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【空室対策】畳からフローリングに変更する際気をつけるべき部分とは?


ライフスタイルの変化や退去費用を抑えたいと考える方が増えていることから、和室のある賃貸物件は敬遠される傾向があります。



その結果、近年では和室を洋室へリフォームする物件が増加しています。洋室への変更によって従前と比べ集客面での不利な状況を避けられるケースが多いものの、リフォームの際に重要なポイントを押さえておかなければ、かえって逆効果を招く可能性があります。



本投稿は空室対策で畳からフローリングに変更する際、気をつけるべき部分をお伝えします。



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【本記事でお伝えする結論】




1.畳からフローリングに変更するメリット


畳からフローリングに変更するメリット

新築物件を供給する大手管理会社/ハウスメーカーでは、新築を建設する際和室を設定することはありません。現在、賃貸物件で和室があるのは築20年以上経過した物件が多いです。



賃貸物件において畳からフローリングに変更することで、以下3点のメリットが期待できると言われています。



  • 検索結果で優位になる

  • 内見時の印象が向上する

  • 入居促進に繋げられる



それではそれぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。



検索結果で優位になる

検索結果で優位になる

賃貸物件を探す際、多くの方は貸検索サイトを利用し、希望条件に合致した複数の部屋を内見して見比べます。



ただ和室ががある物件は「畳がへこむ」「掃除が面倒」「表替え費用が発生する」といったイメージが先行し、特に和室が好きな方でない限り、選ばれにくい傾向があります。



畳からフローリングに変更することで、これらの懸念が解消され、検索結果でも和室がある物件より選ばれやすくなります。




内見時の印象が良くなる

内見時の印象が良くなる

現在の賃貸市場で、和室が設置されている物件は、築20年以上のファミリー物件のみとなります。



ファミリー物件はこれから二人暮らしを始める方が多く入居され、部屋探しの主導権は女性が握っています。女性は時短掃除を意識しているため掃除が面倒な和室があると、「住みにくい」と感じる人も少なくありません。



さらに実家に和室がない方の場合、和室付きの賃貸物件を選ぶ可能性は低いです。しかし近問題は、和室を洋室にリフォームすることで解決でき、内見時の印象を大きく改善することが期待できます。



入居促進に繋げられる

入居促進に繋げられる

畳は日焼けがしやすいため退去時に表替えをする必要がありますが、その費用は契約上、借主が負担することになります。冒頭でもお伝えした通り近年は、退去費用をできるだけ抑えたいというニーズが強く、退去時に必ず表替え費用が発生する和室がある物件を希望する方は殆どいません。



しかし洋室に変更することで、これらの費用負担がなくなるため、その結果、借主を確保しやすくなります。



2.畳からフローリングのリフォーム費用


畳からフローリングのリフォーム費用


賃貸物件で畳からフローリングに変更する場合、施工にはおおよそ2~3日かかります。主な作業の流れは…



  • 古い畳を撤去する

  • 下地調整を行う

  • 新しいフローリングを施工する



となります。費用は6帖の部屋の場合で、15万円前後が目安となりますが、採用する床材によって費用は異なります。



一般的には合板フローリングが使われることが多いですが、賃貸物件の場合は「フロアタイル」「クッションフロア」のどちらかが採用されることが多いです。


▶フロアタイルとクッションフロアの違いについては過去記事をご覧下さい。



3.【空室対策】畳からフローリングに変更する際気をつけるべき部分とは?


【空室対策】畳からフローリングに変更する際気をつけるべき部分とは?

畳からフローリングへ変更する際、以下の点に注意しないとリフォーム後に後悔する可能性があります。

襖をフラッシュドアに変更する


和室がある物件は押入と襖が設定されています。一部の貸主は襖の状態が良ければそのまま使用することがありますが、部屋全体の調和を考えると、あまり相性は良いとは言えません。場合によっては客付けにも影響が出てしまいます。



そこでリフォームを機にフラッシュドアへ変更することで、「和室感」が軽減できるので、訴求力が高まります。



内装色を意識する


畳からフローリングに変更する際、特に重要なのが「内装色」です。花王のリリースによると20~30代女性の多くは「色やテイストを統一して落ち着ける空間」を求めています。



そのためフローリングに変更する際は、他の部屋と内装色を統一し、全体的に落ち着いた空間を演出しなければ、物件の魅力を十分にアピールすることは難しくなります。


遮音対策を行う


畳は厚みがあるため吸音効果が期待できますが、フローリングは厚みが限られているため、従前と比べ遮音性が低下しやすくなります。特に上階でフローリングに変更する場合は注意が必要です。



吸音対策を高めるならば、クッション性があるクッションフロアを取り入れると効果的です。


洋室に変更しただけではダメ


多くの貸主は入居率向上を目的として、畳をフローリングへ変更を行っています。しかし単に洋室リフォームしても部屋全体のクオリティーが伴われていなければ、魅力的には映りません。



特に部屋探しされる方の約半数以上は、水回りに注目しており、中でも充実したキッチン設備を必要とする声は多いです。そのため洋室リフォームする場合は、水回り改修も併せて行わないと客付けは難しくなります。




4.まとめ


今回は空室対策で畳からフローリングに変更する際、気をつけるべき部分をお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





部屋探しされる方は水回りのクオリティーやデザイン性を重視しています。そのため和室を洋室にただ変えるだけでは、客付け効果は期待できないことを貸主は認識しておくべきです。




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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント



空室対策&築古物件の再生は(有)山長にお任せください!


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