フロアタイルとクッションフロアの違いを徹底解説
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長

- 2025年2月25日
- 読了時間: 7分
更新日:2025年5月9日
賃貸リフォーム/リノベーションを機に床材をリニューアルする物件は多く見られます。新しい床材にすることで、室内インテリアの印象が非常に大きく変わり反響数を高めることが期待できます。しかし
様々な床材があるのでどれを選べば良いか悩む
貸主は多いのではないでしょうか?適切な床材を選択しないと施工後に後悔することはほぼ確実です。
そこで本投稿は賃貸リフォーム/リノベーション時によく採用される「フロアタイルとクッションフロアの違い」を徹底解説していきたいと思います。
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【本記事でお伝えする結論】
1.フロアタイルとクッションフロアの基本情報

築年数が経過すると見た目の古さが出てしまいますが、リフォーム/リノベーションすると清潔感が際立ち反響数を高めることができます。
床材を変える場合、多くの物件ではフロアタイルorクッションフロアのどちらかを採用しています。それではフロアタイル/クッションフロアの特徴&違いについて解説します。
1)特徴
フロアタイルについて

フロアタイルとは塩化ビニール素材で作られたタイル状の床材のことです。
フロアタイルの特徴は1枚ずつ貼りながら施工するためクッションフロアと比べると手間がかかりますが、、見た目のクオリティーが非常に高く、本物の素材と見違えるほどの仕上がりです。そのため近年ではフロアタイルを採用する物件が増加しています。
フロアタイルのメリット
重い家具を置いても設置跡が残りにくく、キズに強い
耐用年数が長くまた日焼けしにくい
デザイン性が高い
フロアタイルは耐水性/耐久性に優れているため、一度施工すれば10年前後は張り替え不要でランニングコストを抑える効果が期待できます。また本物さながらのリアルな質感が魅力的で、最近ではフロアタイルを採用する物件が増加しています。
フロアタイルのデメリット
クッションフロアと比べコストが高くなる
防音性は低くなる
フロアタイルは1枚ずつ施工するためクッションフロアと比べると平米単価が1,000円以上高くなるのがデメリットです。しかし一度施工すれば10年間は使用できるため、ランニングコストを考慮すると決してコストが高いとは言い切れません。
またフロアタイルはクッションフロアと比べクッション性がないため、防音/遮音効果は期待できません。賃貸物件では上階(足音)からの生活音が問題になりやすいため、生活音対策を考える場合は不向きと言えます。
クッションフロアについて

クッションフロアとは塩化ビニール素材で作られたロール状の床材のことです。部屋の大きさに合わせて施工できるのでフロアタイルと比べると短期間で施工が可能で、コストを抑えることができます。
クッションフロアのメリット
コストが安い
耐水性が高い
吸音効果が高い
先程もお伝えしましたがクッションフロアはロール状の床材のため、部屋の大きさに合わせてカット→接着剤で貼り付けるだけで施工が可能です。そのため床材リフォームの中でコストが最も安くなります。
またクッションフロアはフロアタイルと比べ耐水性/吸音性が優れているため、水回り(トイレや洗面脱衣所)/上階の床材を張り替える際はクッションフロアを選択した方がメリットが大きくなります。
クッションフロアのデメリット
設置跡が残りやすい
経年劣化が早い
クッションフロアは材質が柔らかいため家具を置くと設置跡が残りやすく、経年劣化(日焼け)がフロアタイルと比べと比べ早く進みます。そのため約10年前後で張替えが必要になることがあります。そのためフロアタイルと比べると費用対効果は劣ると言わざるを得ません。
2)違い
フロアタイル/クッションフロアはいずれも塩化ビニール素材ですが、前者はタイル状/後者はシート状となっており、施工期間に大きな違いがあります。
フロアタイルは凹凸があり見た目が本物のフローリングに近いためクオリティーが高いリノベーションを目指す方には最適な床材と言えます。また部分交換なためランニングコストを抑えられる点も大きな特徴です。
一方クッションフロアはロール状ため、施工時間が大幅に短縮でき、コストを重視したい方には最適な床材と言えますが、柄が「プリント」されているため、フロアタイルと比べるとクオリティーが劣ることは否めません。さらに劣化などが発生すると全面張替えが必要になるため、ランニングコストはフロアタイルよりも高くなる可能性があります。
2.フロアタイルとクッションフロア、床リフォーム時適切なのは?

ランニングコスト/クオリティーを考慮すると、トイレと洗面脱衣所はクッションフロア、それ以外はフロアタイルを選択することで訴求力が高い部屋を提供することが可能です。
しかし株式会社Alba Linkが集合住宅に入居している500人にアンケート調査したところ、約8割は「騒音で悩んだ経験がある」と回答しており、特に「上階から足音が響く」という意見が多く見受けられました。
近年の賃貸市場は物件供給数が多いため借り手有利な状況が続いています。そのためリフォームやリノベーション時に生活音対策を施さなけば、騒音トラブルリスクが高まり長期入居が難しくなる恐れがあります。
そのため床材リフォームを行う際は、吸音効果が期待できるクッションフロアを採用した方がトラブル軽減し長期入居に繋げやすくなります。
3.フロアタイルとクッションフロア、リフォーム事例
弊社物件は築年数が経過しているため2018年から空き室を随時リノベーションしています。リノベーション当初はクオリティーを重視し床材はフロアタイルを採用していましたが…
弊社が採用していたフロアタイルが廃番になったことを機に、床材は全てクッションフロアに変更しました。


クッションフロアは床材クオリティーにおいて明らかに劣りますが、白系のクッションフロアを採用したことにより室内がとても明るくなり、吸音効果が期待できるため、内見時に効果的にアピールできます。その結果クッションフロアを採用したことで成約率は格段に向上しました。
またフロアタイルと比べ床材コストを抑えることができ、先日約8年入居された借主が退去されその部屋はクッションフロアを施工していましたが、家具跡はあったものの張替えが必要なレベルではなく、更に経年劣化もほとんど見受けられませんでした。このことから必ずしも費用対効果が劣るとは言い切れません。
▶弊社リノベーション詳細は過去記事をご覧下さい。
4.まとめ
今回は賃貸リフォーム/リノベーション時によく採用される「フロアタイルとクッションフロアの違い」をお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。
床材をリニューアルする際、フロアタイル/クッションフロアどちらがメリットがあるかは正直甲乙つけがたいです。
しかし賃貸物件では築年数/構造躯体関係なく上階からの生活音問題が発生する可能性があります。そのため床材を変える場合は吸音効果が期待できるクッションフロアを選んだ方がメリットが大きいと考えます。
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