室内の会話/ラジオなどの音を抑え、歩き方にも配慮する



ことでクレームを最小限に抑えることができます。


工事請負契約書は必ず作成する


リフォーム工事を行う際、リフォーム会社は施工スケジュールを組み、また予備日を設定するため納期が遅れることは基本的にはありません。



ただ万が一リフォーム会社の不手際が原因による遅延が発生した場合、貸主は遅延損害金を請求することができるものの、契約書がなければ請求することはできません。



実際弊社でもリフォーム工事を依頼しましたが、協力会社のミスにより工期遅延が発生し、最終的には5日遅れてしまいましたが、契約書がなかったため元請け会社に遅延損害金を請求することができませんでした。



そのため少なくとも50万円以上のリフォームを行う際は、リフォーム会社に工事請負契約書を作成し遅延損害金記載してもらうようお願いしておくと、安心して発注することができます。


施工前に禁止事項を伝える


賃貸物件では敷地内でのたばこは遠慮してもらっているため、リフォーム業者などが敷地内でタバコを吸ってしまうと借主に今後注意することができなくなります。



施工前の打ち合わせ時に敷地内タバコは禁止すること周知徹底させ、守れない場合は出入り禁止にすることでトラブルを予防することができます。


4.まとめ


今回は賃貸内装工事でよくあるクレーム及び予防対策についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。





内装トラブルが発生してしまう原因の殆どはコミュニケーション不足だと思われます。工事依頼時はもちろんですが内装工事中も定期的に現場に行き、進捗状況を確認することでトラブルを未然に防ぐことができます。





今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。






 
空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


あなたのアパート経営を支援させていただきます!


▶︎〒400-0053 山梨県甲府市大里町2090

▶︎まずはお気軽にお問い合わせください

055-241-2218

090-8514-3562

 

閲覧数:4回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ความคิดเห็น


bottom of page