賃貸物件に設置されているキッチンはスペースの関係上大き目のものを設置することができません。特に築年数が古い物件のキッチンは、調理&収納スペースが狭くさらに人気がない壁付けキッチンが設置されているため、リフォームしなければ客付けが難しくなります。
キッチン交換リフォームを行うと機能性や利便性が向上するため、反響数UP→早期客付け効果が期待できますが費用対効果を最大化するには「映えるキッチン」を意識することが重要です。
本投稿は狭い賃貸キッチンを魅力的にリフォームする方法についてお伝えいたします。
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▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
1.賃貸キッチンリフォームの重要性
本題に入る前に築年数が古くなった物件はどうしてキッチンリフォームを行った方がいいのかお伝えします。
築年数が経過するとキッチンを含む水回りは見た目以上に古さが感じやすく、また最新キッチンと比べデザイン性や機能性が劣ります。
部屋探しで多少譲歩しても充実しているキッチンがある物件を選ぶ
水回りは賃貸検索サイトで必ず見たい設備
となっています。設備の償却が終了する築20年以上経過した物件で空室が目立った時が、キッチン交換のタイミングと言えます。
▶キッチン交換のタイミングの詳細は過去記事をご覧下さい。
なお一部の貸主は「キッチン扉をリメイクすれば古さは軽減できる」と考えていますが、リメイクシートを施工してもキッチンパネルを交換しない限りキッチンの古さは払拭できないため客付け効果は期待できません。
2.賃貸キッチンの問題点
古くなったキッチンをリニューアルすると、賃貸検索サイトの反響数は確実に増加します。ただ賃貸キッチンは以下の問題があるため、リフォーム時に対応しないと費用対効果を最大化させることは難しくなってしまいます。
問題点①:作業&収納スペースが狭い
先程もお伝えしましたが賃貸キッチンはスペースの関係上、大き目のキッチンを設置することができません。キッチンリフォームする場合基本的に従前と同タイプを設置するため作業&収納スペースは正直内見者が満足できる広さではありません。
これは壁付けor対面キッチン同様です。
そのためキッチンリフォーム時に作業スペース&収納スペースを確保しないと内見時訴求力を高めることが難しくなってしまいます。
問題点②:デザイン性
キッチンは賃貸物件の華というべき存在。そのためデザイン性が高いキッチン空間にしなければ競合物件との差別化+訴求力が向上しないため早期客付けは難しくなってしまいます。
デザイン性が高いキッチンにするには、キッチンをメインとした内装リフォームすると映えるキッチンになります。
3.狭い賃貸キッチンを魅力的にするリフォーム術
弊社物件は築年数が経過しているため2018年から空き室を随時リノベーションしています。全20戸中約7割の14戸改修済みで本執筆時の2024年9月9日現在満室状態となっています。
弊社リノベーションの特徴は改修する全ての部屋に、弊社オリジナルのカフェスタイルキッチンを導入していることです。
オリジナルキッチンを導入している最大の理由は「差別化」を図るためです。キッチン交換しても機能性や利便性が向上しなければ、競合物件と同質化となり最悪価格競争に巻き込まれてしまいます。
そこで弊社物件ではキッチンリノベーションを行う際、調理&収納スペースを拡張させるため、キッチンカウンターを新設しています。
お部屋のグレードによってカウンターは異なりますが、カウンターを設置することで使いやすいキッチンとなりさらに競合物件では対応していないため訴求力&差別化を図ることができます。
更にカフェスタイルキッチンの魅力を最大化させるため、あえて白を基調とした北欧インテリアを意識した室内デザインにしています。室内に使用する色を3色以下に抑えることで、シンプルだけどすっきりした空間になり、誰でも簡単におしゃれな部屋を作ることができます。
弊社オリジナルキッチンの制作費用は既製キッチン導入費用とあまり変わりはありません。またカフェスタイルキッチンを導入したことで従前と比べ収益性&稼働率を大幅に改善でき、2020年以降は増収増益を継続させることに成功しています。
そのためキッチンリフォームするならオリジナルキッチン+カウンター新設した方が費用対効果を最大化させることができると言えます。
▶弊社キッチンリノベーションの詳細は過去記事をご覧下さい。
▶北欧インテリアの詳細は過去記事をご覧下さい。
4.まとめ
今回は狭い賃貸キッチンを魅力的にリフォームする方法についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。
部屋探しされている方はキッチンクオリティーを非常に重要視しています。そのためクオリティーが高いキッチンを導入しない限りたとえ適正家賃で募集しても客付けは難しく、実際原状回復しかしていない競合物件(築30年)は6か月以上空室が続いています。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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